誉田哲也の小説(小説現代2013年2月号~9月号連載、同年12月単行本化)を原作として、2024年10月7日よりテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送。主演は桐谷健太。
Qrosの女の原作
ファストファッションの人気ブランド「Qros」のCMで人気俳優・藤井涼介と共演し注目を集める美女。だが、名前も一切のプロフィールも不明で、ネット上には様々な情報が飛び交っていた。
藤井の自宅を張り込む新米芸能記者・矢口慶太の前に、突然その謎の美女が現れて――。
虚々実々の駆け引き渦巻く芸能界とスクープの現場をリアルに描く痛快エンタテインメント!
Qrosの女の原作を読んだ人の感想
- 【読書感想文】誉田哲也さんの「Qrosの女」を読んで(テガミスト*Diary <紙飛行機ドットコム>)
- 芸能記者とネット民が、CM美女「Qrosの女」の正体を暴く。闇を抉る傑作!(犬上茶夢 – 講談社ブック倶楽部)
- 読書メーター
ドラマ Qrosの女
あらすじ
情報があふれる昨今では、「テレビよりもネットの情報が早い」というのは当たり前。そんなさなか「ここにしかない情報」という付加価値をつけて、売り上げを上げ続けている媒体がある。それは、週刊誌。「週刊キンダイ」の記者・栗山孝治(桐谷健太)は「世の中が求めるネタを提供しているだけだ」と言いながらあらゆる芸能人の“真実”を暴き、部数を上げていく。ゴシップ記事により失脚する著名人、そしてそれをあざ笑う大衆。誰もが誰かの人生を監視し、エンタメとして消費していく日常を、栗山は冷めた目で眺めていた。しかし、ある謎の女性「Qrosの女」(黎架)との出会いをキッカケに、思いもよらぬ事件に巻き込まれていき…。
肝心のCMがよくわからない(ドラマ Qrosの女」の感想)
誉田哲也の原作があるのだが、肝心のCMがよくわからない。男が後ろからハグするのが謎の「Qrosの女」らしいのだが(Qrosは服のブランドである)、それとなえなの演じる女優の関係が説明不足なのだ。ハグする前と後とで女優が変わっているということ??
また、1話を見ただけでは桐谷健太と哀川翔の関係もわからなかった。二人にはインネンがあるらしいのだが、何か種明かしみたいな編集になっていて、ぼんやり見ていると置いていかれる。
1話のストーリー自体、アイドルグループのセンターの子の喫煙を報道させないためにサイドの子の不倫をマネージャーがリークするというものなのだが、ああそうですかとはならない。本当は引退したがっていたとか、センターの子を強請っていたとか、そういうオチでもないと納得がいかないのだが…
2話では小西桜子がバクハツするらしい。それは楽しみ。
キャスト
主要人物
栗山孝治〈38〉 – 桐谷健太
週刊キンダイ
矢口慶太〈29〉 – 影山拓也
林田彰吾〈50〉 – 岡部たかし
小島大喜、和久井了、日尾さとし、浦尾咲希 – えなりかずき、西村元貴、内藤秀一郎、秋宮はるか
「Qros」CM
Qrosの女 – 黎架
藤井涼介 – 増子敦貴
福永瑛莉〈20〉 – なえなの
近藤サトル – 三浦孝太
島崎ルイ – 森山未唯
その他
園田芳美〈47〉 – 哀川翔
栗山志穂〈23〉 – 田村保乃
岩崎 – 前野朋哉
女性 – 片山萌美
遠藤亜矢 / 久岡リナ – 川島海荷
石上翼 – 小野武彦
スタッフ
原作 – 誉田哲也『Qrosの女』(光文社文庫)
脚本 – 服部隆
監督 – 守屋健太郎、上田迅、頃安祐良
音楽 – 遠藤浩二
オープニングテーマ – go!go!vanillas「Persona」(IRORI Records / PONY CANYON)
エンディングテーマ – IMP.「ミチシルベ」(TOBE MUSIC)
取材協力 – 赤石晋一郎
チーフプロデューサー – 森田昇(テレビ東京)
プロデューサー – 本間かなみ(テレビ東京)、渡邊竜(松竹)、松田裕佑(松竹)
制作協力 – 松竹撮影所
制作 – テレビ東京、松竹
製作著作 – 「Qrosの女」製作委員会