「斉藤さん」原作で知られる小田ゆうあのコミックを原作として、2016年6月28日~8月16日にNHK「プレミアムよるドラマ」枠で放送。主演は長谷川京子。脚本は「失恋ショコラティエ」の安達奈緒子が手掛ける。
ふれなばおちんの原作
夫は大事です。でも、好きな人ができました。 結婚××年。家族のために生きてきました。それで幸せ、それが幸せ、と思っていたけれど、最近娘が、もっとキレイなお母さんでいてよ、なんてことを言いだした。母だけじゃ、いけないのでしょうか─。
ふれなばおちんの原作を読んだ人の感想
ドラマ ふれなばおちん
あらすじ
ある朝、社宅で暮らす上条夏(長谷川京子)は主婦仲間からうわさ話を聞いた。友人でもある小牧莉絵(戸田菜穂)が、夫と息子を残して、恋人と家出してしまったのだ。家庭が何よりも大切と思う夏にとっては、信じられないことだった。そんな夏に莉絵から電話がある。悪びれた感じもなく、女として充実した時間を送っているという。ほどなくして、階下に若い男・佐伯龍(成田凌)が越してくる。夏の心の何かが、ざわめき始める…。
(ふれなばおちんの感想)
ドラマが一斉に昼ドラ化する傾向へのNHKなりの対応がこれか。
もっとも、38歳だった鈴木京香を使って長谷川博己をブレイクさせた「セカンドバージン」など、そもそもNHKが率先して昼ドラ化を積極的に推進し続けてきたとも言える。
忘れがたい問題作「大切なことはすべて君が教えてくれた」の安達奈緒子が脚本で、今後の展開はクセのあるものになるだろう。
ハセキョーは37歳。2005年の「Mの悲劇」で演じた悪女のままに、今ひとつ中途半端な印象。
最終回まで観て
ええーっ、という結末なのだが、調べるとどうも原作がそうらしい。
それにしても、最後の30秒であれはないわw
なんだか当てつけに自殺したみたいに見えるし。
ところで、「真面目な奥さんハセキョーと、それをけしかける自由な女・戸田菜穂」という構図は、ちょうどBSで再放送が始まった「SCANDAL」とまったく同じである。2008年当時、ハセキョーはまだ20代であった。
キャスト
長谷川京子
成田凌
古畑星夏
戸田菜穂
鶴見辰吾
スタッフ
脚本 – 三木康一郎
原作 – 小田ゆうあ「ふれなばおちん」(集英社クリエイティブ)
音楽 – 阿部海太郎
音響効果 – 長澤佑樹
主題歌 – Kokua「黒い靴」、(挿入歌:信近 エリ「君の声を」(3)-(8))
撮影技術 – 吉田淳志
制作・著作 – ホリプロ、NHK
制作統括 – 石田麻衣、磯智明、出水有三
局系列 – NHK
ドラマ ふれなばおちんを観た人の感想
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宝塚の作品はもちろん映画、ドラマ、小説・・・・そんな世界で「衝撃の結末」を知った時、そこからあらゆる私的妄想が発生してとまらなくなることはよくあることです。
【ドラマ】『ふれなばおちん』のラストが衝撃(You and the Revue and the Musical) -
美談にはならないというか後味は悪いけれども刹那的な儚い恋の物語だったなと沁み入るものがありました。
NHKドラマ『ふれなばおちん』をイッキ観しちゃった独女の感想(ほちょこ☆のブログ) -
この終わり方はルール違反でしょ。
ただただ残念です。
「ふれなばおちん」 最終回(第8話) ネタバレ 感想~ルール違反な最終回 [気になるドラマ-2016夏](tarotaro(たろたろ)の気になること)