かわかみじゅんこの漫画(「FEEL YOUNG」連載2013年3月号~、第7回「an・anマンガ大賞」『このマンガがすごい!2017』オンナ編にランクイン)を原作として、2018年10月9日~12月18日にTBSテレビ系火曜ドラマで放送。主演は有村架純で民放ドラマでは初の単独主演。2年半ぶりの民放連続ドラマ出演。
中学聖日記の原作
「ぼく、先生のこと、すきになっちゃいました」 黒岩晶(くろいわあきら)、14歳。“恋心”を未だ知らずの中学3年生。ここ最近、彼が目で追ってしまうのは、新担任・末永聖(すえながひじり)、25歳。清純な雰囲気の女教師で、遠恋中の婚約者がいるという噂。彼女といると、他の誰にも感じたことのない感情が沸き上がる黒岩少年は、それが恋だとも分からずに何度も彼女を傷つけてしまう。そして夏。聖への気持ちに自覚が芽生えた頃、2人にとって運命の夏休みが始まる――。 恋の仕方も知らないで、婚約者がいる先生に恋してしまった。じれったいほどにときめく、11歳差の純情ラブストーリー。
中学聖日記の原作を読んだ人の感想
ドラマ 中学聖日記
あらすじ
中学校教師として赴任した末永聖は男子中学生・黒岩晶と運命の出会い、婚約者・川合勝太郎との間で思い悩む。「この子に恋をしてはいけない」と思いつつも、毎日のように聖に恋心をぶつけてくる晶から次第に逃れられなくなり、聖の心は日々揺れ動いていく。勝太郎は常に聖の味方だが、完璧すぎて重荷になっていた。
一方、勝太郎の同僚で帰国子女およびバイセクシャルでもある原口律は、聖や勝太郎を翻弄していく。
そして、息子の晶が教師に恋をしたことに危機感を感じた母親の黒岩愛子は、何とか気を逸らそうと、晶に懸命に向き合おうとするが上手くいかず、焦燥感を覚えていく。
感想
「恋のツキ」が終わったら、また淫行カテゴリーが始まった。
塚原あゆ子の演出はサスペンス調ではあるものの(金子ありさの脚本とは「私結婚できないんじゃなくてしないんです」以来の組み合わせ)、有村架純をめちゃんこ可愛く撮っているのだが、それだけに各方面から反感を買うのは必至だろう。
あからさま過ぎるスキを作る演出は、「恋のツキ」とはまた違う意味で痛い。
吉田羊のバイセク上司とか、夏川結衣の捨ててない感じとか、見どころはある。
しかしこれ、原作は8年後まで続いているのだな・・・
キャスト
主要人物
末永聖(中学国語教師) – 有村架純
黒岩晶(中学3年生の男子生徒) – 岡田健史
商社
川合勝太郎(商社に勤めるエリート) – 町田啓太
原口律(先輩同僚のお局) – 吉田羊
子星中学校
岩崎るな(聖の教え子) – 小野莉奈
九重順一郎(晶の幼馴染) – 若林時英
白石淳紀(るなの大親友) – 西本まりん
海老原満(学級委員長) – 川口和宥
香坂優(クラスで1番の美少女) – 中田青渚
塩谷三千代(教頭) – 夏木マリ
田辺忠之(同僚教師) – 加治将樹
入江信彦(同僚教師) – 是近敦之
粕谷真弓(同僚教師) – 池谷のぶえ
小宮第一小学校
丹羽千鶴(聖の指導担当者) – 友近
相田宗太郎(教頭) – 山上賢治
野上一樹(同僚教師) – 渡辺大
橘彩乃(クラス児童) – 石田凛音
橘美和(彩乃の母) – 村川絵梨
晶の家族関係者
上布茂(愛子の部下) – マキタスポーツ
黒岩愛子(母親) – 夏川結衣
島崎康介(実父) – 岸谷五朗
その他
川合祐子(勝太郎の母) – 村岡希美
末永里美(聖の母) – 中嶋朋子
磯貝俊(弁護士) – 桜井聖
丹羽佳朗(千鶴の夫) – バッファロー吾郎A
スタッフ
原作 – かわかみじゅんこ 『中学聖日記』(祥伝社フィールコミックス)
脚本 – 金子ありさ
音楽 – 小瀬村晶、信澤宣明
主題歌 – Uru 「プロローグ」(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ)[11]
プロデューサー – 新井順子
演出 – 塚原あゆ子、竹村謙太郎、坪井敏雄、府川亮介
製作 – ドリマックス・テレビジョン、TBS
放送局 – TBS系
放送期間 – 2018年10月9日 – 12月18日
話数 – 全11話
ドラマ 中学聖日記を観る
ドラマ 中学聖日記を観た人の感想
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いかにも優等生的な、初回の聖が言いそうな言葉だけど、それこそが純粋な愛なんだと、波乱の11回を見終えた今、強く、強く噛みしめた。
『中学聖日記』ラストシーンに込められた“人生の奇跡” 有村架純と岡田健史の再会が意味するもの(横川良明 – REAL SOUND) -
「禁断の純愛」ということばから、感情におぼれた不幸な物語というイメージを持ってしまって最初は見ようとしなかった作品でしたが、見ることができて良かったなと思える、まっすぐでとても深い作品でした。
【雑感】ドラマ『中学聖日記』で描かれた”禁断の純愛”と二人の成長(采) -
「愛」があれば周りに迷惑かけもいいと示す、夢いっぱいのお花畑・おとぎ話のような結末ではなく、愛には自立・責任が必要…
──そこまで示したのですから、本作を不道徳なドラマと断罪できません。
【中学聖日記】 結末の考察!岡田健史が5年待つのは純愛?気持ち悪い?(dorama9)