夫よ、死んでくれないか

相武紗季(夫よ、死んでくれないか)
相武紗季(夫よ、死んでくれないか)©夫よ、死んでくれないか政策委員会

2025年4月よりテレビ東京にて放送。2025年4月7日からテレビ東京系「ドラマプレミア23」枠で放送。安達祐実、相武紗季、磯山さやかのトリプル主演作。原作は丸山正樹の同名小説。

夫よ、死んでくれないかのあらすじ

「気がつけば30代後半。幸せのためにしたはずの結婚には後悔しかなく、キャリアの限界も見え始めた。こんなんだっけ、私の人生…」という思いを抱く大学時代の同級生・甲本麻矢(安達祐実)、加賀美璃子(相武紗季)、榊友里香(磯山さやか)の3人は、飲みに行っては夫への愚痴を口にし、日ごろのうっぷんを晴らしていた。ある夜、麻矢と璃子は友里香から「私、夫を殺しちゃった…!」と友里香の家に呼び出される。さらに麻矢の夫も境に失踪し……。3人の運命の歯車が大きく回り始め、結婚に奪われた幸せを取り戻すために奮闘する妻たちの復讐が今始まる。

夫よ、死んでくれないかの感想

あたかも内館牧子大石静が書いたドラマのように錯覚させる、題名の話題性を打ち出すPR作戦を展開していたドラマ。
タイトルバックにも3組の夫婦(安達祐実竹財輝之助相武紗季(結婚した2016年以降、出産2回、シンガポール在住ということで活動控えめ、久しぶりの主演作である)と高橋光臣磯山さやか塚本高史)が登場し、夫を疎ましく思う設定はPR通りだが、実際にはモラハラや不倫などちゃんとした理由がある。

そして、ただ夫を殺してしまう「ナオミとカナコ」のような単純な展開ではなさそうで、第1話では塚本高史が記憶喪失になり、竹財輝之助が失踪するという展開で、今後話が入り組んでくると、ちょっと面白くなりそうではある。
あとは、2時間ドラマのパロディのようだった珍作「彼女たちの犯罪」の轍を踏まないことを祈るばかりだ。

夫よ、死んでくれないかのキャスト

主要人物
 甲本麻矢(大手デベロッパー勤務) – 安達祐実
 加賀美璃子(フリーライター) – 相武紗季
 榊友里香(専業主婦) – 磯山さやか
 甲本光博(麻矢の夫、IT企業勤務) – 竹財輝之助
 加賀美弘毅(璃子の夫、外資系コンサル勤務) – 高橋光臣
 榊哲也(友里香の夫、電機メーカー勤務) – 塚本高史
周辺人物
 千田慎一(麻矢と行きつけのバーで出会う男) – 久保田悠来
 鴨下亮介(若手医師) – 清水尚弥
 立花瑤子(麻矢の上司) – 遊井亮子
 鳥居香奈(麻矢の後輩) – 松浦りょう
 志村功(刑事) – 柳憂怜
 薗部康明(麻矢の兄) – 吉岡睦雄
 映美(友里香のママ友) – 新山千春

夫よ、死んでくれないかのスタッフ

原作 – 丸山正樹『夫よ、死んでくれないか』(双葉社)
脚本 – 的場友見
監督 – 佐藤竜憲進藤丈広柿原利幸
音楽 – 青木沙也果
オープニングテーマ – Lenny code fiction「SUGAR」
エンディングテーマ – さとうもか「愛は罠」
チーフプロデューサー – 山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー – 都筑真悠子(テレビ東京)、東田陽介
制作 – テレビ東京、テレパック
製作著作 – 「夫よ、死んでくれないか」製作委員会

夫よ、死んでくれないかを観るには?

夫よ、死んでくれないかを観た人の感想

マンガで楽しむ!夫よ、死んでくれないか


結婚5年目。ときめきはため息に変わり、冷めた夫婦生活を送る麻矢。大学時代の同級生、璃子と友里香と飲みながら、各自のグチを言い合う時間が唯一のリフレッシュだった。
思いやりがなく、育児にも非協力的な夫への不満が尽きない友里香。
夫の浮気が原因で離婚した、バツイチの璃子。
3人のお決まりの呪文は―――「夫、死んでくれないかしら」
そんなある日、麻矢の夫・光博が、突然姿を消す。
夫の失踪から、次々と明らかになる事実と疑惑…
真相を探る中で、麻矢に芽生えた思いとは――――?

夫よ、死んでくれないかの原作小説


大学の同級生だった麻矢、璃子、友梨香。卒業後疎遠だった3人は、三十代半ばで璃子の離婚騒動をきっかけに再び集まるようになる。既婚、バツイチ、子持ちと立場は異なるが夫への不満という共通点のある彼女たちの集まりの最後は、大抵この言葉で締めくくられる。「うちの夫、死んでくれないかしら」。そんなある日、麻矢の夫が何の前触れもなく姿を消してしまう。会社も無断欠勤しているらしい。夫は一体どこへ、夫の身に何が起こったのか――。誰もが、結婚前にはいいことしか言わない。どうして教えてくれなかったのだろう、結婚した後に、激しい孤独や、生活の虚しさや、将来への不安を抱えることなんて。結婚の本質と危うさに迫る、ノンストップ・ミステリ。

夫よ、死んでくれないかの原作を読んだ人の感想

タイトルとURLをコピーしました