さて、これから大変なことを始めようとしているのである。
もう何十回目になるのか、TVKで「巨人の星」の再放送が始まることに気づいたので、この機会に最後まで見て、全182話を紹介しつつツッコミを入れようというのだ。
無謀すぎる試みで、最後まで続けられるかどうかココロモトないが…

第46話|川上監督へのおくりもの
つめかける報道陣に、飛雄馬をアピールしようと懸命な花形の姿があった。 「君と同じようなことを巨人の藤田コーチが言っていたよ 君の言っている金の卵って星投手のことだろう、ありゃあプロじゃ通用しないねえ」 「あの時、彼は・・・!」 と思わず血...

第45話|失われた目標
飛雄馬が名乗りでたと聞いて怒りにふるえる伴大造。 関係者を自邸に呼びつけ、もっと厳しい処罰を加えるべきだと主張する。 しかし名門星雲の名を守るためにと説得される。 「ワッハッハ、わしの殴られ損というわけじゃな」 一方、慌ただしい雰囲気を察知...

第44話|みがわり退学
ボンボン時計が9時を鳴らすころ、飛雄馬は裸足で(なんで?)帰宅。 「父ちゃん、俺、退学になりそうなんだ」 すると手をふるわせる一徹、「お前、あの日どこにいた?」 「父ちゃんまで俺を疑うのか!」 「誰がそんなことを言った!!」 * ここで事件...

第43話|友情のやみなべ
何のようだとざわつく元部室で、伴は飛雄馬の態度を訝る・・・ 教頭が大造が暴漢に襲われたことを明かし、犯人は野球部員と断定するが、飛雄馬はなぜか目をつむっている。 「そんな度胸のあるやつといえば・・・」と皆は伴を見る。 そんな和みの場面で...

第42話|怒りのやみうち事件
星雲高校理事会は、野球部の帰京を受けて臨時会議を開催していた。 花形に負けた悔しさに机を叩く大造。 「商売敵の花形モータースのせがれに、 場所もあろうか、甲子園でサヨナラホームランを打たれるとは!」 オロオロする校長や教頭たちは 「宙太様...

第41話|よみがえれ飛雄馬
話はホームランを打った花形に戻る。 さては…と左門と飛雄馬との対決を思い返す花形 マウンドに跪いた飛雄馬に近寄ると 「すべては終わった、何も言わないでくれ」と飛雄馬。 「いや、言わせてもらおう。君からホームランを奪った以上にぼくは感動してい...

第40話|血ぞめの決勝戦
・・・しかし、雨はついに止んだのだった。 雨戸を開けた飛雄馬は、「ああっ、晴れてる…!」と絶望する。 一方、巨人の藤田コーチと荒川コーチも決勝戦を見るために甲子園球場に現れた。 すぐにスローボールに切り替えた。 「敵を気負いこませてヒョイッ...

第39話|雨の中の闘志
雨に濡れる大阪城、通天閣―― 雨戸を開けた飛雄馬、「しめた、これなら今日の決戦は流れるぞ」。 「雨よ、頼むから降り続けてくれ。明日もあさっても…」 というのも、左門戦で飛雄馬は親指の爪を割ってしまったのだった。 みんなにはそれを隠し、旅館「...

第38話|涙のストライク
・・・しかし話はだいぶ戻っている。 いつのまにか天気まで晴れに戻ってるし。 飛雄馬は左門の弟妹にヤラレて、すでにボール2本。 星君どうした、とスタンドの牧場君。 飛雄馬、なんとか幻影を振り払ってツースリーまで追い込んだが、左門、弾丸ファウル...

第37話|執念の男・左門
熊本農林との試合を明日に控え、闘志を燃やす飛雄馬だったが、「何をぼんやりしてるんだ?」と伴に言われてしまう。 そこへ激励にいくよ!と牧場君が電話をかけてきた。 だが、不慣れな大阪の道に迷ってたどりついたのは、左門の熊本農林の寄宿先だった・・...

第36話|悲運の強打者
台風がきて試合は休み? マネージャーが見つけてきた練習場所は、虹ヶ丘高校の体育館だった。 出迎えたのはなんと女子高生の群れ この高校、元女子校で男子が少ないので、野球部もチームを組むのがやっとという状態。 体育館使用を許可した生徒会長の小谷...

第35話|魔球対豪速球
対三河高校戦の1回表―― 飛雄馬の速球冴え渡り、三振ふたつ、三人目は内野フライ。対するサイドスロー立川の魔球ドロップで星雲は三者三振。 左門はボールをグラウンドに返すと、花形の隣に座る。 「互角ですばい、星君と立川君の勝負は!」 左門ってど...

第34話|甲子園大会開幕
さあ、夢にまで見た甲子園球場! 遅いのう――とイライラ伴が待っているのは、対戦相手決めのくじ引きの結果。 しかし、エース河野が引き当てたのは、昨年の優勝校、愛知の三河高校だった。 そのエース立川は予選でヒットを一本も許していない。決め球のド...

第33話|甲子園へのVサイン
ついに地区予選で優勝した青雲、明日はいよいよ甲子園に出発である。 ちやほやと息子の面倒をみる青木のお母さんを観て、 お母さん、か・・・ と飛雄馬は羨ましそう。 星さん、ですか? 息子が本当にお世話になりまして・・・ 帰宅して母の写真を見つめ...

第32話|一本足のホームラン
※「第31話|とび込んで来た浪速っ子は録画にしっぱい ・・・そうこうしている間にも、神奈川の代表校はまだ決まっていないのだった(えっ)。 神奈川といえば、もちろん花形のいる紅洋高校が本命である。 ということで、天野部長から伴と決勝戦の視察を...

第30話|山から来た挑戦者
ケンシロウは星雲高校を訪れ、柔道部キャプテンの伴宙太君に会いたいとのたまう。 「あいつは柔道部をやめた、今は野球部だ」 「ばかもん、あの伴君が野球だと?ハハハ…なぜあれほどの男が」 よくわからないテンションのケンシロウである。 実は野球部は...

第29話|泥だらけの決勝戦
さて、ご馳走食い過ぎで全員ゲリという事態に陥った星雲高校野球部。 泥だらけではなく、「○○だらけの」じゃないのか、という対・双葉高校戦が始まる――。 朝から駆けつけた校医は、出場を辞退するしかないなと判断していた。 「私の責任だ、星監督の真...

第28話|根性の延長戦
土方仕事への出がけに新聞が書き立てた飛雄馬の記事をちらりと眺め、 なにが神技だ、すべては努力の賜物だ とつぶやく一徹であった。 「ハイ、今日のタバコ代」と明子が小銭を渡すと、引換えにその3倍ほどの小銭を渡し、 「たまにはスタンドで弟を応援し...

第27話|迷いの失投
第2試合?の対戦相手は関東高校。 唐突だが、ここに松田という兄弟がいた。 飛雄馬が内角を突こうとした瞬間、土埃が目に入った松田兄、球を避けきれずにバットを持つ手に直撃してしまう。 両手が血みどろに… 松田弟が「人殺し! 俺の兄さんをどうして...

第26話|栄光への第一戦
さて地区予選、星雲高校の初戦相手は帝都学園、前年の地区優勝校であった。 まったくくじ運が悪かったな・・・とみんなはアキラメ顔だが、一徹の威光を借りつつ、みんなを激励する天野新監督だった。 それを見ながら、飛雄馬は今朝の一徹とのやりとりを回想...