ドラマ

2026年のドラマ

有罪、とAIは告げた

あらためて中山七里的な問いの立て方に惹きつけられたが、ドラマとしては、井内悠陽が取調調書の内容をひっくり返した理由、父親による根性焼きが中学までで終わった理由がわからなかった。
2012年のドラマ

危険な斜面

斜面とは逆接的に転落の舞台装置にほかならない。そして「転落」こそ松本清張が好んで描くモチーフである。「会長の秘書兼愛人である昔の女と目が合った」というのが渡部篤郎の転落スイッチなのだ。
2026年のドラマ

地獄に堕ちるわよ

前半と後半をつなぐ伊藤紗莉の苦悩。彼女が立たされている立場は、自己言及的に本作の作り手と同じと言ってもいい。労作小説は日の目を見なかったのだが、本作はこうして日本のドラマの到達点に達した。
2010年のドラマ

探偵倶楽部

谷原章介の「探偵倶楽部」が思いきり怪しい。富裕層御用達の会員制調査機関だが背景の説明はなし。ドラマは松下奈緒視点で進むのだが、原作は探偵たちの視点でも犯人の視点でもない叙述になっているという。
2026年のドラマ

コンビニ兄弟―テンダネス門司港こがね村店―

タイトル通り、立ち居振る舞いがまるで異なる兄弟が出てくるのだが、これを中島健人が二役演じている。原作にはない見どころであろう。
2026年のドラマ

泉京香は黙らない

ついにシリーズ初のオリジナル。荒木飛呂彦は脚本協力とクレジットされているが、結構な実験が試みられていると思った。
1982年のドラマ

時間の習俗(1982年版)

ショーケンと藤真利子の濡れ場から始まる異色の清張ドラマでもある。情事のあと、ぐったりしていたショーケン(三原警部補)が警察からの電話に慌ただしく出ていくのを藤は恨みがましく送り出す。
ドラマ

事故〜黒い画集〜(2012年版)

京野ことみは殺された山下容莉枝の妹として事件の謎を追いつつ、無意識過剰で高橋克実を翻弄する役柄なのだが、そのキャラクター設定は雑音でしかなく、企画の失敗である。
2021年のドラマ

おもひでぽろぽろ(ドラマ版)

言うなればジブリ版の40年後(しかもコロナ禍直撃の東京)を舞台にした続編のような構成だが、大半のエピソードはジブリ版と同じで、あっと驚くアクロバティックな脚色といえよう。
2026年のドラマ

余命3ヶ月のサレ夫

白洲迅が癌になり(どこの癌かすら明らかにされない)余命3ヶ月を宣告されて、その保険金を目当てに不倫カップルが暗躍する話になるらしい。なかなかの鬼畜ぶりである。
2026年のドラマ

エラー

志田未来の演技が抜群に巧くて目を奪われる。さすがとしか言いようがない。
2026年のドラマ

銀河の一票

プロット(選挙エンターテイメント)の中心は「東京都知事選」。てっきり黒木華が立候補するのかと思っていたら、出馬するのは、出演作にハズレなしと言われる野呂佳代だった。安定感が抜群。
ドラマ

黒革の手帳(浅野ゆう子版)

「黒革の手帳(浅野ゆう子版)」の感想と評価・独自の考察を交え、キャストや配信情報を徹底レビュー。
2026年のドラマ

あの夜、社長の子供を授かりました

モラハラ彼氏にフラれて酔い潰れ、介抱したついでに中出ししたのがイケメンの新社長だった、というファンタジー。都合のいいことだらけと言えるが、若い女性の欲望は本当にこんなところにあるのか?
ドラマ

まぐだら屋のマリア

はっとさせられるのは、やはり岩下志麻である(のっけから「いね!」と凄む極道ぶりにヤラれる)。
2026年のドラマ

刑事、ふりだしに戻る

濱田岳の本気度がなんとなく伝わってくるような気がする。
2026年のドラマ

田鎖ブラザーズ

オートレースに入り浸って、てんでやる気がなく(似合わない)、「あーめんどくせ」が口癖の岡田将生と、真面目な染谷翔太の兄弟の空気が良い。
2026年のドラマ

夫婦別姓刑事

佐藤二朗と橋本愛は芝居巧者で見飽きないのだが、夫婦であることを隠しているという「奥様は18歳」みたいなレトロな設定というだけで、夫婦別姓論議とはまるで関係ない。
2026年のドラマ

GIFT

異なる複数のコミュニティに属する豪華俳優たちがいかに交わっていくかという期待感を煽る作りになっている。この渋滞を絶妙に捌ききってみせるのが、まさに日曜劇場ならではのクオリティなのだ。
2026年のドラマ

時光代理人

ダイブした先で写真の撮影者になり変わるので、ダイブ中の演技はゲスト俳優が行うのがユニーク。初話では櫻井淳子が驚くようなアクションを披露していて(ダブルだと思うが)、ちょっとびっくりした。