2026年のドラマドラマ2020年代のドラマ

10回切って倒れない木はない

3.0
仁村紗和(10回切って倒れない木はない) 2026年のドラマ
仁村紗和(10回切って倒れない木はない)
『10回切って倒れない木はない』は、2026年4月12日から日本テレビ系「日曜ドラマ」枠にて放送。主演は志尊淳。

10回切って倒れない木はないってどんなドラマ?

あらすじ

韓国・ソウル――。韓国有数の財閥の養子であるキム・ミンソクこと青木照(志尊淳)は、『ファングムホテルグループ』の新社長に就任したその日、予期せぬ悲運に見舞われる。7歳で日本の両親を亡くしたミンソクを引き取り、後継者に育ててくれた財閥トップの養父キム・ジョンフン(オ・マンソク)が急死したのだ。ミンソクは失脚し、東京のグループホテルに左遷させられてしまう。
失意のまま追い出されるように日本へ渡ったミンソクは赴任先のホテルではまともに仕事をさせてもらえず、孤独に押しつぶされた日々を送っていたが、そんな中でケガをした韓国人旅行者を運び込んだ診療所で、医師・河瀬桃子(仁村紗和)と出会う。
お互い幼い頃に両親を亡くし、寂しさに耐えながら自分の居場所を求めてきたミンソクと桃子は、実は23年前からつながっていた。――。2人をつなぐ大切な言葉『10回切って、倒れない木はない』を胸に、困難にも立ち向かうミンソクと桃子を待ち受ける過酷な運命とは――!?

見どころ

志尊淳 × 仁村紗和の孤独な魂の共鳴

10回切って倒れない木はない志尊淳が韓国財閥の跡取り候補から一転、全てを失って日本へ「左遷」された青年・ミンソクを演じる。華やかなセレブのオーラと、放り出された後の「居場所のない孤独」を瞳だけで表現する芝居。
一方、貧しさを乗り越え医師になった桃子役の仁村紗和。芯の強さと透明感が傷ついたミンソクを癒していく過程が描かれる。

韓国財閥の愛憎劇が「東京」で展開される妙

10回切って倒れない木はないユニークなのは、韓国ドラマでおなじみの「財閥の権力争い」や「養母の策略」というドロドロの要素を、現代の東京の街並みに持ち込んだ点。
日本人でありながら韓国で育ったミンソクが、23年ぶりの東京で感じる「懐かしさと疎外感」。タイトル通り、何度斧を叩きつけられても(妨害されても)立ち上がろうとする姿に、お約束的な熱量がある。

恋の四角関係を加速させる「豪華な壁」

10回切って倒れない木はない二人の純愛を阻むライバルたちの配置は、まさに「分かっている」キャスティングと言える。
長濱ねる(謎の令嬢・新海映里)はミンソクの元婚約者。SNSを駆使し、桃子に圧倒的な「格差」を見せつけるインフルエンサーとしての存在感を放つ。京本大我(幼馴染・山城拓人)じゃ桃子を密かに想い続ける大病院の御曹司。ミンソクとは対照的な「安定」を象徴する彼が、どう愛に狂っていくのかも見どころ。

秋元康企画らしい「引きの強さ」とミステリー要素

10回切って倒れない木はないミンソクと桃子が共に7歳の時に父親を亡くしているという共通点。これが偶然なのか、それとも23年前から仕組まれた運命なのか。
毎話ラストには、必ずと言っていいほど「えっ、ここで終わるの!?」という衝撃の事実が明かされる。

<ここに注目!>
演出が『あなたの番です』を手がけた小室直子ということもあり、画面構成は非常にスタイリッシュ。特にミンソクが勤務するホテルの冷たいブルーと、桃子の診療所の温かいオレンジの対比は、二人の住む世界の違いを視覚的に強調している。

ファーストインプレッション

志尊淳は、なぜキム・ミンソクこと青木照なのか。

公式サイトのあらすじによれば、7歳で財閥トップの養父に引き取られたということなので、あくまでも出自は日本人であり、後継者として養家に連なるキム姓を与えられた養子ということなのだろう。
では、なぜその人物が青木照という名をも名乗るのかというと、これは過去(出自)の記憶、アイデンティティの揺らぎを表現するための内的な仕掛けだということだろう。

さてドラマは、韓国サイド(養父や義兄)の策謀によって志尊淳がどんどん落ちぶれ、そこから盛り返す話になる展開が予想されるが、ドラマの初話では23年前に何があったのかは説明されず、そこに設定されている仁村紗和との因縁も明らかにならなかった。反撃プロットが稼働するまでには、時間がかかりそうだ。

10回切って倒れない木はないを観るには?

10回切って倒れない木はない 作品情報

キャスト

キム・ミンソク / 青木照(ファングムホテル・トーキョー副支配人) – 志尊淳
河瀬桃子(風見診療所の医師) – 仁村紗和
■ミンソク / 照の関係者
新海映里(日本の会社の令嬢) – 長濱ねる
水島栄壱(ファングムホテル・トーキョー支配人) – 矢柴俊博
青木未希(ミンソクの実母) – 橋本マナミ
夏目孝彦(ベルマン) – 松岡卓弥(MATSURI)
キム・ヒスン(ファングムホテルグループ社長) – キム・ドワン
キム・キョンファ(ミンソクの養母、ヒスンの実母) – キム・ジュリョン
キム・ジョンフン(ファングムホテルグループ先代社長) – オ・マンソク
青木優(ミンソクの実父) – 田辺誠一
■桃子の関係者
山城拓人(山城記念病院の副院長) – 京本大我
河瀬杏子(桃子の姉で派遣社員) – 入山法子
花井美香(風見診療所の看護師) – みりちゃむ
風見進(風見診療所の院長) – でんでん

スタッフ

企画 – 秋元康
脚本 – 川﨑いづみ松島瑠璃子
演出 – 小室直子内田秀実
音楽 – はらかなこ
主題歌 – AI「It’s You」(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
協力プロデューサー – 柳内久仁子吉川恵美子
チーフプロデューサー – 松本京子
プロデューサー – 島ノ江衣未本多繁勝(AX-ON)
制作協力 – AX-ON
製作著作 – 日本テレビ
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