ディア・ペイシェント~絆のカルテ~

貫地谷しほり(ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜)
貫地谷しほり(ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜)

『ディア・ペイシェント』は、南杏子による日本の長編推理小説。幻冬舎より書き下ろしで2018年1月25日に刊行、『ディア・ペイシェント 絆のカルテ』(ディア・ペイシェント きずなのカルテ)と改題し幻冬舎文庫より2020年1月24日に文庫化された。患者と医師の信頼関係を題材に、「モンスターペイシェント」と称されるクレーマー患者との関わりの中で1人の若き女性医師の成長をミステリタッチで描く。『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』と題してテレビドラマ化され、NHK総合およびNHK BS4Kの「ドラマ10」で2020年7月17日から9月18日まで放送された。

貫地谷しほりがコメディでなくヒロインなのは珍しいと思ったら、NHKだった。しかしすごい美人だなあ。
難病患者もスーパードクターも現れず、ごくごく普通の病院を舞台に、モンスターペイシェントをモチーフにしたドラマらしい。脚本の荒井修子は、もうひとつのモンペ(ペアレントのほうね)のドラマ(2008年)を書いている。

田中哲二を操る黒幕は、じつは内田有紀だったという展開を期待していたのだが(竜雷太でもよかった)、もちろんそんなことはならず、内田は唐突に自死してしまうし(その真相は曖昧なままだ)、トイレに行って目を離した隙に銭ゲバ事務局長は姿をくらましているし、田中のモンペ演技は月に3万円もらっていたからというにはいささか辻褄が合わない。朝加真由美はなんで施設から戻ったんだっけ?なんかいろいろ混線している脚本だった。

ィア・ペイシェント 絆のカルテ

ィア・ペイシェント 絆のカルテ

キャスト

真野千晶(まの ちあき)(佐々井記念病院勤務の内科医) – 貫地谷しほり
浜口陽子(はまぐち ようこ)(佐々井記念病院勤務の内科医) – 内田有紀
座間敦司(ざま あつし)(モンスターペイシェント) – 田中哲司
金田直樹(かねだ なおき)(佐々井記念病院勤務の内科医) – 浅香航大
真野万里(まの まり)(千晶の妹) – 高梨臨
沼田晋也(ぬまた しんや)(佐々井記念病院の事務局主任) – 浜野謙太
吉良大輔(きら だいすけ)(ロシア格闘技・システマの講師)- 永井大
浅沼知恵子(あさぬま ちえこ)(モンスターペイシェント) – 鷲尾真知子
高峰修治(たかみね しゅうじ)(佐々井記念病院の事務長) – 升毅
西園寺光隆(さいおんじ みつたか)(認知症患者) – 竜雷太
佐々井宗一郎(ささい そういちろう)(佐々井記念病院の医院長) – 石黒賢
真野佑子(まの ゆうこ)(千晶の母) – 朝加真由美
蓮見勇夫(はすみ いさお)(佐々井記念病院の警備員) – 平田満
真野徹(まの とおる)(千晶の父、真野診療所所長) – 伊武雅刀
その他の人物
瀬戸翔太 – 笠松将
渡辺美咲 – 小川紗良
牧村圭吾(医師) – 井上拓哉
滝本郁恵(看護師) – 松熊つる松
三宅沙也加 – 小林万里子
宮部聡子(看護師) – 並木愛枝
岡田鈴江(看護師) – 於保晶子
駒沢聡(ロシア格闘技会員) – 関修人
(座間の母) – 藤夏子

スタッフ

原作 – 南杏子『ディア・ペイシェント』
脚本 – 荒井修子
音楽 – 兼松衆
主題歌 – 宮本浩次「P.S. I love you」
制作統括 – 真鍋斎(NHKエンタープライズ)、髙橋練(NHK)
プロデューサー – 吉岡和彦、樋渡典英
演出 – 西谷真一福井充広武田祐輔
制作 – NHKエンタープライズ
制作・著作 – NHK

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