高橋伴明監督が1988年に手がけたバイオレンススリラー映画。監督の妻でもある高橋惠子が主演、堤大二郎がストーカー化したセールスマンを怪演。後に監督として「富江」シリーズなどを手がける及川中が高橋監督と共同で脚本を担当。95分。
DOORのあらすじ
夫や息子と3人で都会の高層マンションに暮らす靖子。いたずら電話やセールスマンの勧誘に神経質になっていた彼女は、ドアチェーンの間から強引にパンフレットを差し込もうとしたセールスマンの指を挟んでしまう。その翌日から、ドアに卑猥な文字を書かれるなど嫌がらせが続くようになり……。
DOORの感想
1988年のディレクターカンパニー作品で、めちゃくちゃ美しすぎる高橋惠子は33歳。高橋伴明監督は「シャイニング」へのオマージュを意識して、後半かなり長い格闘シーンとなり、異様なテンションになる。舞台は回廊型の5LDKのマンションなのだが、総セットで俯瞰の長回し、さらにステディカム投入という気合いの入り方で、思わず前のめりになる。
DOORのキャスト
高橋惠子
堤大二郎
下元史朗
米津拓人
いしだまさお
高柳幸一
野口寛
島田善宏
DOORのスタッフ
監督 – 高橋伴明
脚本 – 及川中、高橋伴明
製作 – 高橋文雄
企画 – 渡辺敦
プロデューサー – 久里耕介
撮影 – 佐々木原保志
照明 – 岩崎豊
録音 – 福田伸
美術 – 細石照美
美粧 – 小田多佳子
特殊メイク – 原口智生
特殊造型 – 松井裕一
特殊撮影 – 管野幸光、水野伸一
効果 – 福島幸雄
編集 – 菊池純一
音楽 – 津野剛司
助監督 – 平山秀幸
記録 – 江口由紀子
制作担当 – 小橋孝裕 鎌田賢一
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