柚木麻子の小説(『GINGER L.』2011 WINTER 05号~2012 WINTER 09号連載、2013年9月27日幻冬舎刊)を原作としてドラマ化され、2017年8月から毎日放送制作でTBSほか同系列の一部で深夜ドラマ枠「ドラマイズム」で放送。全8話。主演は木村文乃。「Eの女」矢崎莉桜のトークショーの恋愛相談企画にA~Dの女が順次訪れ、それぞれが「伊藤くん」について相談し、矢崎が知らない伊藤の顔に身の回りの男たちを当てはめて脳内再生していく形式。岡田将生演じる伊藤本人は終盤まで登場しない。
さらに2018年1月12日に映画公開。テレビドラマ版と同時進行で企画・製作された。映画では岡田演じる「伊藤くん」と木村演じる「Eの女」矢崎をダブル主人公として、ドラマ(および原作)と同じ出来事の裏側を伊藤の視点で描いていくシーンが挿入されるなど、オリジナル性の強いストーリーとなっている。
伊藤くん A to Eの原作
伊藤くん A to Eの原作のあらすじ
新作が書けず、落ち目の脚本家・矢崎莉桜は、“伊藤”という男に振り回され思い悩むA~Dの女たちの恋愛相談に乗るフリをして、次回作のネタにしようと企んでいる。そんな莉桜の前に、彼女が主宰するシナリオスクールの生徒として“伊藤”が現れる。
伊藤くん A to Eの原作を読んだ人の感想
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ドラマ伊藤くん A to E
ドラマ伊藤くん A to Eの感想
なぜか、というか「ボク、運命の人です」の照れダンスのためだろうと思うが、好感度急上昇している木村文乃が、いかにも蓮っ葉にくわえ煙草をしているのが無理っぽく不自然なのはともかくとして、柚木麻子の原作は知らないけど、「ニシノユキヒコの恋と冒険」と同じ趣向なのが当然気になる。
私にはあまり面白くなかった「ランチのアッコちゃん」を書いた柚木麻子は、本作で直木賞を逃し、現在3回目のノミネート中とのこと。なにか、木村と同様に上り調子を感じさせる話だ。
ドラマ伊藤くん A to Eのキャスト
矢崎莉桜(E):木村文乃
島原智美(A):佐々木希
野瀬修子(B):志田未来
相田聡子(C):池田エライザ
神保実希(D):夏帆
沖田:山田裕貴
久住健太郎:中村倫也
田村伸也:田中圭
宮田真樹:山下リオ
伊藤誠二郎:岡田将生
ドラマ伊藤くん A to Eのスタッフ
総監督 – 廣木隆一
監督 – 毛利安孝、稲葉博文
脚本 – 喜安浩平、船橋勧、松井香奈、青塚美穂
音楽 – 遠藤浩二
主題歌 – ベリーグッドマン「Pain, Pain Go Away feat. MUTSUKI from Softly」(ユニバーサルJ)
エンディングテーマ – スピッツ(ユニバーサルJ)「冷たい頬」(第1〜2話)、「スパイダー」(第3〜4話)、「さらさら」(第5〜6話)、「運命の人」(第7〜8話)
ビジュアルエフェクト – ビッグエックス
技術協力 – IMAGICA
美術協力 – テレビ朝日クリエイト
音響効果・MA – シネマサウンドワークス
編集 – アムレック
プロデューサー – 松本桂子(ドリマックス)、尹楊会(毎日放送)、成瀬保則(博報堂DYミュージック&ピクチャーズ)、行実良(バップ)
チーフプロデューサー – 浅野敦也、丸山博雄
総合プロデューサー – 春名慶
製作 – 「伊藤くん A to E」製作委員会(毎日放送、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、バップ、ユニバーサルミュージック)
制作プロダクション- ドリマックス・テレビジョン
ドラマ伊藤くん A to Eを観た人の感想
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