スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー

マリアベロ(スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー)
マリアベロ(スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー)

スティーヴン・キングの同名の中編(2010年「Full Dark,No Stars」所収)の映画化で、2014年10月18日に公開された。

スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーの原作

スティーヴン・キング ビッグ・ドライバーの原作を読んだ人の感想

映画 スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー

予告映像

あらすじ

人気推理作家テスは、講演旅行の帰りに山道で車がパンク、立ち往生するはめになった。携帯電話も通じず、通り掛かったトラックに助けを求めるが、親切そうに見えた巨漢のドライバーはやがて本性をあらわにして彼女を暴行し、下水管にうち捨てる。そこには他にも女性の遺体が複数あり、テスは男が罠を仕掛けて暴行殺人を繰り返してきた異常犯罪者と知る。辛うじて逃げ延びた彼女は、悪夢を消し去るため男への復讐を誓い……。

感想

キングには「トッド夫人の近道」という愛すべき初期短編があるのだが、本作もまた近道を選んだせいでマリア・ベロが酷い目に遭う話。

ファミリーシークレット」と続けて見たのだが、奇しくもこの2作はまとめて「FULL DARK NO STARS」という本になっているらしい(邦訳はそれぞれで1冊)。どちらのヒロインも統合失調症すれすれのリアルきわまりない妄想癖の持ち主で、そのために殺人を犯すという、脇道なしのシンプルな話だ。小説家という設定でなければかなりアブナイ印象になることだろう。

キャスト

テス – マリア・ベロ
ドリーン – オリンピア・デュカキス
ベッツィ – ジョーン・ジェット
ラモーナ – アン・ダウド
レスター – ウィル・ハリス

スタッフ

監督 – ミカエル・サロモン
製作 – マイケル・マホニー
脚本 – リチャード・クリスチャン・マシスン
撮影 – スティーヴ・コーセンス
音楽 – ジェフ・ビール
上映時間 – 88分

レビュー

タイトルとURLをコピーしました