さて、ご馳走食い過ぎで全員ゲリという事態に陥った星雲高校野球部。
泥だらけではなく、「○○だらけの」じゃないのか、という対・双葉高校戦が始まる――。
朝から駆けつけた校医は、出場を辞退するしかないなと判断していた。
「私の責任だ、星監督の真似をするのがが遅すぎた…」と後悔する天野先生。
やってきた新聞部の三島は辞退を止めるが、「あのありさまじゃとてもムリじゃよ」と校医。
ご馳走責めにした張本人である大造も、辞退などもってのほかという態度である。
「ワンマン会長というのはあんたのことじゃ」と校医が反発すると、
「なんじゃと、この頑固じじい!」
しかし最終的には、みんなも「這ってでもグランドに行こう」となんとかやる気を振り絞る。
飛雄馬、俺は今最高に感激している!(どういう意味?)とバスに乗り込むが…
そして試合は7回(それまで、よくもったな…ww)――
星と伴以外はなんだか調子悪いらしいと気づいた双葉、バント作戦に出る。
星以外ならどこに転がしてもセーフだ。
策は当たり、簡単な1塁フライも青木は落としてしまう。
満塁のピンチに立ちすくむ飛雄馬だったが、トリプルプレーに挑戦することに。
おみごと!
そして9回裏の攻撃は伴から。
かくして東京代表として星雲高校が選出された。
土方作業中にラジオで観戦していた一徹、「星のおっさん、どないしたんや」と声をかけられ、
その眼前に広がるのは、高度成長時代の東京の夕暮れである――