モテキ

満島ひかり(モテキ)
満島ひかり(モテキ)

久保ミツロウの漫画(イブニング連載2008年23号~2010年9号、単行本は本編4巻+ファンブック1巻)を原作として、2010年7月16日~10月1日にテレビ東京『ドラマ24』枠で放送。森山未來主演。ドラマ24の通算20作目でm「ドラマ24 第20弾特別企画」というサブタイトルがついていた。

モテキのあらすじ

独身の31歳の男性が「モテキ」を迎える。ニュースサイトのライターとして働き始めた彼に、憧れの雑誌編集者、清楚な女性社員、派手なガールズバー店員、美人で毒舌な職場の先輩といった違うタイプの女性たちが、次々に接近し、彼を翻弄する。

モテキの感想

深夜ドラマ枠特有のコミック原作もので、題材が「モテ」、テーマ曲もいかにも今様で、正直おぢさんにはわからないモチーフである(注=当時の筆者は50代)。
「モテ」というのは、ある世代以降のキーワードのようなのだが、それはいったい何のことなのだろうか。
かつて天久聖一・椎名基樹の「モテたくて…」という本の編集を手伝ったことがあり、あれが95年のことだったが、あのあたりからどうも意味がわからなくなった。てゆか、それは電グルを中心にした狭いサブカルサークルの話なのかな。そのあたりの鼻もさっぱり効かなくなった。

そうしたことを考えさせるのも、このドラマの演出がどこか90年代サブカルを思わせるものだからで、あれからとっくに10年以上たったというのに、何がどうなっているのかと思うと胸がしめつけられるような気がする。

森山未來は原作の絵にだいぶ似せられているようで、原作だとデブったりするらしいのだが、それは大丈夫か。原作の女の子たちを演じるのは野波麻帆満島ひかり松本莉緒で、満島ひかりの起用に対しては反対論者が多いらしい。
もっとも、筆者は満島が出ているから見ることに決めたようなもので、再放送ではあるものの、「菊地凛子を外して数えるのは、どういう意味があるのかな、原作を読んだわけではないので、よくわからない。

モテキのキャスト

藤本幸世(29歳) – 森山未來
肥満時の幸世(25歳) – 森田完
中学時代の幸世 – 泉澤祐希
土井亜紀(27歳) – 野波麻帆
中柴いつか(22歳) – 満島ひかり
小宮山夏樹(28歳) – 松本莉緒
林田尚子(29歳) – 菊地凛子
中学時代の林田尚子 – 志保
島田雄一(29歳) – 新井浩文
墨田(42歳) – リリー・フランキー
島田ユリエ(28歳) – 堀まゆみ
小野坂オム(32歳) – 浜野謙太
小宮山基樹(30歳) – 信川清順
林田由真(4歳) – 信太真妃
幸世の父 – でんでん
幸世の母 – 戸村美智子
文子 – 小林きな子
神崎桜子 – 篠原友希子
江口寿史 – 本人(特別出演)

モテキのスタッフ

脚本・演出 – 大根仁
チーフプロデューサー – 岡部紳二(テレビ東京)
プロデューサー – 阿部真士(テレビ東京)、市山竜次
制作担当:高瀬大樹
音楽 – 岩崎太整
編集・タイトルバック演出 – 石田雄介
制作 – テレビ東京、オフィスクレッシェンド
製作著作 – 「モテキ」製作委員会

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モテキを観た人の感想

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