2010年にフジテレビ系「月9」枠で放送されたテレビドラマ、およびそのテレビドラマのために道尾秀介が書き下ろしした小説。
月の恋人〜Moon Lovers〜の原作
不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た弥生は、滞在先の上海で葉月蓮介と出会う。蓮介は、高級家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた──。恋は前触れもなく、始まった。道尾秀介があなたに贈る、絆と再生のラブ・ストーリー。
月の恋人〜Moon Lovers〜の原作を読んだ人の感想
- 道尾秀介/「月の恋人~Moon Lovers~」/新潮社刊(ミステリ読書録)
- 月の恋人 Moon Lovers 尾秀介/著(本を片手に・・・)
- 「月の恋人 Moon Lovers」道尾秀介を読んだ(らぶらりだいあり)
ドラマ 月の恋人〜Moon Lovers〜
あらすじ
国内で急成長中のインテリアメーカー「レゴリス」社長・葉月蓮介は中国進出を企てていた。蓮介が乗りこんだのは活気あふれる都市・上海。そこで蓮介を待っていたのは仕事を共にしてきたインテリアデザイナー・二宮真絵美、資産家令嬢で人気モデル・大貫柚月、そして中国人女性・リュウ シュウメイとの出会い。この3人の女性との出会いを機に、蓮介の人生に転機が訪れる。
キムタクの何がいいかわからん(ドラマ 月の恋人〜Moon Lovers〜の感想)
じつはキムタクを毎週見るということ自体、はじめての体験だっったので、視聴率16%というショックはあまり実感できない。調べてみると、これまでのドラマは軒並み平均24%を超えているのですね。。。
本作のキムタクのどこがこれまでよりかっこよくないのかは、よくわからないのだが、あっと思ったのは、とにかく異常に肩が狭いということだ。それに、たしかに背が低い。
しかし、ボソボソ…と喋り、周りが右往左往する(あんなベンチャー社長はあり得ないだろう)というのは、図として、かっこよかった。
上海ロケによる気合充分だった初回スペシャルでも、キムタク氏が篠原涼子の現場に到着するシーンは、ひどくかっこいい。
しかし、それ以降はほとんどストーリー自体進展しないまま、とうとうなんとなく終わってしまう。最終回も2時間15分のスペシャルだったのだが、すごくどうでもいい感じであった。
ここまで来ると、キムタクに対して、なぜ皆がそこまで卑屈にならなければならないのか、ちょっと意味不明である。
北川景子の“ブサイクな娘”の演技(といっても、モデルなのだが)は、なかなかうまかったと思う。
メイクのせいもあろうが、整形がどーのと言われる人なので、よく、事務所が許すものだと思う。
キャスト
主要人物
葉月 蓮介 – 木村拓哉
二宮 真絵美 – 篠原涼子
リュウ シュウメイ – リン・チーリン
蔡 風見 – 松田翔太
大貫 柚月 – 北川景子
レゴリス
雉畑 藤吾 – 渡辺いっけい
嶺岡 康之 – 川平慈英
小泉 桂一 – 水上剣星
笠原 由紀 – 中村ゆり
滝沢 光 – 松尾諭
真絵美の関係者
前原 継男 – 濱田岳
安斎 リナ – 満島ひかり
柚月の関係者
大貫 照源 – 長塚京三
エルカ – 西山茉希
その他
ミン – 阿部力
時田 良三 – 温水洋一
丸山 鉄二 – 竹中直人
スタッフ
原作:道尾秀介『月の恋人‐Moon Lovers』(新潮社刊)
脚本:浅野妙子
脚本協力:古家和尚(第1話協力)、池上純哉(第1話共同)、高橋幹子(第7話共同)、山上ちはる(第7話共同)、鈴木正人
演出:西谷弘、平野眞、石井祐介
音楽:高見優
音楽プロデュース:志田博英
主題歌:久保田利伸「LOVE RAIN 〜恋の雨〜」(SME Records)
編成:加藤達也
広報:片山正康
ホームページ:丸谷利一
スチール:青木操生
構成協力:山上ちはる
監修:小澤良介、藤原敬介
プロデューサー:後藤博幸、村瀬健
制作:フジテレビドラマ制作センター
制作著作:フジテレビ