【実況】巨人の星

第20話|のこりかす監督

「ふう~」 【実況】巨人の星
「ふう~」
【前回(第19話|狙われた左腕)のあらすじ】
関映のスカウトマン・鷹鳥信作が星親子の練習を見学。一徹の巨人時代の同期で肩を壊してリタイアした鷹鳥は、巨人への復讐心から飛雄馬を狙っていた。そんな折、明子が事故で足を負傷。複雑骨折の手術には10万円必要と聞かされ、飛雄馬は関映入団を決意するが、契約書へのサイン寸前に明子が現れて制止。「片足になってもお嫁のあてはある」と金を返したので、飛雄馬は巨人の夢を諦めずに済んで安堵。後日、鷹鳥から一徹に「お金は飛雄馬が巨人のエースになるまで貸しておく」という手紙が届く。頑固者の一徹も喜んで借りることを決め、飛雄馬の将来に期待を寄せるのだった。

伴自動車工業の重役?会議。
先日の紅洋との試合結果に、まだ機嫌のいい大造である。
大川の区民球場で練習試合をやっとるんだ
(このころはまだ隅田川を大川と呼んでいたようだ。それとも大造が下町の人間だからかね?)

宙太の活躍を見てやってくれ、と一同、運転手つきの車で球場に繰り出す。
オヤ宙太の姿が見えんが・・・
それもそのはず、二人は今日も弁当運び
と思いきや、中身はおやつだと言う。

おやつってww


大造の姿を見た監督、あわてて星と伴を試合に出すが、伴、送りバントでアウト
しかし、宙太がアウトとは何事じゃと大造。
責められた天野先生、ヤケクソになり、ヒットを打った星に3塁を回れと指示してしまう。
伴も大造も3塁で止まれ!と大声を出しているのに・・・

俺は監督だ!回れ~


案の定、飛雄馬はホームでアウト・・・
大造カンカンに怒り、天野はもうクビだと言い出した。

虎の敷物をナデナデしつつ・・・

監督の代わりを探して、大造、息子を連れて、あろうことか川上監督を訪ね、誰か推薦してもらいたいというと、
川上「星一徹さんをご存知ですか」
大造「星ねえ、星…(息子を振り返り)お前、知っとるか?」
宙太「星、星…おおっ、星のおやじさんだ!」

お前はすぐわかるはずだろうw


長屋に車で突っ込んだ大造、長屋の連中にどやされて帰ってしまう。
しかし他の監督候補は次々と辞退、ついに大造、あらためて一徹に頼みに来る。

何やら考えてる様子の一徹。

読めない男「ふう~」


伴さん、その前にまだおっしゃることがあるんじゃないですかな
他で断られて自分のところへ来たことを見抜いている一徹である。
(よかった、このぶんじゃ引き受けることはないな)と飛雄馬は安堵する。

「申し訳ない。伴大造、一生の不覚!」

 
頭をすりつける大造に、一徹満足して、「お引き受けいたしましょう」
大造、大喜びで帰っていく。

「ほう、伴さんのお土産はカステラか」


飛雄馬は憤懣やるかたなく、「父ちゃん俺は見損なったぜ!」
俺は悔しいんだ、父ちゃんがあんな伴の親父に負けたのが悔しいんだ!

どうだうまいぞ


いやだーっと例によって外に駆け出す飛雄馬

さあ本当に監督をやるのか、一徹!
 

【次回の巨人の星は!?】
飛雄馬は、星雲高校野球部の監督に就任した一徹真意を疑っている。飛雄馬を誘って一緒に遊園地で過ごした一徹は異様なほど優しく、飛雄馬は違和感を覚える。高級洋品店や高級レストランでも一徹は普段と違って寛容な態度を示し、飛雄馬は父親の変貌に苛立ちを募らせた。一方、野球部では選手たちが新監督をテストする計画を立てるが、実際は一徹の方が彼らをテストしていた。ボールを背後からキャッチする一徹の姿に部員たちは驚愕。飛雄馬は、父が監督として親子の縁を切ったのだと悟った。(第21話|テストされる星監督)
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