【前回(第27話|迷いの失投)のあらすじ】
地区大会2試合目、星雲高校対関東高校。飛雄馬の内角球が松田選手の手に直撃し骨を砕く大怪我を負わせる。松田は医者からもう野球はできないと宣告され、罪悪感に苦しむ飛雄馬は野球を辞めようと決意する。松田の弟は飛雄馬を恨み崖から突き落とそうとするが、兄に制止される。松田は「野球を辞めるなら俺の手を元通りにしろ」と迫り、飛雄馬に生きる勇気を与える。野球への決意を新たにした飛雄馬は、雨に打たれながら「巨人の星をめざして投げ続ける」と誓うのだった。
地区大会2試合目、星雲高校対関東高校。飛雄馬の内角球が松田選手の手に直撃し骨を砕く大怪我を負わせる。松田は医者からもう野球はできないと宣告され、罪悪感に苦しむ飛雄馬は野球を辞めようと決意する。松田の弟は飛雄馬を恨み崖から突き落とそうとするが、兄に制止される。松田は「野球を辞めるなら俺の手を元通りにしろ」と迫り、飛雄馬に生きる勇気を与える。野球への決意を新たにした飛雄馬は、雨に打たれながら「巨人の星をめざして投げ続ける」と誓うのだった。
土方仕事への出がけに新聞が書き立てた飛雄馬の記事をちらりと眺め、
なにが神技だ、すべては努力の賜物だ
とつぶやく一徹であった。
「ハイ、今日のタバコ代」と明子が小銭を渡すと、引換えにその3倍ほどの小銭を渡し、
「たまにはスタンドで弟を応援してやれ」と言う。
タバコを節約して貯めた金だそうだ
球場に行った明子は、スタンドで相手の旭高を応援する老人と会う。
老人は、かつての旭高校の校長だったらしいのだが、旭高校は八丈島?の高校で、島には平地がなく(ウソだろう)、貴重なボールをなくさぬよう崖に落ちながら練習していたので・・・
信じられないような守備を展開する
この後観客席に落ちるのだが、ホームランになるのでは?
両校とも点が入らず、延長を重ねてついに17回になったところで、ついに旭高がランナー出し、青木がトンネルしてついに1失点。
緊張に弱い青木
しかし青木がんばって、裏の攻撃で死ぬ気で走って一塁へ。負傷したのでピンチランナーに立った小宮がすぐに盗塁するも、打者は三振。
ピンチヒッター岡部は大きなファウルを二つ打った後にいきなりバント。
1・3塁になったところで伴の打順が来た。
天野先生は当然ヒットエンドランの指示だが、旭高校は敬遠策。
伴はクソ球を片手でホームラン。試合終了である。
その晩は、大造主催の大祝勝会である。
ご馳走責め
酒を断る天野先生
飛雄馬「PTA会長にしっぽを降っていたあの天野先生が…変わった!(驚嘆)」
そればかりでなく、天野先生、一徹の真似をして、
「ばかものども!勝って兜の緒を締めよ!」とみんなを一喝するのだった。
シーン
天野先生に父ちゃんが・・・とファザコン飛雄馬はwktk
しかし結局ご馳走食い過ぎでその晩は全員ゲリという事態に
ふだんから暴食しているらしい伴と、貧乏で胃が丈夫な飛雄馬だけが無事だった。
まだ決勝戦が残っているのに、星雲高校、最大の危機である!!
【次回の巨人の星は!?】
東京代表決定戦、星雲高校対双葉高校。前夜の豪華な食事で全員が食あたりに苦しむ星雲ナイン。校医は辞退を勧めるが、大造ら関係者は強行を主張。選手たちは「這ってでも」と試合に挑み、7回までなんとか持ちこたえるが、守備が崩れ、双葉はバント攻勢で満塁のピンチを作る。ここで飛雄馬は離れ業のトリプルプレーを決め窮地を脱する。9回裏、伴が痛めつけられた体でサヨナラホームランを放ち、星雲高校の甲子園出場が決定。土方仕事中の一徹は息子の活躍に目に涙を浮かべるのだった。(第29話|泥だらけの決勝戦)
東京代表決定戦、星雲高校対双葉高校。前夜の豪華な食事で全員が食あたりに苦しむ星雲ナイン。校医は辞退を勧めるが、大造ら関係者は強行を主張。選手たちは「這ってでも」と試合に挑み、7回までなんとか持ちこたえるが、守備が崩れ、双葉はバント攻勢で満塁のピンチを作る。ここで飛雄馬は離れ業のトリプルプレーを決め窮地を脱する。9回裏、伴が痛めつけられた体でサヨナラホームランを放ち、星雲高校の甲子園出場が決定。土方仕事中の一徹は息子の活躍に目に涙を浮かべるのだった。(第29話|泥だらけの決勝戦)