【前回(第42話「怒りのやみうち事件)のあらすじ】
星雲高校理事長・伴大造は甲子園準優勝に激怒し、野球部解散を宣言。天野先生の辞表も破り捨てる。解散のニュースを知った伴は父に抗議しようとするが、飛雄馬は止め、解散発表後に姿を消した。一方、帰宅途中の伴大造が暴漢に襲われた。犬を石で倒したことから宙太は飛雄馬の犯行を疑い、飛雄馬を探して明子に会い、「友情にふさわしければ」と条件を付けて野球部解散の取り消しを約束する。しかし飛雄馬も一徹も家におらず、一徹は酒場で悲観的な言葉を漏らしていた。
星雲高校理事長・伴大造は甲子園準優勝に激怒し、野球部解散を宣言。天野先生の辞表も破り捨てる。解散のニュースを知った伴は父に抗議しようとするが、飛雄馬は止め、解散発表後に姿を消した。一方、帰宅途中の伴大造が暴漢に襲われた。犬を石で倒したことから宙太は飛雄馬の犯行を疑い、飛雄馬を探して明子に会い、「友情にふさわしければ」と条件を付けて野球部解散の取り消しを約束する。しかし飛雄馬も一徹も家におらず、一徹は酒場で悲観的な言葉を漏らしていた。

招集をかけられた元野球部員
何のようだとざわつく元部室で、伴は飛雄馬の態度を訝る・・・
なぜ俺の目を見ようとせんのだ
教頭が大造が暴漢に襲われたことを明かし、犯人は野球部員と断定するが、飛雄馬はなぜか目をつむっている。
「そんな度胸のあるやつといえば・・・」と皆は伴を見る。
そんな和みの場面でもやはり飛雄馬は俯いたままだ。
ぁゃιぃ
伴は我慢できず飛雄馬の手を引いて・・・
「どこへも逃げやせんぞ」「まるで犯人を連行してるみたいだ」
といった飛雄馬の言葉を、ことごとく曲解する伴。
ともあれ、二人は夏草茂るグラウンドに座って野球部を懐かしむ。
「あれはキミが初めて野球部にきた時だっけ・・・」
最初の出会いを回想する伴。
飛雄馬をなぜかキミよばわりwww
しかし飛雄馬、すべては過ぎ去った夢さ、と虚無的な態度を崩さない。
「星よ、打ち明けてくれ!
親友の俺に言いたいことがあるんじゃないか!?」
伴に詰め寄られ、飛雄馬は初めて気づいた様子で、
「ああそうだった・・・親父さん、大変だったな」
伴の疑念が晴れぬまま、ほかに用がないなら・・・と飛雄馬は草むしりを始めるのだった。
何ごとか思いついた様子の伴、今夜中にけりをつけてやる!と用務員室へ行くと、柔道部ではお馴染みらしい闇鍋の招集を野球部にかけ、外へ出るといきなりタクシーを呼び止める。
高校生のくせにタクシーで重役移動
タクシーの中でも悶々と激昂している伴
着いた先は、東京銀座・伴自動車工業本社だった
イテテテ・・・と湿布を貼ってもらっている大造
息子が「親父、一生に一度の頼みだ」と切り出すと、「なんだ、小遣いが足らんのか」と大造は型通りの答え。
「野球部解散を取り消してくれ! それができないなら親子の縁を切ってくれ!」
宙太は泣いて大造に頼むが・・・
*
一方、帰宅して闇鍋の招集を知った飛雄馬。ガラクタを持ってこいとの伝言に、押入れを開けてみる。
とりあげたのは・・・
なつかしの養成ギブス
ふっ、今はもう虚しい思い出
伴さえ俺からはなれようとしている。俺は今猛烈にさみしい!
*
集まったガラクタの山
グローブにたわしにフットボール、下駄、ホース…スリッパ、カエル
口を切りそうなものもある(^-^;)
天野先生も参加し、いよいよ闇鍋の開始である。
いきなりポカリとやられた飛雄馬
誰だ!と外に連れ出してみるとそれは伴だった。
なんだ、せっかく闇鍋を楽しんでいるのに!と先生。
楽しんでいたのかwww
俺の気持ちがわからんのか!と伴
天野先生「星が犯人だという証拠があるのか」
犬を石で倒したこと、運転手の目撃証言など、状況証拠を並べ立てる伴――
これに倒し、飛雄馬は「犯人でない者を犯人を扱いしている」とわかりにくい抗弁をする。
殴るのも汚らわしい!と伴が手を離すと、
「伴よ、相変わらずあわてものだな」
と言い置き、飛雄馬は去っていくのだった。
さよなら
伴よ、こんな形で友情が終わるとは・・・しかし犯人は言えんのだ。
(犯人を知ってるのかーい)
【次回の巨人の星は!?】
飛雄馬は退学の危機を父・一徹に打ち明けるが、目撃した真犯人の名を明かさなかった。隣人の源さんは怪しい行動をとったが、真犯人は別人。シルエットから牧場春彦と推測された。飛雄馬は牧場の家を訪れ、父親を失い経済的に困窮する牧場親子の状況を知る。これ以上彼らを不幸にできないと判断した飛雄馬は、自ら退学届を提出。最後に工事現場で働く父のもとを訪れ、川に入りながら許しを請うのだった。(第44話「みがわり退学」)
飛雄馬は退学の危機を父・一徹に打ち明けるが、目撃した真犯人の名を明かさなかった。隣人の源さんは怪しい行動をとったが、真犯人は別人。シルエットから牧場春彦と推測された。飛雄馬は牧場の家を訪れ、父親を失い経済的に困窮する牧場親子の状況を知る。これ以上彼らを不幸にできないと判断した飛雄馬は、自ら退学届を提出。最後に工事現場で働く父のもとを訪れ、川に入りながら許しを請うのだった。(第44話「みがわり退学」)
【次回の巨人の星は!?】
飛雄馬は退学の危機を父・一徹に打ち明けるが、目撃した真犯人の名を明かさなかった。隣人の源さんは怪しい行動をとったが、真犯人は別人。シルエットから牧場春彦と推測された。飛雄馬は牧場の家を訪れ、父親を失い経済的に困窮する牧場親子の状況を知る。これ以上彼らを不幸にできないと判断した飛雄馬は、自ら退学届を提出。最後に工事現場で働く父のもとを訪れ、川に入りながら許しを請うのだった。(第44話「みがわり退学」)
飛雄馬は退学の危機を父・一徹に打ち明けるが、目撃した真犯人の名を明かさなかった。隣人の源さんは怪しい行動をとったが、真犯人は別人。シルエットから牧場春彦と推測された。飛雄馬は牧場の家を訪れ、父親を失い経済的に困窮する牧場親子の状況を知る。これ以上彼らを不幸にできないと判断した飛雄馬は、自ら退学届を提出。最後に工事現場で働く父のもとを訪れ、川に入りながら許しを請うのだった。(第44話「みがわり退学」)