辻村深月の長編ミステリ(別册文藝春秋連載2014年1月号~2015年3月号、2015年6月15日刊、第13回(2016年)本屋大賞第5位)を原作として、東海テレビの制作でテレビドラマ化され、フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で2016年6月5日~7月31日に放送(全8回)。
朝が来るの原作
第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地!
長く辛い不妊治療の末、栗原清和・佐都子夫婦は、民間団体の仲介で男の子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった――。
自分たちの子供を産めずに、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。
河瀨直美監督も推薦!
「このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。」(解説より)
朝が来るの原作を読んだ人の感想
- 【読書感想文】朝が来る/辻村深月(ちょも)
- 【読書感想文】朝が来る/辻村深月(ひろ)
- ぶん文Bunレビュー(辻村深月『朝が来る』)(ぶん探)
ドラマ 朝が来る
あらすじ
長い不妊治療の末に、一度は子どもを持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦。そんなある日、テレビで偶然「特別養子縁組」という制度を知った2人は、やがて男の子を迎え入れる。そして夫婦は、その子を朝斗と名づけ、大切に育てていく。6年後、朝斗の生母・片倉ひかりを名乗る女から、子どもを返すか、そうでなければ金銭がほしいという連絡が入ってくる。
感想
大人の土ドラ 第2弾、ウミニーが金髪と話題になっていたのはこれか。
タイトルからもっとエキセントリックなドラマを期待していたが(朝ドラ「あさが来た」放映中の6月スタートだった)、人情物で手がたくきた東海テレビ作品だった。
なお、本作はウミニー役を蒔田彩珠、ヒロインは永作博美で2020年に映画化されている(河瀨直美作品)。
キャスト
栗原佐都子 – 安田成美
片倉ひかり – 川島海荷(中学生時代:原菜乃華)
栗原清和 – 田中直樹
後藤香澄 – 佐津川愛美
山本健太 – 小野塚勇人
安藤良太 – 榊原徹士
栗原朝斗 – 林田悠作
片倉宏 – 妹尾青洸
片倉咲子 – 赤間麻里子
片倉茜 – 小島梨里杏
坂上 – 山田将之
権田 – 鈴之助
星野大空 – 斎藤汰鷹
白川朱美 – MEGUMI
星野理沙 – 滝沢沙織
杉本美樹- 水原ゆき
立花ナオミ – 秋乃ローザ
平田コノミ – 黒川智花
山本哲男 – 山本龍二
浅見洋子 – 石田えり
スタッフ
原作 – 辻村深月『朝が来る』(文藝春秋)
脚本 – 高橋麻紀
主題歌 – ZAZ『もし私が忘れるようなことがあったら』(ワーナーミュージック・ジャパン)
プロデューサー – 松本圭右、渋谷未来、井上季子
演出 – 古澤健、金子与志一
制作・著作 – テレパック
制作 – 東海テレビ放送
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