【実況】巨人の星

第6話|超人ランナー

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一徹に瓜二つの渚父!
【前回(第5話|幻のスイッチピッチャー)のあらすじ】
左手を負傷した飛雄馬は一徹に叱られて左手を吊って登校するが、級友たちに「大げさだ」と馬鹿にされる。悔しさからスイッチピッチャーになろうと右手での投球練習を始める飛雄馬。天性の才能で右手のコントロールも徐々に上達していく。ある日、隅田川沿いの倉庫で火事が発生。飛雄馬は対岸から火災報知器に石を投げるが、右手では割れず、左手で投げて成功させる。火事で閉じ込められた子供を救うため倉庫に飛び込むと、無意識に左手をかばっている自分に気づく。左利きの投手としての自分の本質と、一徹の言葉の真意を理解した飛雄馬であった。

ハワイから羽田空港に降り立ったのは、「渚」と名乗る父子である。
父親のほうは、かつて一塁手をスパイクで蹴り飛ばす殺人ランナーだったが、魔送球の使い手である一徹と同様、巨人軍にふさわしくないとして追い出されたという過去を持つ。
親子が来日した目的は、興信所を使って星一徹を探し出し、自分の息子と飛雄馬の二人を指揮して、日本のプロ野球をつぶすことにあった。
(具体的には、どういうことをしたいのかよくわからない)
渚はハワイで実業家として成功しているのだが、ガンで死期が近いのでそんな変なことを思いついたということなのか?

一徹に瓜二つの渚父!


渚息子のほうも超人ランナーなのだが、逆サーフィン(岸から沖に向かって波乗りする)なんかもできてしまう。

これが「逆サーフィン」だが、脚が速いのとどういう関係があるのか?

一徹があっさり渚の申し出を拒否したため、それなら息子たちで勝負だ!ということになった。
今回は一徹公認なので、飛雄馬はギブスなしだが、本気を出すと渚父が死ぬかもしれないと釘をさされ、フルパワーの投球をためらうものの、結局投げてしまい、キャッチャーである渚父は後ろへ吹っ飛ぶ。
(父親2人もグラウンドに出ていており、ピッチャー飛雄馬、バッター渚息子、キャッチャー渚父、一塁手一徹という配置なのだ)
一徹の判断で、投球後、内野に走りこむ一徹と入れ替わりに一塁に走り、一徹のみごとな送球で渚息子を打ち取った飛雄馬であった。
渚父はあっさりガンで死に、息子はハワイでの事業を継ぐために帰っていく……
 

【次回の巨人の星は!?】
一徹の勤務先の施工主で日高重工業社長の日高慎吾は黒塗りの高級車で飛雄馬を誘拐。日高邸に連れて行かれた飛雄馬は、豪華な調度品やスポーツの記念写真に驚く。日高はスポンサー契約を持ちかけるが、飛雄馬は拒絶して海に飛び込み、必死に泳いで帰宅する。飛雄馬は「父ちゃんや姉ちゃんを捨てるところだった」と反省。翌日、日高は一徹への嫌がらせで危険な作業を指示し、石油タンクへのクレーン倒壊事故を起こそうとするが、飛雄馬が投げたスパナで一徹が危機を回避。日高は負けを認めて去っていった。(第7話|虚栄のボール)
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