【実況】巨人の星

第21話|テストされる星監督

【実況】巨人の星
【前回(第20話|のこりかす監督)のあらすじ】
伴自動車工業の大造は息子の活躍を見るために社員と区民球場へ。しかし伴と飛雄馬はレギュラーではなくおやつ係。慌てて二人を試合に出す天野監督だが、飛雄馬の暴走で失点し大造の怒りを買う。天野を解任しようとした大造は新監督探しに奔走。川上監督の推薦で星一徹の名が挙がり、一徹に頭を下げて依頼。最初は拒否するかと思われた一徹だが、大造の土下座に満足して意外にも監督就任を快諾。土産のカステラを美味しそうに食べる父親に、飛雄馬は「伴の親父に負けた」と失望と憤りを感じるのだった。

なんと、いきなり遊園地でウォータースライダーに乗っている飛雄馬と一徹!

これって花やしきじゃなさそうだし、よみうりランドだろうか? 墨田区からはかなり遠いはずだが・・・

一徹「ゆかいゆかい・・・」


映画は野球選手の大事な目に悪いからな
(だからレジャーするなら遊園地ということか?)

飛雄馬は心楽しまず、監督を引き受けた一徹の真意をまだはかりかねている。
父ちゃんが伴PTA会長の言うなりで俺は悲しいんだ!などという熱弁をふるうが・・・

一徹はのんきにみかんをムキムキ


「こりゃいいみかんだ(^-^)」

そしておもむろに、
「飛雄馬やってみんか、あれを」
と指さしたのは、ボールが的に当たるとウーとサイレンが鳴る鬼の遊具である。
その瞬間、飛雄馬の脳裏によぎったのは――

縁日で一徹に頼まれて煙草買いに走った学齢前のできごと。
父ちゃんがタバコ代として渡したのは40円!(幸せな時代である)
飛雄馬、一徹に洋モクを吸ってもらいたくて、煙草を落とすボール投げ射的に挑戦し、みごと賞品をとるが、
そんなことのために野球を教えたいんじゃない!とどやされてしまう。
(回想終わり)

俺は父ちゃんを思ってやったんだ、その父ちゃんはもういない
ここにいるのはのこりかすの監督だ・・・

飛雄馬、投げ続けで鬼のサイレンが鳴り通しである。
一徹、「いいぞいいぞ!」と喜んでいたが、一球外したのを見るなり、思わず「ばかもの!」
あっ、いつもの父ちゃんだ!と飛雄馬はうれし涙

こいつはマゾかw


しかし一徹、しまったとばかりにまたニコニコ・・・

遊園地の次は洋品店でショッピング。買ったのは、

7000円のポロシャツ


お次は高級レストラン。

明子も呼べばいいのni
・・・

 
父ちゃんを困らせてやれとばかりに飛雄馬が頼んだのは、サーロインステーキBセット。
どうした食わんか
そう言われても、フォークとナイフをうまく使えない飛雄馬である。
頭にきて、父ちゃんの腰抜け!と皿を投げ出す。

くそーっ


一徹の内心の声「怒りたくば怒れ・・・今日は特別な日なのだからな」
 

 
さて野球部――
天野先生がやめると聞いて、野球部の先輩たちも憤懣やるかたない。しかし天野先生に諭され、新監督の力量をはかってやろうじゃないかと意気込んでいる。
おれたちがデクノボーと判断すれば、新監督に服従しなくてもいいんだ!
選手が監督をテストする、おもしろいじゃないか!
そしてやってきた一徹。
ハッハッハッハ!
いわばわしはのこりかすの監督だ、そしてお前らものこりかすだ!
この中で根性があるのは伴と星だけだ
俺を誉めたらえこひいきだと思われるじゃないか!と飛雄馬はあわてて抗議。
親も子もない、お前こそ甘ったれているんじゃないか
だから俺は遠慮なく誉める!

ノックを始めるが、キャプテンは監督憎し、反感の塊である。一徹が後ろを向いている隙に、その背中に向かって投げるが、一徹、後ろ手でみごとキャッチ。

実はヒリヒリ…(>_<)

テストされたのは俺たちじゃないか・・・とざわつく部員たち。
飛雄馬「父ちゃん、俺、今になってやっとわかったよ。
父ちゃんは昨日かぎりで親子の縁を切ったんだ・・・」
 

【次回の巨人の星は!?】
一徹の厳しすぎる特訓に耐えられず、星雲高校野球部はストライキを決行。飛雄馬も部員たちの代表として父親の指導法に抗議する。一徹は一見譲歩するも、みんなの総意に反対した伴を4日間の練習謹慎処分に。PTA会長の大造が激怒して一徹の解任を画策すると、翌日、一徹は科学的な練習法を黒板で説明し、マウンドの後ろから投げる練習を導入した。部員たちはその効果的に気づき、チームは団結して一徹の指導を支持するようになった。大造が解任に来ると全員が監督支持を表明。一徹の狙いは初めから部員たちの団結力を高めることだったと気づいた飛雄馬は、父の深謀遠慮に感服するのだった。(第22話|拒否された特訓)
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