【実況】巨人の星

第22話|拒否された特訓

伴つるしあげ 【実況】巨人の星
伴つるしあげ

いよいよ一徹の猛訓練が始まる。
ランニングにうさぎとび、ゴミの埋め立てまでやらされて、

クソッ、<font color="red">××××(土方)監督</font>だからな!

クソッ、××××(土方)監督だからな!


あまりの練習のきつさに、みんなは監督を拒否することにした。
星監督ボイコットを叫んで部室でストライキである。
伴は「あれしきのシゴキに音をあげるとは!」といきりたつが、
「お前は部員の総意を踏みにじっている!」とキャプテンは言い返し、
伴はみんなに突き上げを食ってしまう
伴つるしあげ

伴つるしあげ


自治を求める学生運動の空気がここにも漂っているのだった。
父ちゃんのむちゃな監督ぶりが団結を生んだんだ・・・と飛雄馬は気づく。

そこへやってきた一徹「ストを言い始めたのは誰だ」
シゴキ一点張りじゃみんなついてこれないよ!と飛雄馬は代弁して団交に入る。
しかしいきなりストは強引なんじゃないのか、と一徹。
あのシゴキじゃ、話し合いもくそもなかったぜ
そうだそうだ、もっと文化的にやらせろ!

ようしわかった、今日のトレーニングはこれで終わりだ
みんなが???となる中、一徹は去っていった。
去り際にひとこと、
「伴は3日間の練習謹慎だ!
みんなのミーティングに参加せず、みんなの総意を踏みにじったからだ」
ええっと驚く伴である。
おまけに抗議したので、4日謹慎に延ばされてしまった。

宙太が謹慎になったと聞いて、いきりたつ大造PTA会長。
やっぱりあんなやつは監督をやめさせる!
と長屋にやってくるが、一徹は、
自分は甲子園出場を目指してやるべきことをやっているだけだ、といたって冷静なので、大造も、ぷんぷんしながら帰ってしまうのだった。

明子姉ちゃんの回想――
幼い飛雄馬にボールを投げつける一徹(虐待である)
くやしがる飛雄馬は、なんとか一徹の顔にボールをぶつけ返したい・・・
それを見た明子、弟が父を憎むようになるのではないかと心配する。
しかし一徹、「憎んでもいい! 飛雄馬がやる気になっているんだから!」
そうか…あのときの俺と野球部は同じというわけか・・・と気づく飛雄馬であった。

次の日の練習はみんな従順になっていた。
一徹は黒板を持ち出して、打倒沢村時代の阪神の練習法(マウンドの前から投げさせ打撃練習)を紹介する。

そして打撃練習に入るが、伴は謹慎中なのでキャッチャーが補給できない。
そこでキャプテン、さっきの話を思い出してマウンドの後ろから星に投げさせる

これで捕球ができ、バッターが打て、投球練習にもなる。
これはまさに科学的野球じゃないか!と飛雄馬。

一徹も満足げ

一徹も満足げ


 
そこに大造が一徹をクビにしにグラウンドにやってきた。
野球部の面々、結束して監督をやめさせるなと談判に押しかける。
おれたちは俺たちの総意で監督を支持するんじゃ!
野球部の団結ぶりを目の当たりにして、飛雄馬は一徹の計算に舌を巻いたのだった。
父ちゃん、俺は謝るぜ!

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