【実況】巨人の星

第25話|汗と涙の背番号1

あまりにも有名な「巨人の星」のメタファー。しかしなんで赤いライオンなの? 【実況】巨人の星
あまりにも有名な「巨人の星」のメタファー。しかしなんで赤いライオンなの?

父ちゃんは何を考えているんだ、
なぜ父ちゃんが俺の巨人の星の道に立ちふさがるんだ…

というところからである。
「へそ作戦で押しまくれ~!」とレギュラーチームを鼓舞する一徹。

しかし、監督は星の父親なのに…とレギュラーの顔もだんだん青くなってくる。
飛雄馬をレギュラーにするための猿芝居試合だとシニカルだった天野先生も、
そしてアンパイヤをやらされている三島も、シーン・・・

これは・・・わが子を谷底に落とすというライオンだ!と三島。

あまりにも有名な「巨人の星」のメタファー

あまりにも有名な「巨人の星」のメタファー


このメタファーは「獅子の子落とし」という俗説から来ているのだが、なぜ獅子が赤いのかというと、これは実はライオンではなく、中国の清涼山に棲む架空の聖獣だからで、能の「石橋」経由で歌舞伎の連獅子で有名になったやつなのだ。

父ちゃんは俺を犠牲にしてまでみんなの人気をとりたいんだな
またしても、ひねくれた邪推をする飛雄馬だが、そこへ、勝負の真剣さに目覚めた天野部長が「タイム!」

先生あわてすぎ

先生あわてすぎ


球のほうからバットへ当たっていってるような気がする、と飛雄馬に指摘する。
どうやらアメリカでそういう事例があったらしい。
そこで部長の勧めにしたがってスローボールを投げてみると、みごとゲッツーをとれた。
一徹「…」

一徹「…」


へそ作戦やぶれたり!

へそ作戦やぶれたり!

結局、試合は0対0の引き分けで終了。
「いやあ天野先生にはやられましたな」
一徹は天野先生をベタボメするが、最後の二人分だけなのでは?
しかし天野先生も一徹に頭を下げ、二人はついに邂逅したのである。

一徹の解説によれば、へそ作戦とは、バットを短く持ち、球筋には目もくれず、投手のモーションより一呼吸遅くへその高さにバットを出すのだという。するとど真ん中に来たボールがバットに当たるのである。
つまりボールがど真ん中に来る前提の作戦なのだった。

飛雄馬の球がど真ん中に来る理由

  1. ひとつは飛雄馬の思い上がり
  2. 次にアンパイヤ三島の審判を信用していなかったこと(ボールをとられないようにど真ん中に投げる)
  3. そしてバックを信用していないこと

飛雄馬あからさまに批判されてガックリ

さすがの飛雄馬も、ここまであからさまに批判されてガックリ


しかし、小宮先輩は飛雄馬にエースのユニフォームを譲ってくれた。

これには一徹も涙・・・

さて、大造、三島が記事にした学校新聞を読んで上機嫌になっていた。
「これを花形モータースの社長に送りつけてくれ、速達でな!」

「それと<font color="red">銀行にいって100万円おろしてきてくれ</font>」

「それと銀行にいって100万円おろしてきてくれ

ところが、そこに一徹が監督を辞めさせてくれと言いに来た。

な、なんじゃとうっ!?

な、なんじゃとうっ!?


噂を聞きつけて校長室に押し寄せる野球部の面々

噂を聞きつけて校長室に押し寄せる野球部の面々


一徹「お前さえ反省すればチームワークは大丈夫だ」(と飛雄馬に)
飛雄馬「なんだって、それじゃチームワークを乱していた犯人は俺みたいじゃないか!」
一徹、「そのとおり!
辞めるのは健康上の理由だ、長い間の肉体労働で、最近どうもいかんのだ、などと適当なことを言ってムリヤリ辞めてしまう勝手な一徹なのだった。
「健闘を祈るよ、さようなら」と言いつつ目がウルウル・・・

「健闘を祈るよ、さようなら」と言いつつ目がウルウル・・・

学校の壮行会が始まり、学内に鳴り響く星雲健児の歌――

青雲健児の歌

  作詞:東京ムービー企画部
  作曲:渡辺岳夫
  編曲:渡辺岳夫
  歌唱:アンサンブル・ボッカ

俺たちは 青雲健児だ
グランド荒れる 嵐の日でも
俺たちの 決意は堅いぞ
青雲 青雲 おー青雲の力だ
たたかいの時は もうすぐだ もうすぐだ もうすぐだ

燃え上がる 青雲魂
たたかえライバル 力のかぎり
俺たちは 絶対負けないぞ
青雲 青雲 おー青雲の力だ
勝利の道を まっしぐら まっしぐら まっしぐら

こだまする 青雲の喜び
涙で消すな 万歳の声
俺たちの 胸は高鳴るぞ
青雲 青雲 おー青雲の力だ
空に輝く 優勝旗 優勝旗 優勝旗

「短い間かき回して消えますが、あとをよろしく」
去っていく一徹と握手する天野先生。
手を振りほどく描写が細かい・・・

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