昨年の「ジャパニーズスタイル」で試みられた演芸風シットコムは私には今ひとつだったが、今回は戦力外男子に囲まれる小池栄子(肌のハリがやたら良い)をヒロインに据え(鷹揚すぎるという批判が出るだろう)、ダラダラの日常会話から急角度で核心に切り込む台詞の応酬を楽しむドラマに戻った。吉岡秀隆のダメ男ぶりは年季の入ったものだが(不気味な含み笑いがいい)、脚本の意図を超えるものではないかな。
バラエティを見ない私だが、先日たまたま「出川一茂ホラン☆フシギの会」という番組を10分ほど見て、ホラン千秋の人となりを初めて知ったので、ドラマで演技する彼女を興味深く見た。もっとも、女子アナの類だろうと思っていたのだが、この人はアミューズ所属の女優なのらしい。変な人である。
こちらも最終回まで視聴。最後まで普通に楽しめた。石川さゆりの主題歌はかなりのヒットらしいが、紅白で歌うかな。