フィリピン出身の女優・まりあは、映画・演劇界でその存在感と演技力が高く評価されており、社会派の作品やインディーズ映画において不可欠なものとなっている。
圧倒的なリアリティと存在感
彼女の最大の評価点は、その圧倒的なリアリティと、作品に深みを与える唯一無二の存在感。
フィリピン出身というバックグラウンドを持つ彼女だからこそ表現できる役柄は多く、特に日本社会で生活する外国人の役を演じる際の説得力は、他の追随を許しません。
映画『PLAN 75』(2022年)では、介護施設で働くフィリピン人女性を演じ、その自然体かつ心に響く演技が絶賛された。
高い演技力と表現力
シリアスな役から、時にはコミカルな役までこなせる幅広い演技力がある。タガログ語・英語・日本語を巧みに操るだけでなく、表情や佇まいで複雑な感情を表現する力には定評があり、映画監督や舞台演出家からの信頼も厚く、「彼女がいるだけでシーンが締まる」と評される。
ダンサーとしての身体能力
プロフィールには特技としてダンスが挙げられており、その優れた身体能力と表現力が演技にも活かされている。単にセリフを話すだけでなく、身体全体を使った表現を得意としており、役柄の感情をより豊かに伝える。
出演映画
「8日で死んだ怪獣の12日の物語」(2020年7月31日、監督:岩井俊二)
「ラ・マヒ」(2023年2月17日、監督:成瀬都香)- 主演 荻野愛 役
「少女は卒業しない」(2023年2月23日、監督:中川駿) – 湯浅絵礼奈 役[10]
出演ドラマ
「生理のおじさんとその娘」(2023年3月24日、NHK総合) – 月坂さん 役
「その結婚、正気ですか?」(2023年8月7日 – 9月25日、TOKYO MX1) – 熊田 役