2021年03月07日にNHKスペシャルで放映された東日本大震災の実話に基づくドラマ。
星影のワルツのあらすじ
東日本大震災発生から3日目、大谷孝志は福島沖15kmの海で自衛隊に救助された。彼は津波に飲み込まれた際、自宅の白い屋根に乗って漂流していた。地震後、妻・恭子と共に避難しようとしたが、種籾を守ろうとしたことで遅れ、津波に襲われた。2人は2階で身体を紐で結んだが、恭子は波に攫われてしまう。孝志は3日間、白い屋根の上で生き延び、家族との思い出や妻との日常を支えに闘った。ヘルメットや布団など流れ着いたものを活用し、原発爆発も目撃。「しんどいときほど頑張っぺ」という恭子の言葉を胸に、諦めずに生き抜いた。救助後、孝志は東京で暮らし始め、恭子の遺品が見つかる。葬儀では「ささやかな日常こそが掛け替えのないもの」と語り、10年後には孫を連れて南相馬を訪れ、恭子への感謝を捧げる。
星影のワルツの感想

菊池桃子(星影のワルツ)
愛妻の菊池桃子を喪って漂流を続ける遠藤憲一のボヤキ的な台詞がリアル。
南相馬から双葉まで数十キロを流され、洋上から原発の水素爆発を目撃するというドラマチックな展開に息を呑んだ。
父親を心配する川栄李奈の演技も良かった。
星影のワルツのキャスト
遠藤憲一
菊池桃子
川栄李奈
岡山天音
星影のワルツのスタッフ
作:峰尾賢人
星影のワルツを観るには?
星影のワルツを観た人の感想
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生き続けた原動力は、妻への強い思いだった。それがタイトルに表れている。
遠藤憲一演じる「極限」…自らの尿で命つなぎ、海上を43時間漂流(読売新聞オンライン 旗本浩二) -
あっという間に奪われてしまう平和な日常に備えるにもあまりにも規模が大きすぎて限界を感じます。
星影のワルツ 3.11東日本大震災の記憶(天音愛がとまらないっっ!!岡山天音さん♡全力応援) -
なんで生きているのかは誰も教えてくれないけど、生きている限り、生き続けるしかない。生にしがみつき、生きようとするしかない。
なぜ、自分だけ生き残ったのか?NHKスペシャル『ドラマ 星影のワルツ』(マリ☆こうじの映画辺境日記)