八木莉可子がジタバタする美少女ぶりが心に残る(おとなりに銀河の感想)
よくわからないが異種族カップリングというやつがこれなのか。人外であることの信憑性とかどうでもいいのかな。
美少女八木莉可子は水原希子の妹分らしいが、ポカリスエットのCMは記憶に残っている(「舞い上がれ!」は見ていない)。
ついに最終回まで見た。
全32話はいささか長く(8時間もあるんだぜ!)、息切れも感じさせたし、ラストもいまいちすっきりしないものだった(石が何なのかよくわからないし、島の民はちっとも祝福してくれていない)。もしかして続編作るつもり?
ただし、八木莉可子がジタバタする美少女ぶりは十分心に残った。
おとなりに銀河 見どころ
雨隠ギドの同名漫画を原作とした全32話のSFラブコメ。漫画家の一郎がアシスタントとしてやってきた“流れ星の民”の姫・しおりの棘に触れたことで、婚姻関係の契りが結ばれてしまうストーリー。ファンタジーと現実が混交する心温まるラブコメとして評価された。巷では、「登場人物が皆誠実で細かなやりとりが素敵」「設定は不思議だが、登場人物がいい人ばかりで優しい世界」と好評だった。一方で、「終盤の展開が急ぎ足で物足りなかった」「ヒロインの演技が鼻についた」という意見もあった。
ファンタジー要素を取り入れつつも、家族や自立、愛情の形といった現実的なテーマが描かれる。
しおりが島のしきたりから解放され、自らの意思で生きる道を選ぶ姿は、親や社会からの呪縛を断ち切る現代的な自立の物語でもある。
しおりの決断を現実の社会問題や個人の自由に重ね合わせる見方もできるだろう。
しおりの感情表現や妄想シーンなどは原作にはない演出で、ドラマならではの“遊び”が取り入れられた。原作とは異なる魅力が生まれている。
おとなりに銀河 あらすじ
売れない漫画家の久我一郎は、亡き両親に代わり幼い妹と弟を養うため必死に漫画を描いている。ある日、一郎の漫画に憧れる臨時アシスタント・五色しおりがやってくる。締切危機を脱した一郎は、眠るしおりの体から出ているとげに触れた瞬間、部屋が宇宙に変わる。実はとある島の王族の姫だというしおりは、とげに触れたことで婚姻関係の契りが結ばれたと告げる。不思議な力で離れられなくなった二人は同じアパートで暮らすことに。「恋愛から始めるべき」というしおりとの生活を通じ、恋愛初心者の二人は互いの魅力を発見していく。
おとなりに銀河を観るには?
おとなりに銀河 キャスト
五色しおり(流れ星の民の姫) – 八木莉可子
■一郎の関係者
久我まち(一郎の妹) – 小山紗愛
久我ふみお(一郎の弟) – 石塚陸翔
護国桃香(売れっ子漫画家) – 北香那
護国正弘(一郎の担当編集者) – 本多力
■しおりの関係者
五色都(しおりの母親) – 河井青葉
五色健(しおりの父親) – 前川泰之
馬門紅葉(流れ星の民) – 坂田梨香子
古牧京吾(五色家に仕える使者) – 藤原大祐
■アパート
穂波茉莉花(住人) – 中田クルミ
栗津明(住人) – 大津尋葵
おとなりに銀河 スタッフ
脚本 – 三浦有為子、木原梨花、冨山亜里紗
音楽 – 小田切大
主題歌 – 有華「HAPPY DATE」(日本コロムビア)
撮影 – 山田尚弥
照明 – 加藤雄大
編集 – 二宮心太
タイトルロゴ – 黒野真吾
制作プロデューサー – 大沼宏行
演出 – 岡下慶仁(テレビマンユニオン)、熊坂出、國領正行
制作統括 – 谷口卓敬(NHK)、高城朝子(テレビマンユニオン)
プロデューサー – 石井永二(テレビマンユニオン)
制作・著作 – NHK、テレビマンユニオン
おとなりに銀河の原作コミック
姫、あなたに触れていいですか――?
両親がいなくなり、幼い妹弟をひとりで養うため、売れない少女漫画家業に精を出す久我くん(23)。
ハイパー苦労人な彼の元にやってきたのは、敏腕&美貌の超神アシスタント・五色さん。
これで仕事がはかどる…! と思いきや、出会ったその日に彼女から「わたしは、とある王族の姫。あなたと婚姻関係の契りが結ばれた」と宣言されてしまう!
恋愛初心者ふたりの、“契約”から始まる新婚ラブコメ、開幕です!
電子版には同著者作品『ゆらゆらQ』の1話目を収録