【実況】巨人の星

第59話|血みどろの千本ノック

【実況】巨人の星
中身はおにぎりと一徹からの手紙
【前回((第58話|消えゆく先輩)のあらすじ】
勝負の世界に馴染めず退団した先輩に、飛雄馬は自分の台頭が原因と心を痛めるが、再就職先で草野球を楽しむ姿を見て安堵。自分は「苦しむ野球」の道を行くと覚悟した飛雄馬は、速水に宣戦布告し、監督にも一軍入りを力強く宣言する。

現場監督に呼ばれた一徹は、明日は多摩川の現場に入ってほしいと言われる。
「多摩川か…」

一方、手押し車でしごかれる飛雄馬である。
体操の一種だから、余裕の速水にバカにされる。
そこに聞こえてきたのは懐かしい声――伴が訪ねてきたのだ!
5日前に帰国したのだった。
ハワイは結局12勝1敗、花形には大リーグからもスカウトが来たという。
二人の邂逅を盗み見ていた速水、
「かぐわしき友情か…笑わせるぜ!」

一徹が多摩川の現場に入ると聞いて、飛雄馬への差し入れ(お菓子)を託そうと考えた明子だったが、ばかなことを言ってるんじゃない!と一徹に怒られる。

黒メガネの中尾二軍監督の千本ノックが始まった。
そして、グラウンドの向こうでツルハシをふるう一徹。
最初は快調に捕球していた飛雄馬も、だんだん捕れなくなる。
千本ノック自体は一徹にしごかれたことがあるが、こちらのほうが距離が断然近く、打球も激しいのだった。
星よ、もっともっと苦しめ!
速水は敵意をむき出しにするが、
「うっ、ちがう、星に対する目の輝きが!」
いや、黒メガネだから見えないと思うぞww
「背番号16に恥ずかしくないのか!」
中尾監督の罵声が飛ぶ。
「えらい贈り物をもらったもんだ
 俺は栄光の背番号を背負っているんだ」
と飛雄馬は考える。
「星、その16番の重さに押しつぶされろ!」
と、速水はしつこく念じる。

ノックは続き、ついに体にめりこむばかりに。
今日のトレーニングはこれまで!
後の選手のノックは…?www

巨人対阪急の日本シリーズが開幕し、巨人は連続優勝を狙うというスポーツニュースに、
「いつなの飛雄馬、あなたが試合に出るのは」
と暢気に考える明子だった。
走りこむ飛雄馬を遠くから眺めながら、「だいぶプロらしい面構えになってきたのう」と一徹。
そして、ひと息ついた飛雄馬に、一徹がたあ坊に託した明子の差し入れを渡す。

中身はおにぎりと一徹からの手紙

仕事で近くにきた
やっとるな
ほうびに明子の日本一おいしい握り飯をやろう

一徹の弁当である、親心である。

【次回の巨人の星は!?】
一軍入りを懸け、紅白戦で速水と飛雄馬が対決。速水の本盗を阻止したかに見えた飛雄馬だが、実は激突の衝撃で落球していた。審判のアウト判定に落球を自己申告した結果、速水は決勝点を挙げて一軍入りを決めた。飛雄馬は馬鹿正直と冷笑を浴び、激しく苦悩する。(第60話|ばか正直の飛雄馬)
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