リブートの感想
ファーストインプレッション
妻を殺されたケーキ屋の職人(マツケン)が警察に追われ、裏組織への潜入捜査中に殺された悪徳刑事(鈴木亮平)に整形して(これがリブート)、妻と刑事を殺した犯人(警察か裏組織にいると思われる)を追うというドラマである。
じつは殺された妻も生前に裏組織(資金洗浄会社)の一員であり、その後任の戸田恵梨香が主人公を助けることになる。マツケンが良妻と信じていた妻が資金洗浄していたことに説明がなく、したがって戸田の行動にも裏の目的がありそうだ(「6ヶ月前」のプロローグによれば、リブートは鈴木の発案である。本物の鈴木亮平は甘いものが苦手と戸田は言っていたが、シュークリームをうまそうに食っていたので、その時点で、リブートした第三の人物がいた可能性がある)。
警視庁の捜一と公安、裏組織の幹部など大量の人物が登場するので、ながら見で頭がパンクする人が続出している模様。ややこしい脚本を書いているのは黒岩勉で、主人公が人知れず誰かになりすましている(見た目は鈴木だが中身はマツケン)という設定は、日曜劇場ではお馴染み(「天国と地獄」がそうだった)。安心して楽しめそうだ。
2話を観て
潜入しているゴーシックスコーポレーションの社長に10億円横領を疑われた鈴木亮平(中身は松ケン)が、タイムリミット付きで嫌疑を晴らさなければならなくなるというプロットだった。
勝ち目なしの(ように見える)ままクライマックスに至り、隠していた証拠(この場合は酒向芳の音声)で逆転、辛くも命をとりとめるという展開は、八木莉可子の兄ちゃん呼びが萌えた「潜入兄妹」と同じである。まさかあのフォーマットを使うのではあるまいな。
最後に鈴木の妻である黒木メイサが登場して、話がもう一段ややこしくなりそうな余韻を残して2話は終了。
最終回まで観て
敵と見せかけて味方、味方と見せかけて敵、でも実は味方、と視聴者を翻弄するドラマであった。そこまでややこしくする必要ある?
一度リブートした顔は戻らないのかな。4人家族のうち半分が別の顔になってしまった早瀬家は、それでいいのか?
それはそうと、やっぱり戸田恵梨香は美しかった。一時期心配な感じもあったが、完全復帰と言える。
リブートのあらすじ
妻を殺害した容疑で追われることになった一人のパティシエが、自身の潔白を証明するために家族を捨て、裏社会と繋がる悪徳刑事にリブートして(生まれ変わって)真犯人を追う。
リブートを観るには?
リブート キャスト
儀堂歩(警視庁捜査一課の刑事) – 鈴木亮平(二役)
幸後一香(ゴーシックスコーポレーションの公認会計士兼財務担当役員) – 戸田恵梨香
■早瀬家
早瀬夏海(陸の妻) – 山口紗弥加
早瀬拓海(陸と夏海の息子) – 矢崎滉
早瀬良子(陸の母) – 原田美枝子
■警視庁
●捜査一課
足立翼(儀堂の部下) – 蒔田彩珠
寺本恵土(儀堂の部下) – 中川大輔
三上章大(儀堂の上司) – 池田鉄洋
●警務部
真北正親(監察官) – 伊藤英明
寄居俊(真北の部下) – 藤田ハル
■裏組織
ゴーシックスコーポレーション
合六亘(社長) – 北村有起哉
海江田勇(顧問弁護士) – 酒向芳
●NPO法人「しぇるたー」
冬橋航(職員で合六の部下) – 永瀬廉(King & Prince)
霧矢直斗(職員で冬橋の相棒) – 藤澤涼架
マチ(代表) – 上野鈴華
●その他の裏組織
菊池瑛介「幹部 – 塚地武雅(ドランクドラゴン)
安藤貴司(幹部) – 津田篤宏(ダイアン)
玉名幸則(幹部) – 青木伸輔
■周辺人物
幸後綾香(一香の妹) – 与田祐希
桑原瞳(形成外科医) – 野呂佳代
儀堂麻友(儀堂の妻) – 黒木メイサ
リブート スタッフ
音楽 – 大間々昂、木村秀彬
主題歌 – Mr.Children「Again」(TOY’S FACTORY)
パティシエ監修 – 本田珠美
演出 – 坪井敏雄、田中健太、元井桃
プロデュース – 東仲恵吾
協力プロデュース – 國府美和
製作著作 – TBS
リブート後半あらすじの一気ネタバレ
第8話
100億の商品を盗んだ犯人とダークバンカー・合六(北村有起哉)に知られてしまった一香はその場から逃走。早瀬(鈴木亮平)と冬橋(永瀬廉)は、彼女の自宅マンションを突き止め、追いつめるが、あと一歩のところで逃走を許してしまう。
一香が逃走する際、ベランダから落下しそうになった彼女を助けた早瀬は、握った手に違和感を覚える。さらに部屋の冷蔵庫には、彼女が作れないはずの“ハヤセショート”が置かれていた。その後、一香を発見した早瀬は「お前、夏海なのか」と聞くが、一香は答えを拒否して逃走。早瀬は自分の顔を整形した整形外科医・桑原瞳(野呂佳代)を問いつめ、一香の前の名前が“夏海”だったことを知った。
一香目線の回想によると、3年前、組織の10億円を盗んだ罪をかぶせられた夏海(山口紗弥加)は、家族の命を脅かされ、一香へのリブートを合六に強制される。早瀬の母・良子(原田美枝子)の足のケガも脅しによる負傷だった。
本物の一香は、難病を抱える妹・綾香(与田祐希)の移植手術のために、1億5,000万円で人生を合六に売った。半年を一緒にすごした後、一香は夏海に綾香を助けるように頼むと、その場で射殺されてしまう。山中で発見された夏海の遺体は、本物の一香だった。そして、新たに犯人が必要になった合六は、儀堂を犯人に仕立て上げ、早瀬を儀堂にリブートするように夏海に命令していた。
また、3年前の10億円も今回の100億円の商品の件も、大物政治家・真北弥一の政党を躍進させ、総理大臣にする現金を得るために合六が仕掛けたものだった。それを知った夏海は、儀堂が死んだ際に、本当は自分が商品を盗んだ犯人だと名乗り出るつもりだった。儀堂に正体を明かした彼女は、自分が死んだ後で早瀬を助けてほしいと伝えていたが、儀堂が彼女の代わりに名乗り出て、自ら犠牲になっていたのだ。
第9話
冬橋から夏海を救い出した早瀬は、涙ながらに愛を告白。夏海は罪悪感から正体を隠していたが、早瀬を受け入れ、夫婦で合六を組織ごと潰すことを決意する。早瀬と夏海は合六と大物政治家・真北弥一(市川團十郎)の闇献金の場を抑えようとするが、真北監察官(伊藤英明)に裏切られ、絶体絶命のピンチに陥る。
12年前の真相: 12年前の轢き逃げ事故は真北弥一が起こしたもので、その妻が身代わりになっていたことが判明し、監察官・真北が裏で糸を引いていた理由が明らかになる。
合六の部下たちがハヤセ洋菓子店に差し向けられ、息子・拓海と母・良子(原田美枝子)が人質となり、警察内部のスパイ・寺本によって追い詰められる。



