【前回(第58話|消えゆく先輩)のあらすじ】
多摩川の現場で働く一徹が見守る中、帰国した伴が飛雄馬を訪ねる。飛雄馬は中尾監督の壮絶な千本ノックを受け、泥にまみれて必死に耐え抜いていた。その顔つきに飛雄馬の成長を見た一徹は、明子の握り飯と手紙を差し入れる。父の愛情を独り噛みしめる飛雄馬だった。
多摩川の現場で働く一徹が見守る中、帰国した伴が飛雄馬を訪ねる。飛雄馬は中尾監督の壮絶な千本ノックを受け、泥にまみれて必死に耐え抜いていた。その顔つきに飛雄馬の成長を見た一徹は、明子の握り飯と手紙を差し入れる。父の愛情を独り噛みしめる飛雄馬だった。
ンーンンンーンンンー♪とグローブをみがいている飛雄馬の部屋に速水が来た。
なんと、左右太郎の代わりのルームメイトになったのだ。
速水が野球に転向した理由、それは金である。
「いやなやつだと思っているんだろう
そして俺がまず血祭りにあげるのは君だ、星君!」
おりしも、紅白試合のメンバーが発表になる。
飛雄馬は白組、速水は紅組――
※
紅白試合は、成績が良い者が一軍のオープン戦に出られる大事なチャンスである。
たあ坊の応援にも熱がこもるが、しかし飛雄馬は控え選手だった。
速水も控えだから…と思って安心していると、速水はいち早くピンチランナーに起用された。
そして星もリリーフされた。
新人テスト以来の、速水対飛雄馬の対決である。
速水を警戒してやたらと牽制球を投げる飛雄馬だが、投球フォームに入っているんだが、いいの??

そして速水走る!!
しかし飛雄馬、速水をホームで殺す!
たあ坊「やあい、慌てる**は貰いが少ないぞ!(乞食、であらん)」
監督は速水の暴走を責め、一軍行きの話はなかったことにすると宣言したのだったが・・・

実は飛雄馬はボールをこぼしていた
本当のことを言うか言うまいか悩んだが、飛雄馬はついに告白してしまう。
すると監督は前言を翻し、速水はとうとう一軍行きの命令をゲットしたのだった。
飛雄馬、ええっ?と驚いたが、当然の成り行きである。
「なぜ言ってしまったんだ、くそっくそっ!」
気を取り直して投球を続けたが、結局試合は1対0で終わり、速水の本盗塁が決定点になったのだった。
仲間は当然白い目である。
「あばよ星、達者でな!」と手を振る速水。「どうした、やっぱりあれはアウトでしたなんて言うんじゃないだろうな?」
「ちくしょう、間抜けでトンマな飛雄馬!」
唯一認めてくれたたあ坊も「兄ちゃん、後悔しているのかい!?」
「父ちゃん! 俺はこれからどうしたらいいんだ!」
【次回の巨人の星は!?】
速水の活躍を見て二軍でくさる飛雄馬に、川上監督は「馬鹿正直こそ尊い」と諭す。吹っ切れた飛雄馬は初月給を手にし、父には革ジャン、姉にはバッグ、伴には万年筆、たあ坊にはグラブを贈る。一徹はプロ球界に迫る地鳴りを感じ、本当の試練はこれからだと予感する。(第61話|飛雄馬の初月給)
速水の活躍を見て二軍でくさる飛雄馬に、川上監督は「馬鹿正直こそ尊い」と諭す。吹っ切れた飛雄馬は初月給を手にし、父には革ジャン、姉にはバッグ、伴には万年筆、たあ坊にはグラブを贈る。一徹はプロ球界に迫る地鳴りを感じ、本当の試練はこれからだと予感する。(第61話|飛雄馬の初月給)


