映画1980年代の映画1986年の映画

殺したい女

3.5
ヘレン・スレーター(殺したい女) 映画
ヘレン・スレーター(殺したい女)
ダニー・デヴィート、ベット・ミドラー、ジャッジ・ラインホルド、ヘレン・スレイター主演で1986年に公開されたブラックコメディ映画。原題は「Ruthless People」。監督は『フライングハイ』や『裸の銃を持つ男』シリーズといったコメディ映画の監督者として知られるジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー。ただし、彼らのほかの作品と異なりこの時の作品はギャグや駄洒落、ジョークが非常に少ない。
一部、オー・ヘンリーの短編『赤い酋長の身代金』が基になっており、不誠実な夫を持つ女性が誘拐されるという設定が、1959年製作のテリー・トーマス、ジョージ・コール、シド・ジェームズ主演のイギリスのコメディ『Too Many Crooks』に類似している。

殺したい女の感想

懐かしい80年代の映画で(86年)、ダニー・デヴィートはこの辺りから頭角をあらわしたと記憶している。
彼以外はベット・ミドラーがほとんどの笑いを担当している。

O・ヘンリーの小説を原作にした脚本は、あまりうまくない。

性格がよくて悪いことをできない犯人の妻を演じるヘレン・スレイターが可愛い(84年の「スーパーガール」の女優)。

殺したい女のあらすじ

サム・ストーンは、妻バーバラの父の財産を目当てに結婚したが、義父が長生きしたため、独自に財産を築く。義父の死後、バーバラ殺害を計画するが、彼女が誘拐され、身代金50万ドルを要求される。誘拐犯は、サムのデザイン盗用を恨むケスラー夫妻だった。一方、サムの愛人キャロルは、彼の妻殺しの現場を撮影して脅迫しようとするが、誤解が重なり、警察や関係者を巻き込む騒動に。警察はサムを容疑者として逮捕するが、バーバラはケスラー夫妻と協力し、サムから財産を奪う計画を立てる。身代金引き渡し現場で、ケンは車ごと海に飛び込み、警察は別人の死体を発見。バーバラはサムを海に突き落とし、ケスラー夫妻と身代金を手に入れる。

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殺したい女のキャスト

サム・ストーン – ダニー・デヴィート
バーバラ・ストーン – ベット・ミドラー
ケン・ケスラー – ジャッジ・ラインホルド
サンディ・ケスラー – ヘレン・スレイター
キャロル・ドッズワース – アニタ・モリス
アール・モット – ビル・プルマン
ベンダー警部 – アート・エヴァンス
ウォルターズ警部 – クラレンス・フェルダー
ヘンリー・ベントン署長 – ウィリアム・G・シリング
ベッドルーム・キラー – J・E・フリーマン

殺したい女のスタッフ

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