初恋DOGSの感想
ファーストインプレッション
久しぶりの清原伽耶はやはり眩しいばかりだったのだが、着せ替え人形のような弁護士姿といい、ドラマの成り立ち(スタジオドラゴン制作)といい、なにか蹂躙されてる感ある。例によってツンデレキャラなのだが、「ファイトソング」(2022)の柔軟さを取り戻してほしい。
夏ドラマの定番とばかりに舞台は湘南で(月9かと思ったら違った)、砂や波の色に強い違和感を感じながら見ていたが、ラストシーンは腰越で、韓国ドラマなら当然ヘリコプターが着陸するところだが、やはり許可が降りなかったらしい。
初恋DOGSの見どころ
愛犬同士が出会ったことで、「恋愛など錯覚」と宣言していた弁護士・愛子(清原果耶)と、動物しか愛せない獣医・快(成田凌)が、きっかけも目的も名前も分からないまま距離を縮めていく展開。
愛子の愛犬・サクラと快の犬・将軍による自然な関係性に癒される演出であり、犬たちの仕草や2匹が見つめ合う瞬間にキュン死する愛犬家が多数。
犬たちの純粋さに導かれる形で、大人たちのロマンチックかつこじらせた恋が描かれる。
韓国ドラマ制作会社・STUDIO DRAGONとの初タッグ作品として、韓国人御曹司・ウ・ソハ(ナ・イヌ)が登場する。初回から「韓国文化の魅せ方」や“王子様”演出が話題を呼び、視聴者からも「破壊力ハンパない!」という反響だ。
清原果耶(愛子)は、愛を信じないクールな弁護士ながら内面には孤独を抱える役。
成田凌(快)は、軽やかでありながら謎めいた雰囲気を持つ獣医師役で観る者を惹きつける。
ナ・イヌ(ソハ)は、韓国俳優の存在感が日本ドラマに新風を吹き込み、SNSでも反響大。
加えて深田恭子や岸谷五朗、萩原利久、野呂佳代らが彩りを加えている。
TBS×STUDIO DRAGONの初共同作品であり、脚本は金子ありさ、演出は岡本伸吾ほかが担当。
ポップで爽やかな映像、国際的なキャスティング、そして犬たちの自然な魅力が融合し、恋愛ドラマとしてもヒューマン作品としても見応えがありそうだ。
初恋DOGS あらすじ
花村愛子(清原果耶)は離婚訴訟を専門とする敏腕弁護士で、完璧主義だが依頼人には温かく接する。しかし、不仲な両親の影響で恋や愛を信じず、シングルライフを満喫している。ある日、愛犬サクラの散歩中に獣医・白崎快(成田凌)と出会う。快は24時間診療の動物病院の院長で、一見陽気だがどこかつかみどころがない人物。彼の愛犬「将軍」には大きな秘密があった。一方、韓国から来た御曹司ウ・ソハ(ナ・イヌ)は、快に近づく使命を持ち、愛子とも出会う。3人は犬をきっかけに奇妙な三角関係に発展し、本能的に引かれ合う愛犬たちとは対照的に、人間は本音を隠しながらも「犬のように素直になれたら」と願う。こじらせた男女3人が、犬を通じて「愛」を知っていく物語が始まる――。
初恋DOGSを観るには?
初恋DOGSはこんな人におすすめ
- 大人の恋愛ドラマが好きな人
- 愛犬を通じて関係を築くドラマ演出に惹かれる方
- 清原果耶・成田凌・ナ・イヌといった多彩なキャラクターの演技を見たい方
- 日本&韓国の制作背景を感じられる作品に興味がある人
初恋DOGS キャスト
花村愛子(敏腕離婚弁護士) – 清原果耶
白崎快(獣医) – 成田凌
ウ・ソハ(新興財閥御曹司) – ナ・イヌ
しろさき動物病院
渡辺功介(看護師) – 萩原利久
大城貴司(獣医師) – なだぎ武
杉本みちる(看護師) – 野呂佳代
夏木祐太郎(看護師) – NOA
小笠原理世(看護師) – 円井わん
本澤・マッカーシー法律事務所
弓削留美子(パラリーガル) – 宮澤エマ
本澤恵太(所長) – 岸谷五朗
日下部謙(パラリーガル) – 宮崎秋人
ドッグカフェ「Lovely Tails Cafe」
宮瀬優香(店長) – 深田恭子
三杉加奈(店員) – 永瀬莉子
その他
花村千佳子(愛子の母) – 坂井真紀
ソン・ヨンス – ジン・デヨン