新宿鮫 無間人形

多岐川裕美(新宿鮫 無間人形)
多岐川裕美(新宿鮫 無間人形)
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『新宿鮫 無間人形』は、1995年4月9日-30日にNHK BSの「BSスペシャル」枠で放送。本作を第1作として、ほぼ同じキャスト・スタッフで、「新宿鮫 屍蘭」(1996年5月19日~6月9日、BS日曜ドラマ)、「新宿鮫 毒猿」(1997年12月30日、 ハイビジョンドラマ)、「新宿鮫 氷舞」(2002年4月29日-5月2日、ハイビジョンドラマ)が放送されている。

『新宿鮫 無間人形』ってどんなドラマ?

新宿の街にうごめく麻薬組織の暗躍と、孤独な一匹狼の刑事が己の正義をかけて挑む不条理な戦い。警察組織から孤立しながらも、街の毒を排除するために命を賭ける男の執念と、彼を取り巻く人々の儚くも激しい人間模様が、ハードボイルドな世界観のなかで重厚に描かれる。

警察組織の面子と悪党たちの欲望が交錯するなか、新宿のネオンの死角で命がけの追跡劇が展開。鮫島の理解者である桃井課長(河原崎長一郎)が見守る中、凄腕の香田(永島敏行)、妖艶な魅力を放つ香川景子(多岐川裕美)、そして影を持つ原田昇(草刈正雄)・進(香川照之)兄弟など、複雑な背景を持つ登場人物たちの思惑が激しく交錯。裏社会で絶大な影響力を持つ呂金堆(津嘉山正種)など男たちの執念と欲望が渦巻き、事態は壮絶な銃撃戦と心理戦の極限状態に加速し、組織に抗いながら生きる男の美学と、非情な街に生きる者たちの魂のドラマを教えてくれる。

大沢在昌の直木賞受賞作を原作に、脚本・今野勉・監督・石橋冠により、深夜の新宿を舞台に繰り広げられるハードボイルドドラマ。

あらすじ

新宿署の電撃的な一匹狼の刑事、「新宿鮫」こと鮫島(舘ひろし)は、キャリアでありながら、ある事件を機に警察の出世コースから外れ、一人の刑事として街の巨悪と対峙し続けていた。今回の標的は、新宿の裏社会を支配しつつある新たな密造麻薬のルート。唯一心を許せるロック歌手の恋人・青木晶(久松史奈)のバンドボーイが突然事故死。鮫島は彼の所持していた覚醒剤の密売ルート追う。しかし、捜査を進めるなかで、かつてない冷酷な密売組織の影と、鮫島を執拗に追いつめる凶悪な罠が牙を剥く。

キャスト

鮫島 - 舘ひろし
青木晶 - 久松史奈
桃井課長 - 河原崎長一郎
香田 - 永島敏行
原田昇 - 草刈正雄
香川景子 - 多岐川裕美
原田進 - 香川照之
呂金堆 - 津嘉山正種
栗本刑事 - 江藤漢
田隈刑事 - 池田政典
日野原圭太 - 塩谷庄吾
諏訪太朗
望月太郎
筈野浩 - 河西健司
勝野洋
小西 - 渡辺哲

感想

原作は、ちょうどこの辺り(シリーズ4作目で直木賞)まで読んだ覚えがある。行間に新宿の街が立ち上がる快感が薄くなってやめてしまったのだが、NHKのドラマはここから始まって(95年)、2002年の「氷舞」まで7年も続くシリーズになっていた。知らなかったなあ。配信もソフト化もないのだが、続きを見るチャンスはあるだろうか。

当時は線が細すぎるきらいはあるものの映画版(滝田洋二郎監督)の真田広之は鮫島にぴったりだったのだが、まだ若かった舘ひろしもなかなか良い。
麻取や警察組織のあれこれの混戦に特殊用語が飛び交う原作の面白さを、このドラマ化はうまく活かしている。

主人公の恋人がヤンキーのシンガーという設定は、原作のユニークな設定だが、本作では久松史奈(ほかにはドラマ・映画出演歴はないのではないか)、次作からは川村かおり、最後は島谷ひとみが演じる。

本作では多岐川裕美が謎の美女を演じる。これは眼福ものだった。

『新宿鮫 無間人形』作品情報

演出:石橋冠
プロデューサー:川村尚敬
製作:大津山潮
脚本:今野勉

『新宿鮫 無間人形』の原作

手軽でお洒落。若者たちの間で流行っている薬「アイスキャンディ」の正体は覚せい剤だった。密売ルートを追う鮫島は、藤野組の角を炙り出す。さらに麻薬取 締官の塔下から、地方財閥・香川家の関わりを知らされる。薬の独占を狙う角、香川昇・進兄弟の野望……。薬の利権を巡る争いは、鮫島の恋人・晶まで巻き込んだ。鮫島は晶を救えるか!? 直木賞受賞の感動巨編!

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