東京タワーは、2024年4月20日からテレビ朝日系「オシドラサタデー」枠でドラマ化。主演は永瀬廉。2005年に映画化され、2014年に韓国JTBCがテレビドラマ化している。
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東京タワーの感想
本作の映画版で主演したのが黒木瞳と岡田准一だったと今知って、なんだか生臭さを感じた。
とはいえ、それは20年も前のことであり、40代の女性とハタチそこそこの青年の話なのだった(板谷由夏は48歳でギリギリ感ある)。
その年代の女性のどうしようもなさを描いたと思われるストーリーで、中性的な永瀬廉でなければやはり生臭いものになっていたであろう。
しかし面映すぎて2話以降は見ないと思う。
東京タワー 見どころ
全体として、永瀬廉、板谷由夏の演技と、現代の東京の映像、原作の世界観を令和版としてどう表現しているかということが見どころと言える。
- 令和版ならではの禁断の恋の描写
21歳の青年・小島透(永瀬廉)と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷由夏)の美しくも許されない愛が、令和という新しい時代ならではのストーリーで描かれ、登場人物たちの心の機微が繊細に表現。 - 豪華キャストによる熱演
メインキャストは永瀬廉と板谷由夏、松田元太とMEGUMIがもう一つの禁断の恋を演じる。松田元太の演技は主役を食うほどの存在感を発揮している。 - 東京の最旬スポットでの美しいロケーション
現代の東京の様々な場所がロケ地として使用されており、東京タワーを臨む風景をはじめ、おしゃれなオフィスビルやカフェ、公園などがドラマを彩る。 - 原作ファンも楽しめる新しい解釈
これまでに映画化や韓国ドラマ化もされた本作だが、今回は現代の価値観や社会情勢を反映した新しい解釈。 - 普遍的なテーマ
禁断の恋という刺激的なテーマだけでなく、自己の確立、依存と自立、そして人生における孤独や満たされない感情といった普遍的なテーマも描かれている。
東京タワーのあらすじ
医大生の小島透(永瀬廉)は20歳以上年上の人妻・浅野詩史(板谷由夏)と出会い、彼女の空気に惹かれ、運命的な恋に落ちるが、詩史には夫がいること、そして2人の年齢差という壁を前に、葛藤を抱えながらも、恋心を抑えきれないでいる。一方、透の友人である大原耕二(松田元太)は、年上の女性への憧れから、家庭教師先の主婦を誘惑しようとする。透の母親・陽子(YOU)は、自由奔放な恋愛を楽しんでおり、息子である透からは冷めた目で見られている。物語は、透と詩史の恋、そして周りの人間関係が複雑に絡み合いながら、様々な事件や葛藤を抱えながら進んでいく。
東京タワーを見る
東京タワーのキャスト
小島透 – 永瀬廉
浅野詩史 – 板谷由夏
大原耕二 – 松田元太
川野喜美子 – MEGUMI
白石楓 – 永瀬莉子
森山由利 – なえなの
川野比奈 – 池田朱那
川野裕介 – おいでやす小田
浅野英雄 – 甲本雅裕
小島陽子 – YOU
浅野詩史 – 板谷由夏
大原耕二 – 松田元太
川野喜美子 – MEGUMI
白石楓 – 永瀬莉子
森山由利 – なえなの
川野比奈 – 池田朱那
川野裕介 – おいでやす小田
浅野英雄 – 甲本雅裕
小島陽子 – YOU
東京タワーの人物相関図
東京タワーのスタッフ
原作 – 江國香織『東京タワー』(マガジンハウス刊、新潮文庫刊)
脚本 – 大北はるか
音楽 – 近谷直之
主題歌 – King & Prince「halfmoon」(UNIVERSAL MUSIC)
挿入歌 – Travis Japan「Sweetest Tune」(Capitol Records / UNIVERSAL MUSIC)
建築監修 – 名城俊樹
インティマシーコーディネーター – 西山ももこ
フォトグラファー – 古屋呂敏
医療監修 – 中澤暁雄、根本千草
警備監修 – ビーテックインターナショナル
監督 – 久万真路、松本喜代美、畑山創
ゼネラルプロデューサー – 中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー – 残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、岡美鶴(アズバーズ)
制作協力 – アズバーズ
制作著作 – テレビ朝日、ストームレーベルズ
脚本 – 大北はるか
音楽 – 近谷直之
主題歌 – King & Prince「halfmoon」(UNIVERSAL MUSIC)
挿入歌 – Travis Japan「Sweetest Tune」(Capitol Records / UNIVERSAL MUSIC)
建築監修 – 名城俊樹
インティマシーコーディネーター – 西山ももこ
フォトグラファー – 古屋呂敏
医療監修 – 中澤暁雄、根本千草
警備監修 – ビーテックインターナショナル
監督 – 久万真路、松本喜代美、畑山創
ゼネラルプロデューサー – 中川慎子(テレビ朝日)
プロデューサー – 残間理央(テレビ朝日)、島本講太(ストームレーベルズ)、岡美鶴(アズバーズ)
制作協力 – アズバーズ
制作著作 – テレビ朝日、ストームレーベルズ
『東京タワー』は、一見ベタなようですが、多重構造をもち、時代劇ひいては映画への愛情にあふれた映画です。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
東京タワーの原作(江國 香織)
大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に……。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。