【実況】巨人の星

第7話|虚栄のボール

【実況】巨人の星 【実況】巨人の星
金持ちだから、鉄骨の上でもタキシード

一徹の現場の施工主?の実業家・日高慎吾という男が、飛雄馬に目をつける。

【実況】巨人の星

金持ちだから、鉄骨の上でもタキシード


日高重工業の社長で、大金持ちという設定である。

飛雄馬は日高の黒いセダンでさらわれてしまうが、カーステレオを珍しがっていたりして切迫感はない。都内の日高邸はなぜか和洋折衷大邸宅で、飛雄馬はソファにすっぽり埋まって、またびっくり。壁には、スキーに柔道、水泳、レーシングカー、そして野球などの写真が飾ってある(スポーツ万能の加山雄三の家を思い起こさせる)。
ピンクのスポーツカーに乗り換え、葉山とおぼしきハーバーからヨットで夜の海へ連れてこられた飛雄馬。
君が気に入ったからスポンサーになってやると日高は説くが、飛雄馬は申し出を拒み、海へ飛び込むや泳いで岸へ帰る。
いつのまにか夜も明け、日高の追手に阻まれつつも、ほうほうのていで帰宅した飛雄馬であった。

もう帰ってこないかも…と思っていた姉ちゃんは喜び、オレは父ちゃんや姉ちゃんを捨てるところだった…!とべそをかく飛雄馬の声を聞きながら、父ちゃんも満更でもない表情である。

翌日、日高はいやがらせで一徹に危険な指示を出し、クレーンが現場の石油タンクに向かって倒れかけてあわや大事故を起こしそうになる。そこになぜか現れた飛雄馬は、一徹の指示でスパナを投げ、間一髪で危機は回避された。
完全に負けだ…と去っていく日高(何がしたかったのか?)。

ちょっと何が言いたいのかわからない、場もたせっぽい回であった。

タイトルとURLをコピーしました