一徹と瓜二つでハワイから帰国した渚の父はかつて「殺人ランナー」として巨人から追放された過去がる。渚はガンで余命わずかであり、息子と飛雄馬を使って日本のプロ野球を潰す計画を抱いていたが、一徹が拒否したため親子対決となる。飛雄馬はギブスなしでの投球を許されるが、渚父の病状を考慮して全力を出すべきか迷う。結局フルパワーで投げると渚父はキャッチャーとして吹き飛ぶ。投球後、一徹と素早い連携プレーで渚息子を打ち取る飛雄馬。勝負の後、渚父はガンで亡くなり、息子はハワイの事業を継ぐために帰国。謎の多い設定と急展開で物語は幕を閉じた。
一徹の現場の施工主?の実業家・日高慎吾という男が、飛雄馬に目をつける。

金持ちだから、鉄骨の上でもタキシード
日高重工業の社長で、大金持ちという設定である。
飛雄馬は日高の黒いセダンでさらわれてしまうが、カーステレオを珍しがっていたりして切迫感はない。都内の日高邸はなぜか和洋折衷大邸宅で、飛雄馬はソファにすっぽり埋まって、またびっくり。壁には、スキーに柔道、水泳、レーシングカー、そして野球などの写真が飾ってある(スポーツ万能の加山雄三の家を思い起こさせる)。
ピンクのスポーツカーに乗り換え、葉山とおぼしきハーバーからヨットで夜の海へ連れてこられた飛雄馬。
君が気に入ったからスポンサーになってやると日高は説くが、飛雄馬は申し出を拒み、海へ飛び込むや泳いで岸へ帰る。
いつのまにか夜も明け、日高の追手に阻まれつつも、ほうほうのていで帰宅した飛雄馬であった。
もう帰ってこないかも…と思っていた姉ちゃんは喜び、オレは父ちゃんや姉ちゃんを捨てるところだった…!とべそをかく飛雄馬の声を聞きながら、父ちゃんも満更でもない表情である。
翌日、日高はいやがらせで一徹に危険な指示を出し、クレーンが現場の石油タンクに向かって倒れかけてあわや大事故を起こしそうになる。そこになぜか現れた飛雄馬は、一徹の指示でスパナを投げ、間一髪で危機は回避された。
完全に負けだ…と去っていく日高(何がしたかったのか?)。
ちょっと何が言いたいのかわからない、場もたせっぽい回であった。
進学に悩む飛雄馬をよそに一徹が怪我で入院。花形家から学費を借りようとした明子を飛雄馬は責める。飛雄馬は学費援助を断り「自分の力で高校に行く」と宣言。花形も自分を殴るよう頼み、それを見た一徹は川上のコーチ就任要請を断った。(第8話|もえろライバル)
