おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！の感想

女装の 城桧吏 というのは「万引き家族」でリリー・フランキー の息子役に抜擢された子。

大原梓 は広瀬アリスかと思うようなぶっちゃけ具合で楽しい。

冨田靖子 はいつもの演技だが、
演出によって怖くもほほえましくもなるのはすごいと思う。

ドラマはイマドキにアップデートされる昭和のお父さんを主人公とするヒューマンコメディといったところで、いまどき51歳でこんな人いるかなあという気もする。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！見どころ

1. 原田泰造演じる「昭和のおっさん」の成長と変化
   沖田誠（原田泰造）は、昔ながらの価値観を持つ「昭和のおっさん」。現代の多様な価値観やジェンダー、LGBTQ+などに対して理解がなく、自分の「当たり前」が通用しないことに戸惑いを覚える。しかし、ゲイの息子を持つ友人の大学生・五十嵐大地（東啓介）との出会いをきっかけに、少しずつ自分の固定観念を打ち破り、アップデートしていく。不器用ながらも変化しようと努力する誠の姿に共感し、応援したくなる。
2. 多様性を肯定する温かいメッセージ
   最大のテーマは「多様性」。他人の価値観や個性、生き方を尊重することの大切さを、押し付けがましくなく、温かい視点で描いた。性的指向や趣味嗜好など、様々な「違い」がある中で、それぞれの「らしさ」を認め合い、共生していくことの重要性を教えてくれる。「当たり前」について考えさせるきっかけとなる。
3. 家族の絆と理解が深まる過程
   誠とその家族（妻・美香：富田靖子、息子・翔：中島颯太、娘・萌：大原梓）を中心に展開。翔は自分の個性を尊重してほしいと願うが、父親の誠とは価値観のずれから衝突することも多い。しかし大地との出会いをきっかけに、誠だけでなく、美香や萌もそれぞれの立場で多様性について学び、家族全員が互いをより深く理解しようと努力する。ぎこちないながらも、少しずつ家族の絆が深まっていく。
4. 若手キャストの好演と存在感
   息子・翔を演じるFANTASTICSの中島颯太は、等身大の若者としての悩みを抱えつつ、自分らしくあろうとする姿を自然に演じた。物語のキーパーソンとなる五十嵐大地を演じる東啓介は、包容力と芯の強さを持つキャラクターを魅力的に表現し、視聴者から絶賛された。
5. コミカルで優しい雰囲気
   練馬ジム原作の独特のユーモアと優しい世界観が受け継がれた。重くなりがちなテーマをコミカルな会話や状況で描き、心温まる笑いと、じんわりとした感動が両立している。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！　あらすじ

堅物で古い価値観を持つ昭和のおっさん、沖田誠（原田泰造）は世間の「当たり前」に縛られ、アップデートできない自分に危機感を抱いている。そんな彼の悩みの種は、おしゃれにも興味がなく、全く「普通」ではない自由奔放な息子・沖田翔（中島颯太／FANTASTICS）のこと。誠は息子の親友であるゲイの大学生・五十嵐大地（東啓介）と出会う。大地は、自分らしく生きることを自然と体現しており、その生き方に触れる中で、誠は自身の「常識」や「固定観念」を見つめ直すことに。妻の美香（富田靖子）や娘の萌（大原梓）も巻き込みながら、家族全員で「多様性」について学び、それぞれの価値観をアップデートしていく。

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！を観るには？

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！　キャスト

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！　スタッフ

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！の原作コミック

沖田誠48歳。世間の常識・偏見で凝り固まった彼には“最近の若者”が理解できない。
上司にお茶を注がない女性、メンズブラ愛用の部下、そして可愛いものが好きな息子…。
そんなある日、ゲイの青年・大地と出会う。初めてのセクシュアリティに思わず拒絶してしまうが、次第に彼の魅力に気付き、友だちになることに。
そして知る、「その人の趣味や指向を他人が干渉するのはナンセンスだ」と。
そう正に、おっさんの履くパンツがなんだっていいように!
──人としての成長を誓うおっさんは、無事“自分の中の常識”をアップデートできるのか!?
各所で話題を呼ぶホームコメディ、第1巻!!