おばさんくさい久間田琳加が魅力!(青春シンデレラの感想)
27歳(原作では29歳)のデパート美容部員が17歳のJKに戻り(2010年)、仕事だったコスメテクを武器に(?)失敗した初恋をやり直す、という他愛のない話。
ヒロインを演じる久間田琳加が、実際には21歳なのに27歳のアラサーファッションが板につき過ぎて、17歳にはむしろ見えない。
10年戻って高校生をやり直す、という事態がドラマとして成立するのは(私など10年戻っても何も変わらないと思う)、JKの全能感がいかに巨大なものかということを表している。
そして……うーん、最後まで見てしまった。これはもしかしたら傑作なのではないか。
久間田琳加のおばさんくさい女子高生にすっかり魅せられてしまった。。
12年前に戻れてもやることはそれだけなのかよ!というツッコミはなしで。
青春シンデレラの見どころ
過去の自分と向き合い、自己肯定感を取り戻す過程を描いた作品である。タイムスリップというファンタジー要素を通じて、視聴者に「もしも過去に戻れたら」という想像を促している。「自分も高校時代に戻ってやり直したい」という視聴者の声が多く、共感を呼んだ(老人のくせに、それにまんまとはまってしまった私)。久間田琳加は「すっぴんの演技が自然で良かった」と好評だった。
- 見どころ1:友情と恋愛の交錯
紫苑の親友・秋山美月(水谷果穂)も長谷川に想いを寄せており、友情と恋愛の間で揺れることになる。 - 見どころ2:タイムスリップの象徴性
過去の写真を破ることでタイムスリップが起こるという設定は、じつは「過去のトラウマを乗り越える象徴」なのである。 - 見どころ3:キャラクターの成長
紫苑が過去の自分と向き合い、自己肯定感を取り戻していく過程が物語の核。 - 見どころ4:メイクで変身する意味
紫苑がメイクで変身するシーンは、外見の変化と内面の成長を象徴的に描いている。
青春シンデレラ あらすじ
27歳のビューティーアドバイザー・萩野紫苑は、高校時代に初恋の相手・長谷川颯真から容姿を理由に酷い振られ方をしたトラウマを抱えている。ある日、合コンで男性の容姿に関する発言をきっかけに過去のトラウマが再燃。高校時代の写真を破いた瞬間、外見は17歳、中身は27歳のままタイムスリップしてしまう。
冴えない容姿に戻った紫苑だが、メイク技術で綺麗に変身。まだ告白していない状況での長谷川との再会となり、複雑な感情を抱えながら2度目の高校生活が始まる。
青春シンデレラを観るには?
青春シンデレラ キャスト
萩野紫苑(ビューティーコンサルタント) – 久間田琳加
長谷川颯真(紫苑の初恋の相手) – 本田響矢
秋山美月(紫苑の親友) – 水谷果穂
伊藤香(美月の友人) – 箭内夢菜
■紫苑のクラスメイト
佐原正紘 – 若林時英
海野雄二 – 島村龍乃介
橘かず実 – 岬あかり
増本翔 – 春本ヒロ
杉村洋平 – 葉山侑樹
鍋島浩太 – 溝口雄大
佐倉舞美 – 小川涼
鳥越あゆみ – 宮内杏璃
河合京子 – 那須愛理佳
小森奈緒 – 永井彩加
崎本千裕 – 上馬場瞳
芹那 – 佐藤日向子
■紫苑の家族
紫苑の父 – 西原誠吾
紫苑の母 – 浅野千鶴
青春シンデレラ スタッフ
脚本 – 今西祐子、木滝りま、橋本夏
監督 – 後藤庸介、松浦健志、高橋雄弥、山田卓司、佐々木梢
オープニングテーマ – D.Y.T「Be Free (feat. YonYon)」(d.y.t labels)
主題歌 – Hakubi「君が言うようにこの世界は」(ポニーキャニオン)
音楽 – KOSEN
特別協力 – 資生堂ビューティ・スクエア
プロデューサー – 山口正紘、小森千裕、佐々木梢(PROTX)、平体雄二(スタジオブルー)、近藤あゆみ(スタジオブルー)
制作協力 – PROTX、スタジオブルー
制作著作 – 朝日放送テレビ
『青春シンデレラ』は、久間田琳加演が高校時代にタイムスリップし、初恋の相手と再会するラブストーリーです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。
青春シンデレラの原作
【電子限定描き下ろし付き】青春やり直し! タイムスリップ・ラブストーリー 27歳のビューティアドバイザー・紫苑。今はコスメとブランド服の力で華やかだが、高校時代は超地味で控えめな女子だった。「外見くらいなんとかしろよ――」 ずっとトラウマになっている、最低なフられ方…そんな彼女がある日、失恋直前の高校3年生にタイムスリップ!? 『今の私なら、できる…!』 メイクの魔法で自信をつけて、真っ黒な青春、変えてやる!