【実況】巨人の星

第34話|甲子園大会開幕

【実況】巨人の星

さあ、夢にまで見た甲子園球場!
遅いのう――とイライラ伴が待っているのは、対戦相手決めのくじ引きの結果。

しかし、エース河野が引き当てたのは、昨年の優勝校、愛知の三河高校だった。
そのエース立川は予選でヒットを一本も許していない。決め球のドロップはプロでも通用するといわれているらしい。
つまり、スラムダンクの湘北が早々に山王に当たるようなものである。

そして開幕式が始まる。
玄関で下駄を飛ばして帰宅した一徹、「明子、テレビはまだか!」
どうやら甲子園の放送に合わせてテレビを新調したらしいのだが、まだ届いていないのである。
以前たしかにあった白黒のやつは、飛雄馬が小学生のとき、一徹が酔って壊したのである。
待ちきれずに、「ええい、いつもの蕎麦屋で見る!」

蕎麦屋に走る一徹

蕎麦屋に走る一徹


 
一方、大造は会議に出席中、重役の報告を上の空で聞いている。
「・・・そういうわけでありまして、わが伴自動車工業の将来は、東南アジア方面へ輸出をまず第一に考えまして・・・」
高度成長期だなあ
しびれを切らして報告を急かす大造は、ついにテレビを見ながらの会議にしてしまう。

さて選手入場。
まず三河高校、秋津高校、十勝商業、興沖高校、そして左門(熊本農林高校)、花形(紅洋高校)、そして青雲高校・・・

あれが優勝旗か!とキラーン

あれが優勝旗か!とキラーン

 

選手宣誓は花形、文部大臣による始球も終わり、第一試合は左門の熊本農林 対 東海高校。
左門、打球がピッチャー強襲からグーンと伸びて、そのままホームラン。

どんだけすごい弾丸ランナーなんだ。アストロ球児並みである。

第三試合は花形の紅洋高校 対 五徳高校。

花形も大ホームラン

花形も大ホームラン


打球が叩いたのは左門と同じ場所だ

さて、開会式からかれこれ6時間も蕎麦屋のテレビにかじりついている一徹。

手を付けてない蕎麦、<font color="red">もうとっくに汁がない</font>

手を付けてない蕎麦、もうとっくに汁がない


そこへ明子が「テレビが来ましたよ」と呼びに来た
「ちょうどよかった、これから青雲の試合だ」

グラウンドに降りた青雲ナインだが、相手校、立川の投球練習に息を呑む。

す、すんごいドロップである。。。

す、すんごいドロップである。。。


 飛雄馬も負けじと豪速球で練習

飛雄馬も負けじと豪速球で練習


立川もさらに力を入れ・・・両校とも、試合前から投手が全力で体力消耗してるww

一徹がテレビをフルヴォリュームにしたものだから、長屋じゅうから人が集まってきた。

「やいやい、あんただけが住んでるんじゃねえんだぜ!」

「やいやい、あんただけが住んでるんじゃねえんだぜ!」


ところが飛雄馬の大写しに、あっと驚く一同だった。
そんなこととはつゆ知らず…とペコペコ。
一徹が巨大化ww

一徹が巨大化ww

さあ、後攻の青雲、飛雄馬の第一球は──!?

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