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スノードロップの初恋

小野花梨(スノードロップの初恋) ドラマ
小野花梨(スノードロップの初恋)
2024年10月1日からカンテレ制作・フジテレビ系列の「火ドラ★イレブン」枠にて放送。主演は連続ドラマ初主演となる宮世琉弥。
まだ観ていない方は、Amazon Prime Videoで今すぐ視聴できます。

小野花梨がひたすらまぶしい(スノードロップの初恋の感想)

ロマンス暴風域」(2022)の頃はまだ軸が見えなかった小野花梨だが、昨年の「初恋ざらり」あたりからいよいよ、お年頃の輝きがまぶしく、眺めるだけでも楽しい。

両親を亡くして弟と二人暮らしの女性が悪魔に出会い、その寿命がクリスマスまでであることがわかる、という非常にありがちなストーリーには、もはや原作もないのだが、強いていうと、同じ秋ドラマでクリスマスをクライマックスに設定した菜々緒の「4分間のマリーゴールド」(2019)を思い起こさせる(ついでに、タイトルも似ている)。

レストランシェフだった亡父の再現できないレシピ、勤務先の外食産業のスペシャルメニュー担当への登用など、展開を容易に予想できるが、不思議と悪いものではない。これも小野花梨あってのことである。

スノードロップの初恋 見どころ

死神と人間の女性の切ない恋を描いたファンタジーラブストーリー。
話は、死神・朔弥(宮世琉弥)が、命の期限が近い奈雪(小野花梨)に接近するところから始まるが、朔弥は奈雪の死を否定し、自らを犠牲にして彼女を救おうとする。しかし死神が「死を否定する」と自らの死を迎えるという設定になっている。最終回では、朔弥が奈雪を救った後、記憶を失った状態で目覚める展開だった。1年半後に奈雪の前に現れる黒猫が、朔弥の生まれ変わりをほのめかす演出である。
朔弥が会社の相談役になったりする展開は疑問。死神としての設定もやや怪しい。

  • 非現実的な設定ながらも、死神と人間の恋愛が描かれ、感情移入を誘う
  • 朔弥の「この世界は感動に満ちている」「生きろ」という言葉が沁みる
  • 最終回の黒猫の登場が、朔弥の生まれ変わりを示唆している

スノードロップの初恋のあらすじ

望月奈雪(小野花梨)は、高校2年生のときに洋食屋を営む父を亡くし、以来、唯一の肉親である弟の陸(岩瀬洋志)のことを最優先に生きてきた心優しいお姉ちゃん。現在は、父の旧友である伊勢政和(杉本哲太)が社長を務め、その息子で幼馴染の和真(曽田陵介)も勤務するレストランチェーンで、経理として働いている。
ある日、交差点で信号待ちをしていた奈雪は、どこか不思議な空気をまとった青年・片岡朔弥(宮世琉弥)が車と接触しそうになったところを助けたが、夕方、陸が突然朔弥を連れて帰ってきた。亡くなった奈雪たちの父のグラタンを食べたくてアメリカから帰国し、奈雪が同じものを作れると聞いてついてきたという。困惑する奈雪だったが、朔弥は望月家に泊まり、明日、グラタンを食べると言い出す。
実は朔弥は死神と名乗り、命の期限が見えると陸に話していた。その言葉に興味を抱いた陸は…。

スノードロップの初恋を観るには?

スノードロップの初恋のキャスト

■主要人物
片岡朔弥 – 宮世琉弥
望月奈雪 – 小野花梨
■FORTUNA
○経理部
寺岡智子 – 猫背椿
橋本純平 – 藤本洸大
○商品開発部
伊勢和真 – 曽田陵介
羽田翔太 – 志賀李玖
吉井杏奈 – 八木響生
鈴木太一 – 廻飛呂男
■その他
伊勢政和 – 杉本哲太
■周辺人物
望月陸 – 岩瀬洋志
亀山宗佑 – 森田甘路
望月祥平 – 古河耕史

スノードロップの初恋のスタッフ

脚本 – まなべゆきこ横尾千智
演出 – 紙谷楓北坊信一
音楽 – 佐藤航、はらかなこ
オープニングテーマ – Ryubi Miyase「白く染まる前に」(Sony Music Labels)
エンディングテーマ – あたらよ「雫」(A.S.A.B)
プロデューサー – 萩原崇田中耕司芳川茜
制作協力 – 共同テレビ
制作 – カンテレ

『スノードロップの初恋』は、死神と人間の女性の切ない恋を描いたファンタジーラブストーリーです。この記事で少しでも興味を持たれた方は、ぜひ本編をチェックしてみてください。

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