ドラマ2011年のドラマ2010年代のドラマ

鈴木先生

4.0
土屋太鳳(鈴木先生)©テレビ東京 ドラマ
土屋太鳳(鈴木先生)©テレビ東京
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『鈴木先生』は、テレビ東京系列で2011年4月25日~6月27日の毎週月曜日22:00-22:54に放送。主演は長谷川博己。長谷川は今作が連続ドラマ初主演。ギャラクシー賞月間賞、第49回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞、平成23年日本民間放送連盟賞 テレビドラマ番組部門最優秀賞受賞、第38回放送文化基金賞 テレビドラマ番組賞。
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『鈴木先生』ってどんなドラマ?

「どこにでもある小さな問題」こそが、教室を揺るがす最大の火種となる!
黒縁メガネの国語教師が緻密な頭脳戦と独自の指導法で挑む異色の学園ドラマ

武富健治による文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞の同名コミックを、古沢良太(『リーガル・ハイ』『コンフィデンスマンJP』)のメイン脚本、長谷川博己の民放連続ドラマ初主演で実写化。
いじめや非行といった派手な大事件ではなく、給食の酢豚の残食問題、学級投票の不公平感、性への好奇心といった日常の些細な摩擦に潜む人間心理の綾を、主人公・鈴木先生の膨大かつ理屈っぽい脳内モノローグと緻密なディベートで徹底的に解剖し、ギャラクシー賞優秀賞など数々の賞を受賞した伝説的傑作。

あらすじ

中学校の教師である鈴木’は、『ごく普通』の生徒たちの心の問題に向き合うことを自身の教育方針として、自分の受け持つクラスや教え子たちの周りで起こる些細な、ときに重大な事件の数々を誠実に、情熱的に対応している。しかし、その一方では教え子の一人である小川蘇美に対する歪んだ欲望や交際相手である麻美との関係など、自身の心の問題にもひたすら悩む日々を送っている。そうした鈴木の内面を饒舌にかつ克明に描写していく。

キャスト

■緋桜山中学教師
鈴木章 – 長谷川博己(幼少期:首藤勇星):2-A担任 国語
山崎潔史 – 山口智充:2-B担任 体育
桃井里香 – 田畑智子:2-B副担任 数学
江本源三 – 赤堀雅秋:2-C担任 社会
岡田征志 – 山中聡:2-C副担任 体育
川野達郎 – でんでん:2年指導主任 英語
続木護 – 夕輝壽太:体育
足子瞳 – 富田靖子:3-B担任 家庭
五井正子 – 歌川椎子:3年指導主任 国語
槙谷ゆり – 澤山薫:1-B担任 美術
石垣健児 – 戸田昌宏:英語
松沢先生 – 倉田麻由子:体育
幸本先生 – 荒木義彰
佐藤先生 – 山口知紗
一之谷先生 – 西尾くみこ : 音楽
伊福部直孝 – 斉木しげる:校長
給食のおばちゃん – 松山尚子、よしのよしこ
■周辺人物
秦麻美 – 臼田あさ美(OL・鈴木先生の彼女)
宮下ともみ(鈴木先生の10年前の元彼女)
林田麻里(元彼女の友人)
あらいすみれ(鈴木先生の母親)
■緋桜山中学生徒
●2-A生徒 出席番号順
01 東潤也 – 影山樹生弥
02 阿部悠貴 – 内田純→柿澤司
03 出水正 – 北村匠海
04 入江沙季 – 松本花奈
05 太田ルミ – 鈴木米香
06 小川蘇美 – 土屋太鳳
07 桂チカ – 中西夢乃
08 樺山あきら – 三浦透子
09 河辺彩香 – 小野花梨
10 岸茜 – 澤田優花
11 小菅小夜子 – 森野あすか
12 駒井駿司 – 三宅史
13 紺野徹平 – 齋藤隆成
14 竹地公彦 – 藤原薫
15 丹沢栞 – 馬渕有咲
16 土田理沙 – 山口愛
17 椿美久 – 安田彩奈
18 藤山高志 – 桑代貴明
19 徳永雫 – 吉永アユリ
20 戸塚尚之 – 伊藤凌
21 中村加奈 – 未来穂香
22 梨本くるみ – 久本愛実
23 新見葵 – 福地亜紗美
24 野呂光輝 – 小山燿
25 長谷部哲 – 中嶋和也
26 浜口航太 – 西本銀二郎
27 福田千夏 – 鈴木梨花
28 堀の内七海 – 松岡茉優
29 松野ユキ – 田中明
30 岬勇気 – 西井幸人
31 本木聡馬 – 中澤耀介
32 森大雅 – 米本来輝
33 山口克己 – 清水尚弥
34 横関康輔 – 岡駿斗
35 吉井丈志 – 下山葵
●他クラス生徒
遠野涼介 – 広田亮平
神田マリ – 工藤綾乃
平良美祝 – 刈谷友衣子
山際大成 – 千葉一磨
●旧2-A生徒
丸山康子 – 滝澤史
増田寛香 – 山谷花純
大野豊 – 宮本弘佑
佐藤光輝 – 渡部駿太
金井まこと – 森大悟
■緋桜山中学生徒保護者
●2-A保護者
遠野緑 – 手塚理美 (遠野涼介、真名の母親)
竹地まゆみ – 濱田マリ(竹地公彦の母親)
小木茂光(出水正の父親)
星野光代(出水正の母親)
赤間麻里子(中村加奈の母親)
水崎綾女(河辺彩香の姉)
●旧2-A保護者
桜井聖(丸山康子の父親)
児玉ちえ(丸山康子の母親)
■その他
相馬大海(増田寛香の友達)
金子海音(増田寛香の友達)
近藤真彩(増田寛香の友達)

見どころ

長谷川博己の出世作となった「過剰なまでの脳内モノローグと狂気的熱演」

教壇の上で冷静な顔を装いながら、頭の中ではマシンガンのように自問自答と屁理屈、そして生徒・小川蘇美への妄想を巡らせる鈴木先生。長谷川博己がコミカルかつ知性たっぷりに演じ切り、その圧倒的なセリフ量と変幻自在な表情によって「理屈っぽいが誰よりも真摯な教師」という唯一無二のキャラクターを創り上げた。

後のトップ俳優(土屋太鳳・北村匠海・松岡茉優ら)が結集した生徒役の瑞々しさと演技力

当時10代前半だった土屋太鳳、北村匠海、松岡茉優、工藤綾乃、未来穂香(のちの矢作穂香)、矢野聖人など、後に日本映画・ドラマ界の中心を担う若手俳優たちが生徒役として奇跡的な密度で集結。思春期特有の残酷さ、恥じらい、集団心理、大人への不信感などを生々しく演じ切ったアンサンブルは圧巻の一言。

古沢良太脚本が切り拓いた「事件が起きないのに極限までスリリングな学園ディベート」

「酢豚の肉を巡る争い」だけで1話分を丸々サスペンス並みの緊迫感で描き切るなど、日常の些細な問題を大人の政治や人間社会の縮図として深掘りしていく構成力。綺麗事のお説教で片付けず、生徒一人ひとりの欲望やプライドを解きほぐしながら着地点を見出す大人の対話劇として、古沢良太の脚本は、放送批評懇談会ギャラクシー賞優秀賞をはじめ各界で絶賛された。


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