1940年7月5日生。東京府北多摩郡三鷹町(現在の東京都三鷹市)出身。本名は野口禮子で、若い頃から演技に興味を持ち、都立国立高校を中退して劇団炎座の研究生となる。その後、劇団国芸を経て、劇団東京小劇場では『キューポラのある街』でトミ役を400回以上演じるなど幹部女優として16年間にわたって活躍。
映画『Shall we ダンス?』(1996年)での田村たま子役で第20回日本アカデミー賞助演女優賞。映画『風立ちぬ』『世界の中心で、愛を叫ぶ』『任侠ヘルパー』、ドラマ『カバチタレ』『遺留捜査』などに出演。NHKでは、連続テレビ小説『おていちゃん』、『おしん』『梅ちゃん先生』ほか、大河ドラマ『春の波涛』、『葵 徳川三代』に出演。
1982年からは「いのちと愛」をテーマに一人芝居や朗読、講演などのライブ活動を行っている。
草村礼子
