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ウツボカズラの夢

3.5
志田未来(ウツボカズラの夢) ドラマ
志田未来(ウツボカズラの夢)
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『ウツボカズラの夢』は、2017年8月5日~9月30日の毎週土曜日23時40分~翌0時35分に東海テレビ制作・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送。主演は志田未来。
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『ウツボカズラの夢』ってどんなドラマ?

自分からは動かず、甘い蜜で獲物を誘い込み、気づけばじわじわと捕食していく食虫植物――。持たざる者が、持てる者たちの欺瞞に満ちた平穏をじわじわと浸食していく、人間の業と欲望を赤裸々に描いた心理サスペンス。
直木賞作家・乃南アサの同名小説を原作に、人間のエゴを容赦なく炙り出す脚本で実写化した悪女サスペンスドラマ。

長野の地方都市で暮らしていた斉藤未芙由(志田未来)は、母・幸恵(芳本美代子)の病死後、父が連れ込んだ後妻・はるかからわずか3万円だけを渡され、弟を残して家を追い出されてしまう。居場所を失った未芙由が頼ったのは、母の従妹であり、東京の高級住宅街で裕福な暮らしを送る鹿島田尚子(大塚寧々)の家だった。
一見すると完璧で、何不自由ない「持てる者」として暮らす鹿島田家。しかしその内実は、未芙由という異物の混入によって、隠されていた欺瞞やエゴが次々と露呈していく。
尚子の夫は愛人を抱えており、息子は司法浪人中のヒモ男を巡るトラブルの影を孕み、娘の美緒も冷めた視線で家族を見つめる。さらに、家を取り仕切る気位の高い祖母・久子(松原智恵子)の存在が、家に重苦しい空気を生んでいた。未芙由はうだつの上がらない少女を装いながら、彼らが抱える秘密や弱みを一つずつ見きわめていく。尚子のママ友やバドミントン部の先輩ら、高級ブティックの店長を巻き込みながら、未芙由の「幸せを奪い取るための寄生」は加速していく。
志田未来がクリーンなイメージを覆し、純朴な顔の裏で牙を研ぐヒロインを怪演。実力派キャストによる「恵まれた大人たち」の脆さと滑稽さを描写して観る者の倫理観を侵食するサスペンスだ。

あらすじ

斉藤未芙由は、高校3年間を闘病中の母の家事に捧げ、進学も就職もままならない状況にあった。母の死後、父と若い後妻に家を追われ、母の従妹・鹿島田尚子の嫁家に身を寄せる。鹿島田家は都心近くの裕福な二世帯住宅で、姑の久子は園芸に、尚子の夫・雄太郎は総務省のエリートとして、家族は優雅に暮らしているように見えた。しかし、未芙由は「素直に真っ直ぐ生きていれば誰かが助けてくれる」という言葉に疑問を抱き、この世界の単純さに疑いを抱く。

キャスト

斉藤 未芙由(母の死後、3万円だけ渡されて家を追い出されて鹿島田家に身を寄せる) – 志田未来
斉藤家
斉藤 幸恵(未芙由の亡くなった母) – 芳本美代子
斉藤 幸司(未芙由の父) – 春田純一
斉藤 昇太(未芙由の弟で幸恵の息子) – 小林透弥
斉藤 はるか(幸司の後妻) – 玄理
鹿島田家
鹿島田 尚子(幸恵の従妹) – 大塚寧々
鹿島田 雄太郎(総務省出向団体職員) – 羽場裕一
鹿島田 隆平(美緒の兄) – 上杉柊平
鹿島田 美緒(隆平の妹) – 川島鈴遥
鹿島田 久子(雄太郎の母) – 松原智恵子
福本家
福本 仁美(尚子のママ友でボランティア仲間) – 国生さゆり
福本 知也(フェンシング部所属) – 前田旺志郎
その他
柿崎(未芙由の高校時代のバドミントン部の先輩) – 大和孔太
鶴岡 杏子(雄太郎と愛人関係) – 真木恵未
秀幸(司法浪人中のヒモ) – 鶴田亮介
高野 怜美 – 梶原ひかり
吉岡 啓介(NPO法人代表) – 松本利夫
高級ブティックの店長 – テット・ワダ

感想

ファーストインプレッション

志田未来が幸薄というだけでなく、家政婦は見た的なドラマのようなのでちょっと期待。松原智恵子も気になるが、大塚寧々も良し。

最終回を観て

最初2回の後は途中省略でラスト2回を見たが、ウツボカズラの罠は82歳の松原智恵子で、志田未来は自らそこへ飛び込んだというオチ。
「私の知っている私は何をしたいかを知っている。」というのが最後の台詞なのだが、ドラマとしてはもう少し噛み砕かないと。脚本はよくなかった。

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『ウツボカズラの夢』を観るには?

ウツボカズラの夢 スタッフ

原作 – 乃南アサ『ウツボカズラの夢』(双葉文庫刊)
脚本 – 藤井清美中村由加里
音楽 – 木村秀彬
主題歌 – SPYAIR「MIDNIGHT」(ソニー・ミュージックレコーズ)
企画 – 横田誠(東海テレビ)
監督 – 金子与志一石川勝己安食大輔
プロデュース – 松本圭右(東海テレビ)、竹内絵唱(松竹)
制作著作 – 松竹株式会社
制作 – 東海テレビ

ウツボカズラの夢の原作(乃南アサ)


巷には自己中心的な人、無神経な人など、総じておかしな人がふえている。それを象徴するかのような鹿島田家の人々の日常をシニカルに描ききることで見えてくる不気味な世界。問題作「風紋」の作者が贈るエンターテインメントノベルの傑作。

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