乱反射は、「メ〜テレ開局55周年記念ドラマ」として同局制作でテレビドラマ化され、テレビ朝日系で2018年9月22日の22時15分~翌0時8分に放送。主演は妻夫木聡・井上真央。第22回上海国際映画祭でプレミア上映され、反響を受けて再編集を経た劇場用ディレクターズカット版が2019年9月21日に劇場公開された。
乱反射の感想
久しぶりに見る井上真央が意外と良い。
週刊朝日で1年以上も連載した貫井徳郎の連作短編は、マイナス44章から始まるものだったという。
2時間ドラマだから駆け足で、登場人物も省略されているようだが、1クールドラマでこれをやったら、さぞかし盛り上がったのではと思うと残念だ。
演出の石井裕也はオダギリジョーの変なドラマ「おかしの家」(2015)を撮った人。
乱反射のあらすじ
強風で街路樹が倒れ、側を歩いていた女性が押していたベビーカーに直撃する。止まらない血に動転する母親を様々な不幸が襲う。病院の患者たらい回し、軽い風邪程度で夜間救急を利用する若者たち、ある病気により街路樹の診断を怠ってしまった業者、街路樹の伐採に反対し診断業者を追い返した主婦たち、プライドから犬のフンの片付けを途中で切り上げた市役所の職員、犬のフンを片付けなかった老人、少しずつのモラルのない身勝手な行動が不幸の原因を作っていった。
乱反射を観るには?
本作はソフト化されておらず、配信サービスにも見当たらない。劇場公開までされたというのに、なぜだ。
乱反射 キャスト
加山聡 – 妻夫木聡
加山光恵 – 井上真央
足達道洋 – 萩原聖人
海老沢一也 – 北村有起哉
上村育夫 – 光石研
久米川治昭 – 三浦貴大
小林麟太郎 – 芹澤興人
大塚かなえ – 相楽樹
加山路子 – 原日出子
加山彰 – 大鷹明良
羽鳥恵美 – 堀内敬子
足達泰代 – 前田亜季
三隅菊江 – 田島令子
芦澤真人 – 大石吾朗
佐々倉研二 – モロ師岡
斉木さん – 竹内都子
男 – 大塚ヒロタ
女 – 吉谷彩子
加山翔太 – 小岸洸琉
粕谷静江 – 筒井真理子
田丸ハナ – 梅沢昌代
三隅幸造 – 田山涼成
石橋忠行 – 鶴見辰吾
佐藤玲、小林蓮、朝倉えりか、井上裕衣、濱田隼 ほか
加山光恵 – 井上真央
足達道洋 – 萩原聖人
海老沢一也 – 北村有起哉
上村育夫 – 光石研
久米川治昭 – 三浦貴大
小林麟太郎 – 芹澤興人
大塚かなえ – 相楽樹
加山路子 – 原日出子
加山彰 – 大鷹明良
羽鳥恵美 – 堀内敬子
足達泰代 – 前田亜季
三隅菊江 – 田島令子
芦澤真人 – 大石吾朗
佐々倉研二 – モロ師岡
斉木さん – 竹内都子
男 – 大塚ヒロタ
女 – 吉谷彩子
加山翔太 – 小岸洸琉
粕谷静江 – 筒井真理子
田丸ハナ – 梅沢昌代
三隅幸造 – 田山涼成
石橋忠行 – 鶴見辰吾
佐藤玲、小林蓮、朝倉えりか、井上裕衣、濱田隼 ほか
乱反射 スタッフ
原作 – 貫井徳郎『乱反射』(朝日新聞出版/朝日文庫)
演出 – 石井裕也
脚本 – 成瀬活雄、石井裕也
音楽 – 河野丈洋
撮影 – 藤澤順一
照明 – 長田達也
編集 – 普嶋信一
サウンドデザイン – 石井和之
樹木診断監修 – 中野陽一郎(株式会社陽庭)
新聞社監修 – 朝日新聞社
医療指導 – 中澤暁雄、山本昌督
技術協力 – アップサイド
VFX – IMAGICA
操演 – ローカスト
プロデュース – 松岡達矢(メ~テレ)、布施等(MMJ)
チーフプロデューサー – 新村裕(メ~テレ)、太田雅人(メ~テレ)
エグゼクティブプロデューサー – 福嶋更一郎(メ~テレ)
制作プロダクション – MMJ
製作著作 – メ~テレ
演出 – 石井裕也
脚本 – 成瀬活雄、石井裕也
音楽 – 河野丈洋
撮影 – 藤澤順一
照明 – 長田達也
編集 – 普嶋信一
サウンドデザイン – 石井和之
樹木診断監修 – 中野陽一郎(株式会社陽庭)
新聞社監修 – 朝日新聞社
医療指導 – 中澤暁雄、山本昌督
技術協力 – アップサイド
VFX – IMAGICA
操演 – ローカスト
プロデュース – 松岡達矢(メ~テレ)、布施等(MMJ)
チーフプロデューサー – 新村裕(メ~テレ)、太田雅人(メ~テレ)
エグゼクティブプロデューサー – 福嶋更一郎(メ~テレ)
制作プロダクション – MMJ
製作著作 – メ~テレ
乱反射の原作(貫井徳郎)
幼い命を死に追いやった、裁けぬ殺人とは?
街路樹伐採の反対運動を起こす主婦、職務怠慢なアルバイト医、救急外来の常習者、飼犬の糞を放置する定年退職者……
小市民たちのエゴイズムが交錯した果てに、悲劇は起こる。
残された新聞記者の父親が辿り着いた真相は、法では裁けない「罪」の連鎖だった!
モラルなき現代を暴き出す、日本推理作家協会賞受賞作、待望の文庫化!