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フェイクマミー

3.5
波瑠(フェイクマミー) ドラマ
波瑠(フェイクマミー)
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『フェイクマミー』は、2025年10月10日からTBS系「金曜ドラマ」枠にて放送。主演は波瑠と川栄李奈。
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『フェイクマミー』ってどんなドラマ?

学歴主義の壁にぶつかった元エリート女性と、叩き上げのカリスマシングルマザー社長。対照的な二人の女性が、名門小学校の受験を舞台に仕掛ける「替え玉」の危険な賭けを、スリリングかつユーモアを交えて活写する、異色の「お受験」エンターテインメント・サスペンスドラマ。

東大卒という輝かしいキャリアを持ちながらも、大手企業を退職した後の転職活動にことごとく苦戦していた花村薫(波瑠)。彼女は、急成長を遂げるベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接で、高卒の元ヤンキーでありながら若くして成功を収めたカリスマ社長・日高茉海恵(川栄李奈)と出会う。シングルマザーとして最愛の娘・いろはを育てる茉海恵は、薫の知性と生真面目さを見抜き、高待遇を条件にいろはの家庭教師を依頼。しかし、いろはが挑む超名門・柳和学園小学校の受験には、避けては通れない「親子面接」の壁が立ちはだかっていた。

見どころは、多忙を極めお受験に時間を割けない茉海恵から出された、「私の代わりに母親として面接を受けてほしい」という、前代未聞の“替え玉”の提案を巡る攻防。絶対にバレてはならない偽装工作のために、薫は茉海恵の立ち振る舞いや口調、過去を完璧にトレースしようと猛特訓を開始する。容姿も経歴も正反対の二人が、一つの「完璧な母親像」を作り上げていくプロセスが、コミカルかつヒリヒリとした緊張感の中で描かれる。
面接官の鋭い追及や、他のエリート受験親たちからの値踏みするような視線、そしていつ崩れるか分からない嘘の重圧に耐えながら、薫は自らが歩んできた「学歴」の意味を問い直していく。一方で、会社の存続をかけた重大なビジネスと、娘の未来を天秤にかける茉海恵の焦燥も絡み合い、お受験作戦は次第に周囲を巻き込む大騒動へと発展していく。
一線を越える恐怖と、歪んだ社会で勝ち上がるための選択。偽りの母親を演じる中で、本当の「育てること」の意味と、女たちのプライドが激突する、痛快でちょっとビターなサスペンス人間ドラマだ。

あらすじ

東大卒で大手企業を辞め転職に苦戦する花村薫(波瑠)は、ベンチャー企業「RAINBOWLAB」の面接で社長・日高茉海恵(川栄李奈)と出会う。茉海恵は元ヤンキーで高卒ながら成功したカリスマ社長で、シングルマザーとして娘・いろはを育てている。薫は高待遇でいろはの家庭教師を引き受けるが、名門・柳和学園小の受験では親子面接が必須。仕事で両立できない茉海恵は薫に「自分の代わりに母親として面接を受けてほしい」と依頼。違法行為の危険を前に、薫は葛藤する。

キャスト

花村薫 – 波瑠(少女時代:上坂美来)
日高茉海恵(ベンチャー企業「RAINBOWLAB」社長) – 川栄李奈
■茉海恵の関係者
黒木竜馬(「RAINBOWLAB」副社長) – 向井康二(Snow Man)
日高いろは(茉海恵の一人娘) – 池村碧彩
町田大輝(「RAINBOWLAB」社員) – 若林時英
藤崎渚(「RAINBOWLAB」の虹汁の旗艦店「Itteki」の店員) – 浅川梨奈
■薫の関係者
野口俊彰(転職エージェント社員) – 津田篤宏(ダイアン)
高梨由実(薫の元同期のワーママ) – 筧美和子
上杉雅仁(三ツ橋グループ社員) – 朝井大智
花村聖子(薫の母親) – 筒井真理子
謎の男(三ツ橋食品社長) – 笠松将
■柳和学園小学校
●教員
佐々木智也(薫の初恋相手) – 中村蒼
野添達也(学年主任) – 宮尾俊太郎
樫村謙一郎(校長) – 利重剛
●保護者
本橋さゆり – 田中みな実
九条玲香(保護者組織「三羽烏」会長) – 野呂佳代
園田美羽(「三羽烏」書記) – 橋本マナミ
白河詩織(「三羽烏」会計) – 中田クルミ

感想

ファーストインプレッション

TBSの新人脚本家発掘プロジェクトの大賞受賞作との由。

ベースとなる設定は、大企業を辞め転職活動中の波留が、不採用を言い渡された女社長に見込まれて、娘のお受験の家庭教師を引き受けることになり、さらにニセ母親として面接を受けざるを得なくなる、というものである。

天才児のカテキョとしての「お受験物」、元ヤンのしごデキ「社長奮闘記」、SPY×FAMILYばりの「ニセ家族」(池村碧彩はミュージカル版のアーニャ役だ)、そしておそらく最終的には母親の意味を問う「母性もの」など、それぞれの要素が結構盛りだくさんなのだが、そんな中に、そもそも波瑠がなぜ転職活動をしなければならなくなったのかという爆弾もしれっと埋め込まれていた。

要は、波瑠は多様性推進のリーダーとして成果を出し表彰までされたにも拘らずワーママの昇進の踏み台にされたのであり、そうした反リベラル的な現実がやや唐突気味に指摘されているのだった。

そうした要素を、二人の女優の演技ときめ細かい心理描写で違和感なく積み上げ、最終的に「ニセ母親」という突飛な設定に持ち込んでいるのがうまい。これは脚本だけでなく、女優と演出あっての成功だと思う。

この先も、秘密バレのサスペンスを中心に、「ママ友地獄」、「初恋相手(受験先の教師)との再会」に加え、謎の新社長(波瑠が辞めた原因の黒幕か?)など、やはり複数の要素が絡んでくる展開となるようである。

▶横断考察記事 共犯する女たち
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フェイクマミーを観るには?

フェイクマミー スタッフ

脚本 – 園村三木村涼子
ドラマ原案協力・脚本協力 – 麻林由
音楽 – 堤博明
プロデュース – 韓哲中西真央唯野友歩
主題歌 – ちゃんみな「i love you」(NO LABEL MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
演出 – ジョン ウンヒ嶋田広野宮﨑萌加
制作著作 – TBSテレビ
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