娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?の感想
娘(大友花恋)を自死に追い込んだ県会議員夫人の新川優愛らママ友に、水野美紀が復讐するというドラマで、いわばママ友地獄物からのリベンジストーリーということらしい。新川は珍しい悪役だが、いちいちフランス語でお手伝いさんに命令しているのがおかしい。
訪問介護士の水野は、まるで仮面ライダーのように謎の全身外科手術を受け、空君ママの齊藤京子として転生する(空君というのは隣人の被虐待児で、この無関係な一家は完全に巻き込まれている)。予告編を見る限り、2話以降も水野がレギュラー状に現れるのは、本郷猛と一文字隼人のように意識を共有する設定になるのだろうか。
というのはまあ冗談だが、55歳の水野がいとも簡単に25歳に若返ってしまっているのが、そんな期待をしてしまうほど荒唐無稽なのだから、仕方ない。
それとも、死神のようなこの謎の外科医は何かの伏線なのか。まるで大友の死の真相を知っているような口ぶりだったが、もし大友花恋が殺されたという展開になるのなら、怪しいのは、妙に影の薄い大友の夫(ながら視聴のせいか、なぜ全然出てこないのかわからない)であろう。
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか? あらすじ
介護士の篠原玲子(55歳)は、娘・優奈と孫・圭太との穏やかな日々を送っていたが、優奈と圭太がマンションから転落し、優奈は死亡、圭太は意識不明に。優奈の死は無理心中とされたが、玲子は謎の男・成瀬から「生まれ変わったらどうだ」と唆され、娘の死にママ友の沙織らが関与していることを知る。復讐を決意した玲子は成瀬に全身整形を依頼し、25歳のレイコとして別人に。娘の敵を討つため、ママ友たちに近づいていく。
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?を観るには?
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか? キャスト
篠原玲子 – 水野美紀
新堂沙織 – 新川優愛
北条彩 – 香音
葛西恵美 – 小林きな子
細川理佐子 – 峯岸みなみ
新堂幹久 – 竹財輝之助
成瀬 – 白岩瑠姫(JO1)
河井優奈 – 大友花恋
河井明彦 – 内藤秀一郎
長尾由紀子 – 水嶋凜
さち – 加藤小夏
タクヤ – 長野凌大(原因は自分にある。)
空 – 佐藤大空
瀬戸 – ルー大柴
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか? スタッフ
脚本 – 川﨑いづみ
音楽 – 青木沙也果
オープニングテーマ – ロクデナシ「カロン」(Rokudenashi)
エンディングテーマ – yukaDD「燈」(avex trax)
制作協力 – MMJ
製作著作 – 関西テレビ
娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?の原作
娘を陰湿なママ友いじめで“殺された”恨みをアラフィフの母親が晴らす──!!
怒りと絶望で母親が取った驚愕の復讐法とは?
30代のママ友が多い中、河合優奈は23歳という若さゆえに「頼りない」「何も知らない」と周りから見下されていた。
中でも夫が県議会議員の沙織はママ友グループのボス的存在で、特に優奈につらく当たってた。
自分の失態で沙織に借金をすることになったが夫にも唯一の肉親・母親にも相談できず優奈は次第に心身を病んでいって──?