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リアリティ

3.5
シドニー・スウィーニー(リアリティ) 映画
シドニー・スウィーニー(リアリティ)
『リアリティ』(原題:Reality)は、2023年のアメリカ合衆国のテレビ映画。

リアリティの感想

多くの日本人と同じように、リアリティ・ウィナーという女性を知らないものだから、カフカ的に覚えのない罪を着せられ、淡々と処刑される話とばかり思って、目が笑っていないFBIエージェントが詰めてくるコワさを楽しんでいたら、中盤を過ぎて雲行きが変わり、リアリティが本当に嘘をついていたことが判明し、最初から見返したくなる。

もっともティナ・サッターは、本作でも原作である戯曲「Is This a Room」でも、リアリティの「罪」については触れていない。犬や猫を愛し、ノートにナウシカの絵を描く、ただの25歳の女性(ただし法律を犯した)なのである。

リアリティのあらすじ

2017年、アメリカ。買い物から帰宅した25歳のリアリティ・ウィナーは、見知らぬ2人の男性に声をかけられる。彼らはFBI捜査官で、ある事件に関する捜査をしているという。気さくで穏やかな口調で何気ない質問を繰り返す彼らだったが、会話は徐々に不穏な空気を帯びはじめ、リアリティは窮地へと追い込まれていく。

リアリティを見るには?

リアリティ キャスト

リアリティ・ウィナー – シドニー・スウィーニー
ギャリック特別捜査官 – ジョシュ・ハミルトン
テイラー特別捜査官 – マーチャント・デイヴィス
ジョー – ベニー・エレッジ
あるFBI捜査官 – ジョン・ウェイ

リアリティ 作品情報

監督 – ティナ・サッター
脚本 – ティナ・サッター、ジェームズ・ポール・ダラス
原作 – ティナ・サッター(舞台劇『Is This a Room』より)
製作 – ノア・スタール、ブラッド・ベッカー=パートン、リーヴァ・マーカー、グレッグ・ノービレ
製作総指揮 – エリン・ダニエルズ、ウィル・オコナー、ダニー・ギンズバーグ、アンドリュー・ベック、ビル・ウェイ、エリオット・ホイットン、エヴァ・マリア・ダニエルズ、フィリップ・エンゲルホーン、ケイトリン・ゴールド、ティナ・サッター
音楽 – ネイサン・ミカイ
撮影 – ポール・イー
編集 – ジェニファー・ヴェッキアレッロ、ロン・デューリン
製作会社 – Seaview Productions、2 Sq Ft、Burn These Words、In The Cut、Fit Via Vi、シネリーチ、Tanbark Pictures
配給 – アメリカ: HBOフィルムズ、日本: トランスフォーマー
公開 – アメリカ: 2023年5月29日、日本: 2023年11月18日
上映時間 – 82分
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