2020年代の映画

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そして僕は途方に暮れる

「出て行く」たびに大急ぎでリュックに服を詰め、自転車を立ち漕ぎして飛ばす藤ヶ谷太輔は、そのたびに「振り返る」。最後の表情は何とも言えない。
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木挽町のあだ討ち

物語の見せ場であるあだ討ちシーンは、練りに練られたものと思われる。歌舞伎的な見せ場や日本舞踊的な様式美が盛り込まれて、特撮ヒーローのアクションシーンのようなイマドキのものだった。
2020年の映画

ただ悪より救いたまえ

常軌を逸した死体の山は、屠殺人の息子である在日のイ・ジョンジュが殺戮以外にもはや帰る場所がないことを示している。記憶に残る悪役である。
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2021年の映画

ベケット

どうでも良いと思われる政治的な背景が映画を観ているだけだとはなはだピンとこないのは、それとは関係なく、映画の作りがガタガタだからということでもある。
2020年の映画

ザ・ハント

監督はB級映画の常道を逆手にとっていて、冒頭まもなく始まるサバイバルゲームは実際その要素満載。ほとんど期待しないで観始めたら、これは傑作であった。
映画

INTERCEPTOR/インターセプター

セガールの駄作より酷いと評判の映画だが、何も考えずに観るにはちょうどいいとも言える。大袈裟な劇伴も90年代みたいなアホらしさで、楽しい。
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HELP/復讐島

レイチェル・マクアダムスのキャラ設定が絶妙で、中盤までは好意的に見ることも可能なのだが、後半になるにつれ、少しずつ怪物性を露わにしていく。
2020年の映画

透明人間

中盤までセシリアは透明人間を「見て」いないが、観客は彼女が怯える理由を理解している。「透明人間に狙われていると訴える女性が社会から信じてもらえない状態」はきわめて現代的な恐怖なのだ。
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波紋

この映画に関してはネタバレを書きたくない。私は感動のあまり思わず涙ぐんでしまったのだが、できれば同じ驚きを共有してほしいからだ。
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ザ・ウォッチャーズ

中ダレが激しいのだが、終盤は以下でネタバレするような畳みかけ&3重底のどんでん返しがあり、後味は悪くない。
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爆弾

タゴサクは、言ってみればソーシャルネットワークにおける「炎上」装置を体現する存在であり、一貫して「霊感」「催眠術」と他責の姿勢を崩さないのも、匿名の悪意の肥大を思わせる。
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動物界

ここには移民、障害者、分断、戦争といったメタファーがあり、つまり多様性への眼差しがある。フランス映画らしいアート寄りのスリラーである。
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ファイナル・デッドブラッド

シリーズの死者が全員スカイビューの死者の血縁者だったという目ウロコな新設定。本作が自分たちを棄てた母親をヒロインが赦すという血縁ドラマでもあることを考えれば、なかなかうまいではないか。
2021年の映画

デンジャー・ゾーン

何を言いたいのか空中分解しているという評判のSF戦争映画である。
2021年の映画

ハード・ヒット 発信制限

「タイムリミット 見知らぬ影」(2018年)の韓国リメイクとされるが、その映画自体、スペインのスリラー映画『暴走車 ランナウェイ・カー』(2015年)のリメイクである。設定はほぼ本作と同じ。
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ファーストキス 1ST KISS

それにしても29歳の松たか子のVFXがすごい。すれ違うシーンだけかと思ったら、結婚式のシーンなど正面から映していて、すばらしかった。
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沈黙の艦隊

この週末、本作を含むVODと高市訪米の速報を交互に見ては眠りを貪っていたせいか、現実感覚がおかしくなり、気分が悪くなった。
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プレデター:バッドランド

表情豊かなプレデターに感情移入させる戦略は「アバター」と同じ。装備を奪われたプレデターは現地調達で戦う(変態的な食物連鎖生態系が伏線になっている)。ディズニーキャラ風にダメかと思わせたが最後まで面白かった。
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ウォー・マシーン 未知なる侵略者

手に汗握るポップコーンムービーだが、記憶には残らない映画と言える。主人公以外のキャラの掘り下げも皆無で、筋肉と爆発がひたすら続くR16指定映画である。
2021年の映画

モンタナの目撃者

少年とアンジョリの映画だが、母性らしきものは皆無。アンジョリは少年を「相棒」と呼び、徹底的に少年に寄り添う。中盤にはシャツを着替えるシーンなどもあるのだが、至極中性的ですらある。
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