ハヤブサ消防団は、2023年7月13日~9月14日にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠にて放送。主演は中村倫也。中村の演じる三馬太郎がカメラ目線で視聴者に語りかける、モノローグの演出。川口春奈は裏番組にレギュラー出演していたため後半が裏被りとなり、ほとんど映さない措置が取られた。
ハヤブサ消防団の感想
ファーストインプレッション
消防士のドラマはなぜか夏に放映されることが多いのだが、ほとんど撃沈してきたはずだ(中でも2015年の「HEAT」は本作と同じ消防団物だったが、あまりに視聴率が悪いので映画化の話が立ち消えた)。
本作は池井戸潤ということでそのジンクスを覆せるか。
本作は中部地方の「U県」が舞台で、移住物でもあるが(1話ではすれ違うだけだったが、川口春奈も移住者)、そのへんのハードルはあえて低く描写されているが、それでも、いきなり消防団入団を迫られるのはちょっとなあ。
最終回まで見て
とにかく話の進みが遅く、中盤から急に動き始めて、からくりが解けはじめたら最後の方は見なくてもわかる展開だった。
川口春奈がどっち側の人なのかということで引っ張った感が強く、誠実とは言い難い。
ハヤブサ消防団のあらすじ
スランプに陥ったミステリ作家・三馬太郎は。亡き父の故郷・岐阜県ハヤブサ地区に移住し、消防団に誘われて連続放火事件に直面。元新興宗教「アビゲイル騎士団」の影がちらつく中、太郎は映像ディレクターの立木彩と親密になるが、彼女の過去を知り葛藤する。放火犯は消防団員の徳田省吾と判明するも、彼は東京で水死体で発見される。ハヤブサ地区には「聖母アビゲイル教団」の信者が流入し、土地買収を進める。太郎は教団の目的が聖地化にあると突き止め、彩を説得し儀式を阻止。教団は崩壊し、太郎は彩との文通を続けながらハヤブサを守る日々を送る。しかし、都内では新たな教団が台頭していた。
ハヤブサ消防団を観るには?
ハヤブサ消防団 キャスト
三馬太郎(作家) – 中村倫也
立木彩(映像ディレクター) – 川口春奈
■ハヤブサ消防団
藤本勘介(八百万工務店) – 満島真之介
徳田省吾(呉服店) – 岡部たかし
森野洋輔(町役場土木課) – 梶原善
宮原郁夫(養鶏場) – 橋本じゅん
山原賢作(林業メーカー) – 生瀬勝久
賀来武彦(「居酒屋サンカク」の店主) – 福田転球
■ハヤブサ地区の関係者
江西佑空(住職) – 麿赤兒
野々山映子(地区の住民) – 村岡希美
村岡信蔵(八百万町町長) – 金田明夫
■その他
山原浩喜(ハヤブサ地区の住人) – 一ノ瀬ワタル
賀来好恵(「居酒屋サンカク」の女将) – 氏家恵
真鍋明光(「ルミナスソーラー」営業) – 古川雄大
中山田洋(編集者) – 山本耕史
山原展子(謎の女性) – 小林涼子
山原倫子(展子の母親) – 小林涼子(二役)
立木彩(映像ディレクター) – 川口春奈
■ハヤブサ消防団
藤本勘介(八百万工務店) – 満島真之介
徳田省吾(呉服店) – 岡部たかし
森野洋輔(町役場土木課) – 梶原善
宮原郁夫(養鶏場) – 橋本じゅん
山原賢作(林業メーカー) – 生瀬勝久
賀来武彦(「居酒屋サンカク」の店主) – 福田転球
■ハヤブサ地区の関係者
江西佑空(住職) – 麿赤兒
野々山映子(地区の住民) – 村岡希美
村岡信蔵(八百万町町長) – 金田明夫
■その他
山原浩喜(ハヤブサ地区の住人) – 一ノ瀬ワタル
賀来好恵(「居酒屋サンカク」の女将) – 氏家恵
真鍋明光(「ルミナスソーラー」営業) – 古川雄大
中山田洋(編集者) – 山本耕史
山原展子(謎の女性) – 小林涼子
山原倫子(展子の母親) – 小林涼子(二役)
ハヤブサ消防団 スタッフ
原作 – 池井戸潤『ハヤブサ消防団』(集英社)
脚本 – 香坂隆史
音楽 – 桶狭間ありさ
主題歌 – ちゃんみな「命日」(NO LABEL MUSIC / WANER MUSIC JAPAN)
衣裳監修 – 岩本起法子
特別協力 – 総務省消防庁
消防団監修・指導 – 富岡甘楽広域消防本部
消防団協力 – 富岡市消防団
消防団取材協力 – 群馬県消防学校
岐阜県方言監修・指導 – 古澤蓮(岐阜県方言)
警察監修 – 古谷謙一
アドバイザー – 内藤理恵子(# – )
演出 – 常廣丈太(テレビ朝日)、山本大輔(アズバーズ)
ゼネラルプロデューサー – 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー – 飯田サヤカ(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
制作協力 – MMJ
制作著作 – テレビ朝日
脚本 – 香坂隆史
音楽 – 桶狭間ありさ
主題歌 – ちゃんみな「命日」(NO LABEL MUSIC / WANER MUSIC JAPAN)
衣裳監修 – 岩本起法子
特別協力 – 総務省消防庁
消防団監修・指導 – 富岡甘楽広域消防本部
消防団協力 – 富岡市消防団
消防団取材協力 – 群馬県消防学校
岐阜県方言監修・指導 – 古澤蓮(岐阜県方言)
警察監修 – 古谷謙一
アドバイザー – 内藤理恵子(# – )
演出 – 常廣丈太(テレビ朝日)、山本大輔(アズバーズ)
ゼネラルプロデューサー – 三輪祐見子(テレビ朝日)
プロデューサー – 飯田サヤカ(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、小路美智子(MMJ)
制作協力 – MMJ
制作著作 – テレビ朝日
ハヤブサ消防団の原作(池井戸潤)
【第36回柴田錬三郎賞受賞作】ミステリ作家vs.連続放火犯
のどかな集落を揺るがす闘い!
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された驚愕の真実とは?
地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。


