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満天のゴール

3.5
桜井ユキ(満天のゴール) ドラマ
桜井ユキ(満天のゴール)
満天のゴールは、2023年3月25日にNHK BS4Kで放送。主演は桜井ユキ。

満天のゴールの感想

「ゴダールが死んだ」という桜井ユキ(やはり魅力的!)のモノローグから始まり、10歳の息子が「ママが好きなゴダールが死んだよ!」と叫びながら帰ってくる。
その後、この子のプレイする格ゲーにゴダールという名の対戦相手がいることがわかるのだが、実はそれが柄本明で、後半に柄本が病死したところで、ゴダールの安楽死が話題になるという仕掛け。

原作を書いた藤岡陽子という人は、伊藤沙莉が出ていた「いつまでも白い羽根」を書いた人。あれも看護師の話だった。

満天のゴールのあらすじ

川岸奈緒は夫に裏切られ東京から故郷・京都の伊根町に出戻ってきたシングルマザー。母の死を機に「死」に恐れを抱き看護師になる夢を諦めていた奈緒は近所の老人の通夜の席で三上高志に出会う。およそ医者らしくなくよそ者の三上だったが地元の年寄りから慕われていた。ある日奈緒は近くに住む老婦人・早川順子が倒れていたのを助ける。早川の日記を読んだ奈緒は元看護師の早川と三上の間に深い因縁があるのに気づく。

満天のゴールを観るには?

満天のゴール キャスト

川岸奈緒(シングルマザー) – 桜井ユキ
川岸涼介(奈緒の息子) – 森優理斗
三上高志(医師) – 加藤シゲアキ
早川順子(元看護師) – 風吹ジュン
鴨井徳仁(地元の年寄り) – 柄本明
水野かおり – 土村芳
川岸真一 – 迫田孝也
木田冴子 – 佐藤仁美
水野健一郎 – 吉田ウーロン太
鴨居万里子 – 中田クルミ
篠田響子 – 中村静香
内田寛之 – 猪塚健太
上松高志 – 村上秋峨
水野健太 – 藤井健
香山社長 – 高木ブー
塚田教頭 – ベンガル
バスの運転手 – 温水洋一
斎藤保 – 小松利昌
上松快二 – 増田修一朗
斎藤弥生 – 佐々木春香
友阪鈴乃 – 小川李奈
上松文 – 泉晶子
担任の先生 – 石川萌香
落語家 – 三遊亭遊史郎

満天のゴール スタッフ

原作 – 藤岡陽子『満天のゴール』
脚本 – 水橋文美江
音楽 – 平井真美子
制作統括 – 黒沢淳(テレパック)、田中健二(NHK EP)、菓子浩(NHK)
演出 – 金澤友也(テレパック)

満天のゴールの原作

人の生と死に希望をもたらす感涙医療小説
奈緒(33歳)は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げるように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた。
結婚式以来顔も見ていなかった父親耕平とは、母親を亡くして以来の確執があり、世話になる一方で素直になれない。そんな折、耕平が交通事故に遭い、地元の海生病院に入院。そこに勤務する医師・三上と出会う。また、偶然倒れていたところを助けることになった同じ集落の早川(72)という老婆とも知り合いとなる。
夫に棄てられワーキングマザーとなった奈緒は、昔免許をとったものの一度も就職したことのなかった看護師として海生病院で働き始め、三上の同僚となる。医療過疎地域で日々地域医療に奮闘する三上。なぜか彼には暗い孤独の影があった。
一方、同じ集落の隣人である早川は、人生をあきらめ、半ば死んだように生きていた。なんとか彼女を元気づけたい、と願う奈緒と涼介。その気持ちから、二人は早川の重大な秘密を知ることとなる。
隠されていた真相とは。そして、その結末は・・・・・・・。

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