心がポキッとねは、2015年4月8日~6月10日の毎週水曜日22:00~22:54にフジテレビ系「水曜10時」枠で放送。主演は阿部サダヲ。岡田惠和によるオリジナル脚本で、心が病んだ大人たち4人を軸としたラブコメディ。
心がポキッとねの感想
ファーストインプレッション
徳永えりの長台詞にのっけからたじろぐが、昨季の脚本家競演に間に合わなかった岡田惠和作品なのだった。
「最後から二番目の恋」の鎌倉から吉祥寺へと舞台を変え、キョンキョンが同世代の山口智子へ、中井貴一が阿部サダヲへ、坂口憲二が藤木直人へコンバート。
徳永と山下リオの変人ぶりも楽しい。
「問題のあるレストラン」を思わせる、ある意味シビアな設定なのだが、「最後から…」がそうであったように、深刻なメンタル危機にはつかず離れずのまま進んでいくだろう。
追記
長い間わだかまっていたのだが、山口智子と仲村トオルは芝居が同じだと思う。
私は「ゴーイング マイ ホーム」とロンバケしか見ていないのであるが、やはり上にも書いたとおり、山口智子のあの演技は、仲村トオルと同根なんだと思う。
まとめ
驚いたことに、評判はわりと悪かったのだな。
「最後から二番目の恋」の何があんなに人気だったというのか。
上に書いたように登場人物の配置も、舞台となる街の使い方もほぼ同じだが、「壊れた人の再生がテーマ」と見せて、これは恋愛に不向きな人間が恋に落ちるスクリューボールコメディを複数投入するという、荒唐無稽とも思える実験的な荒技だった(「最後から…」は主役二人を描くオーソドックスなものである)。
よほど自信がなければこんな脚本は書けないだろう。
主役と狂言回しを兼ねた阿部サダヲは力を出しきっていたと思う。
心がポキッとねのあらすじ
小島春太はアンティーク家具店で家具の修理を担当している40歳。以前勤めていた大手企業を突然退社し、仕事も家庭も失い、ホームレス生活に明け暮れていた。そんな中、春太はアンティーク家具店のオーナー・大竹心に拾われて再起を図る。
心がポキッとねを観るには?
心がポキッとね キャスト
小島 春太(「リオ ボニート」の家具修理担当) – 阿部サダヲ
葉山 みやこ(ストーカー気質の女) – 水原希子
大竹 心(「リオ ボニート」オーナー) – 藤木直人
鴨田 静(空間デザイナー) – 山口智子
■アンティーク家具店「リオ ボニート」関係者
糸山 扶美(世話好きな店員) – 徳永えり
富田 涼(チャラ男で能天気な店員) – 永瀬匡
庄司 加代子(やる気がないパート店員) – 池津祥子
■その他
牧野 江里子(みやこの元彼に想いを寄せている女) – 山下リオ
白神(カウンセラー) – 山西惇
葉山 みやこ(ストーカー気質の女) – 水原希子
大竹 心(「リオ ボニート」オーナー) – 藤木直人
鴨田 静(空間デザイナー) – 山口智子
■アンティーク家具店「リオ ボニート」関係者
糸山 扶美(世話好きな店員) – 徳永えり
富田 涼(チャラ男で能天気な店員) – 永瀬匡
庄司 加代子(やる気がないパート店員) – 池津祥子
■その他
牧野 江里子(みやこの元彼に想いを寄せている女) – 山下リオ
白神(カウンセラー) – 山西惇

