2026年のドラマ

おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-

資料調査課は本当に「コメ」と呼ばれているそうで、結局、ただそれだけのドラマである。
2026年のドラマ

パンダより恋が苦手な私たち

変人の動物行動学者、レジェンドモデルとの出会いで、ヒロインのどんよりしていた日常が急に泡立ちはじめる、といういかにもラノベ的なプロットだが、適度に開き直った荒唐無稽さは好感がもてる。
2026年のドラマ

顔のない患者-救うか、裁くか-

展開も脚本も雑すぎ、カオナシの台詞もほとんど聞き取れなくて、漫画的な見せ場カットだけでつなぐドラマだが、関テレだからといって猟奇物は安易すぎるんじゃないかと思う。
2026年のドラマ

人は見た目じゃないと思ってた。

「人は見た目が100パーセント」は「見た目のルールを知らないと損をする」というサバイバルを描いたが、本作は「見た目は中身を裏切らないためのツール」というポジティブな再評価を描こうとしている。
2026年のドラマ

探偵さん、リュック開いてますよ

誠に良いロケーションに思わず惹かれるが、長野県上田の別所温泉らしい。面白くなるのかはまだわからず、正直、第1話は微妙だった。30分枠だといいのに。
ドラマ

さよなら、小津先生

なぜ田村が私立高校の臨教になったのかを示す回想シーンが、なぜかいやに重い。2回目以降、普通の学園ものになるような気もするが、初回の密度は、一見の価値がある。
2026年のドラマ

俺たちバッドバーバーズ

中島歩主演とは、完全に裏をかかれた。前からずっと気になっていたのだ。最初からもうずっと面白すぎる。
2026年のドラマ

夫に間違いありません

「死んだはずの夫が帰ってきたが、すでに保険金を遣ってしまったので死んだことにしておく」という、もっともらしくもあるが実際にはありそうもない話は、いかにも関テレらしい。
2026年のドラマ

テミスの不確かな法廷

かつては否定されていたASDとADHDの併存は今では珍しくない。松ケンはかなり研究して演じている。自分の特性を意図して武器するのではなく、ギリギリのところで破綻を踏みとどまっている危うい主人公である。
2026年のドラマ

雪煙チェイス

結局、ただのスキー場のPR映画のようなドラマで、前後編の長尺で時間の無駄以外のもの何ものでもないし、小林涼子ファンにも納得のいかないドラマだった。
ドラマ

告白の代価

極刑確実の囚人が偽の自白を売る(取引条件にする)というのはかなりユニークで、脚本がよく練られている。自白が偽のものだとすると真犯人は一体誰なのかというミステリにもなる。
2010年の映画

悪魔を見た

「悪魔」とは言うまでもなくミンスクのことだが、ビョンホンもまた悪魔に堕ち、そのヴィランぶりにスッキリしていた観客もまた悪魔になっていく仕掛け。ミンスクとビョンホンを北と南に重ねる向きもあるらしい。
映画

2012

エメリッヒはデビュー作からして地球滅亡物で、地球クラッシャーの別名をもつが、「インディペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロウ」「GODZILLA」などに続いて本作で地球を壊滅させた。
映画

バレリーナ

画面はスタイリッシュだし、アクションシーンにはセンスを感じるが、プロットはいやに浅い。「お前は一体誰なんだ?」と聞かれて、「バレリーナ」と答える、というクライマックスから逆算したような筋書きである。
映画

あなたが殺した

日本版ドラマは高畑淳子が演じた怪しい中国人社長が記憶に残ったが、本作では無敵すぎるイ・ムセンが演じており、ドキドキ度は薄い。とはいえ、小心者のイ・ユミが余計なことばかりするので、二人は窮地に陥りっぱなしである。
ドラマ

深夜にようこそ

山田太一特有の理屈っぽいメンドクサイ若者が同窓だった松本伊代に告白するも振られ、精神的バランスを取り戻すために長身でソバージュの名取祐子を「征服しなければならない」と不穏なことを口走る。
映画

大洪水

やはりSF設定の部分は説明不足が多く、納得いかない感が残ってしまった。「静かなる海」もそうだったが、韓国のSF映画はどこか暴走気味のような気がする。
映画

(r)adius ラディウス

秀逸なアイディア一発の低予算映画。プロットもシンプルきわまりなく、「主人公たちの能力はどこからきたのか」「彼らがなくした記憶とは何か」という二つのポイントしかない。
映画

アス

ラストには予想のつくどんでん返しがあり、単純なハッピーエンドではない。なんでも物欲で生活をハッピーにするスノッブぶりがほほえましいヒロインの夫が、最後まで頼りないのがいい。
2022年の映画

NOPE/ノープ

本作はIMAXで撮られた「映画の初源をめぐる物語」である。さらにクリント・イーストウッド的な「西部劇」のテーマ、見ること/見られることのテーマ、「未知との遭遇」などへのオマージュなど盛り沢山。